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北條 弘明

重度骨欠損のある前歯欠損部をインプラントで補綴した1症例

前歯部に重度骨欠損を生じた症例にインプラントにて補綴を行った1症例。(1~3)シバートの分類でClass3の頬舌的に骨が垂直的になくなっている症例であったために、GBRを行った後に6カ月待ちリエントリーした。マテリアルとしてはバイオオス、バイオガイドを用いた。(4~7)埋入時に頬側に2mmの骨幅を確保したかったのでさらにGBRを行った。補綴時、アクセスホールが切縁に近かったことが反省されるが審美的には患者の満足を得ることができた。(8~10)

骨欠損が大きいこのような症例を行う上で重要なのは「欲張りすぎない」ことと筆者は考えている。私はインプラント治療を行う場合、1つ1つ確実にステップを積み上げ、時間がかかっても安全確実に治療を行っている。

この症例へのコメント

  • Doctorbookユーザ(ID:3481)

    素晴らしい症例をありがとうございます。
    丁寧な一つ一つのステップがよくわかりました。
    ぜひCT画像も見せていただきたいです。

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