掲載のご案内

第36回 アレキサンダー研究会例会 WEBセミナー ”早期治療について考える”

概要

開催の意義と趣旨:              
最近、乳歯列で矯正治療を薦められているがどうしたらよいかという相談をよく受ける。「矯正治療をいつ始めるか?」ということは矯正界における永遠のテーマであるが、特に小児時期での開始時期はさらに様々な要因が関係するので、大変難しい。

たった1日のセミナーを受講しただけで、市販のファンクショナルアプラインスを用いて安易な矯正治療を行ったために、様々な弊害がもたらされていることも耳にする。文献的には早期治療の効果について、否定的な意見も多い中、早期治療についてもう一度考えてみたい。

今回は早期治療について早期治療のエキスパートである2名の先生をお迎えして、日ごろ疑問に思っていることをたっぷり伺い、早期治療の必要性、重要性について討論したい。
橋場千織(アレキサンダー研究会橋場千織(アレキサンダー研究会 学術,講演担当責任者)
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第36回 アレキサンダー研究会例会
WEBセミナー
【特別講演】
テーマ  "早期治療について考える"

カノミ矯正・小児歯科クリニック
嘉ノ海 龍三 先生「早期の矯正治療について」


イシタニ小児・矯正歯科クリニック
石谷 徳人 先生「責任ある早期治療を実践するために−小児歯科医から見た視点と注意点 −」


はしば矯正歯科
橋場 千織 先生(コーディネーター兼任)「早期治療を考える」


メインコーディネーター
小川矯正歯科 小川 晴也 先生


※多少の時間変更が生じる可能性がございます。 ご了承ください。
■配信終了後、1ヶ月間アーカイブ配信を視聴することが可能です。
■配信中は質問を専用チャットにて受け付けております。
※全ての質問に回答ができない場合がございます。予めこ了承ください。

【参加費】表示価格は全て税込価格です・
会員
¥10,000
非会員
¥15,000
アカデミック
¥10,000

セミナー申し込みはこちら


パネリスト(コーディネーター兼任):橋場千織先生(はしば矯正歯科院長)東京都 世田谷区
講演タイトル:早期治療を考える
講演内容:
早期治療については、文献的には効果がないという論調が多いが、果たして本当にそうなのか?という臨床医ならではの疑問を持っている。
早期治療の必要性について、
1 いつ始めるべきか?
2 どこまで治すのか?
3 早期治療の目標をどのように設定するのか?
4 早期治療によって形態や成長発育に影響を与えられるのか?
について検討を加えたい。

すなわち、
・ハイアングルを減少させることが出来るのか?
・下顎枝が短いのを長く成長させることはできるのか?
・ゴニアルアングルを減少させることはできるのか?
などDNAという先天的因子に後天的因子は対抗できるのかという興味について、シンポジウムにて問題提起を行う予定である。


講演2
パネリスト:石谷徳人先生(イシタニ小児・矯正歯科クリニック院長)鹿児島県姶良
講演タイトル:責任ある早期治療を実践するために −小児歯科医から見た視点と注意点−

講演内容:
小児の歯列・咬合異常に対して、矯正歯科医から地域のかかりつけ歯科医、そして我々小児歯科医の多くが早期咬合治療いわゆる早期治療を行なっている。地域の歯科医院において責任ある早期治療が実践され、望ましい結果が提供されるのであれば、患者にとって大変幸せなことである。

しかし近年、海外の学術論文や国内の学術団体の中で上顎前突の早期治療における否定的見解が示され、早期治療のトラブル事例がマスコミ等でも取り上げられるようになった。これらの見解や事例があらゆる早期治療にまで否定的な印象を与えているのは大変残念であるが、同時に問題であるのは、一部の歯科医が安易な解釈によってストーリーのない早期治療を行っていることによって、早期治療の否定的見解をさらに後押ししているということである。

早期治療によって顎顔面の成長発育を正しく誘導し、機能的かつ審美的で安定した永久歯列咬合に導くことは、小児歯科医療の向上にとっても必要不可欠であると考えている。我々が“責任ある”早期治療を実践し続けるためには、安易な手法に流されず、基本的なプロセスを大切にした臨床を地道に積みかさねていくことが重要となる。
本講演では、責任ある早期治療を行うための基本的な視点と注意点について一緒に考えてみたいと思う。


講演3
パネリスト:嘉ノ海 龍三先生(医療法人社団 カノミ矯正歯科クリニック理事長・院長)兵庫県姫路市
講演タイトル:小児期からの歯列矯正―診断と治療について
講演内容:
理想的な歯列や咬合を得るには、矯正歯科はなくてはならない医療技術であることは言うまでもありません。最近では、顎変形手術の発達のお蔭で、著しく乱れているⅡ級やⅢ級、極端な開咬や過蓋に至るまで、治せない症例は少なくなってきたように感じています。しかしながら、機能的な面に目を向けるといかに美しく形態の修正が行われても、機能が賦活しない限りにおいては、時の経過とともに少しずつ形態が変化していくようにも見えることを経験します。

では一体どのような歯列が、術後の変化が著しいのでしょうか?
後戻りし易い症例とは:
1. 開咬症例
2. 上顎狭窄歯列
3. Ⅲ級傾向のある症例
4. Ⅱ級で鼻閉などにより口呼吸をしている患者
5. 多発性齲蝕(カリエスアクティビティ)が高い患者
6. 若年性歯周病や多発性歯周疾患の患者
7. ブラキシズムや顎関節症の症状を示す患者
以上のような症例を経験される方も多いのではないのでしょうか?

では、これらの症例は何故後戻りしていくのでしょうか?一般的には、形態の変化に機能がついてこられなかったと言う事になりますが、では何故機能が習得できなかったのでしょうか?形態を変えれば、機能はすぐに習得できるものなのでしょうか?(ここでいう機能と言うのは、口腔習癖や態癖、呼吸、発音を含めたものです)
小児期からの成長を考えれば、機能と形態は互いに影響しながら発達していくのだと考えられますが、場合によっては、機能不全が形態に影響を与えている症例も診ることがあります(例:鼻咽腔閉鎖=アデノイド顔貌)(舌突出癖=開咬)(指しゃぶり=上顎狭窄歯列)。これらの症例の形態を変えたからと言って機能が習得できるものなのでしょうか?小児期からの機能と形態の相互に是正していくことが、咬合の長
期安定につながるのではないのでしょうか?

今回は、与えられた貴重な時間に皆様と一緒に考えて、小児期からの矯正がどのようにあるべきなのか考えていきたいと思います。

日時

2021年10月10日(日) 13:00 - 19:00

開催地域

オンライン開催

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