オッセオインテグレーション・インプラントが日本に導入され、この間世界的に多くのインプラントが開発され、また改良されてきました。そして現在においては、インプラントの長期的な予後に関して、もはや疑う余地はなく、より審美的、機能的、そして安全かつ簡便な術式が行われるようになってきたと同時に、近年インプラント治療によるトラブルも増加し、インプラント偶発事故やインプラント周囲炎などの問題がクローズアップされるようになってきております。

　インプラント治療は一旦治療が終了したら終わりではなく、経年的な患者様の生体変化(エイジング)に応じた治療計画の立案と、インプラントを長期安定させるためのインプラントメンテナンス方法の確立が重要になります。本講演会では歯科医師と衛生士それぞれの立場で考察いただき、インプラント治療の真の治療計画の立案と、インプラント治療を院内スタッフとともに行うチーム医療について改めて考え実践することにより、患者様のQOL向上に大きく寄与するものと考えております。

※本セミナーは開催中止となりました。