上顎前歯部の1歯欠損補綴では、その機能回復だけでなく審美性の改善や獲得にも主眼が置かれています。
しかし上顎前歯部・唇側骨の厚みは0.6mmとも言われ、その薄さや抜歯に至る感染や外科的侵襲から、結果的に周囲骨量や軟組織量の不足が余儀なくされ、骨移植や軟組織の増大といった高度で複雑な術式が、そのリスクと共に要求されます。
これらのことから、インプラント治療が第一選択肢として確立されている訳ではありません。
一方、従来のブリッジ法は、隣接歯のエナメル質の70%にも及ぶ削除が余儀なくされ、オールセラミックではその削除量から歯髄への影響が懸念されています。
さらに支台歯への負担過重も強いる事になり、その生存率は5年以内では95%を超えるものの、15年ではその3分の1が再治療になるとも報告されています。
接着ブリッジ法は、健全エナメル質の温存が出来、接着技法の向上により低侵襲な治療法ですが、脱離の問題等含め、欠損部周囲組織の陥凹に対する審美的改善含めた詳細な臨床報告は少ないのが現状です。
そこで今回、前歯部欠損補綴での選択枝の中で、インプラントとブリッジの治療法を踏まえ、接着性ブリッジを提示し、その術式・審美性・予後等検について1から判りやすく解説・説明を加えます。
※2022年1月7日にLIVE配信されたクリニカル・カンファレンスの講義内容となります。
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