松浦徹

予後の不透明な第二大臼歯に対し自家歯牙移植を行った一症例

52歳女性
下顎左側大臼歯部の強い冷水痛を主訴に来院。#37はSymptomatic irreversible pulpitis(症候性不可逆性歯髄炎)と診断。
当該歯に根管治療を施し保存することもできるが、遠心は歯髄炎の原因となった根中央部付近に及ぶcariesがあり、予後は不透明と思われた。そのため#38を自家歯牙移植する治療方針とした。術直後は縫合糸による固定を行い、4日後に抜糸。軽度動揺が残存していたため、マルチストランドワイヤーで隣在歯とflexibleに固定を2週間ほど継続。根管治療はアクセスをできるだけ小さくし、根管充填後、即日で築造とコンポジットレジン修復を行った。
まだ術後3カ月と経過は短いが、動揺は生理的範囲内。軽圧のprobingに対しポケットは正常値でBOPもない。デンタルでも骨の再生傾向を認める。今後も注意深く予後を観察する予定。

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