歯科治療は他の医療に比べ、患者様に生活スタイルを変更してもらうことが難しい面があります。大病を患ったときとは違い、仕事を休んで歯科治療に専念していただくことはお願いしづらいのではないのでしょうか。
いかに患者さんの生活のリズムを崩さず、且つ学術的なエビデンスを逸脱せずに患者さんの満足する治療をするにはどうしたらいいのか?
大久保将哉先生によるプレゼンテーションでは、 一つのインプラント症例を用いて、患者さんの要求とどう向き合うのか詳しく解説していただきました。
キーワード:フェノタイプ 歯槽堤 QOL デシジョンツリー スクリューリテイン チタン ジルコニア 軟組織移植
エピソード
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治療を行うにあたって、患者のQOL(Quality of life)を全て満たすのはとても難しいです。 いかにいい治療をしても、いかにいい最終ゴールであっても、インプラント治療経過に不満のある患者様を幾度も見てきた経験があるのではないでしょうか? #1では、一つのインプラント症例を挙げて抜歯後のインプラント埋入の時期の検討から始まり、患者の要求を鵜呑みにするわけではなく、エビデンスから逸脱しないよう術者として治療の提案をしていく具体例を示してくださっています。再生する
再生時間 11:33
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#2では引き続き、インプラント症例のお話です。 インプラントの固定法、インプラントスクリューの置き方や審美領域における軟組織移植追加のポイントも解説いただきました。実際の動画も用いてかなり詳しくインプラント症例を追随することができます。 患者様の要求は、私たちのエビデンスとは別に関係ないと思っても良い。けれど患者様の期待に応えていくのも、歯科医のもう一つの役割だと大久保先生は仰います。 患者様のQOL(Quality of life)を考慮しながら歯科治療をするために大切なことを、プレゼンテーションで示してくださいました。「患者様の期待値がいかに高いか」というのを示した症例でもあります。再生する
再生時間 17:57
レビュー
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5.0
患者のQOLを考慮しながら歯科治療をするためにはどうしたらいいのか
インプラント以外の治療にも通づる大切なことだと再認識しました。エビデンスの重要性や、手技の動画も分かりやすかったです。
ぜひ参考にさせていただきます。
2021/08/13 -
5.0
とても分かりやすい説明でした。
エビデンスの重要性は十分に理解していましたが、それぞれの患者様の社会的背景を考え、
その人にあった治療法の提案が大切になる事を再確認しました。
プロビジョナルをベニア形成し、CRにてシェード及び形態を整え、最終補綴の指針になる審美的なプロビジョナルを作成されているのにも驚きました。
私も同じ様な患者様がいらっしゃった際には、最終補綴に移行するまでの患者様のQOLを下げないようなインプラント治療を実践してみようと思いました。2021/08/05
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