# GPbible:ダイレクトボンディング@上顎前歯
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術前
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浸潤麻酔
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            Process刺入部を乾燥・消毒し、表面麻酔を塗布。針をゆっくり刺入し、疼痛を抑えながら少量ずつ注入する。徐々に深部まで薬液を浸透させ、必要量を注入して効果を確認する。 
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            Point麻酔時は刺入圧に注意し、同部位へ繰り返し刺入しないことが大切。薬液は少量ずつゆっくり注入し、患者の不快感を最小限に。ラバーダム装着前の浸潤麻酔は十分に効かせ、疼痛が生じやすい処置は走行確認後に行い、安全かつ快適な治療を実現する。 
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ラバーダム装着
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            Processクランプを試適して適合を確認し、装着後にフレームを取り付ける。ラバーダムから歯肉が露出しないよう調整し、確実な固定と視野確保で安全かつ効率的な処置を可能にする。最後に患歯へフロスを巻いておく。 
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            Point前歯は8つ穴を事前に開けておくと視野が確保しやすい。患歯にはクランプをかけず、歯間離開器を装着するスペースを確保する。フロスは圧排効果もあるため、太めのものを用いると良い。 
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う蝕除去
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            Process以前のCRを除去し、隣接面にカリエスがある場合は片側の窩洞形成を先に行い視野を確保、切削量を最小化する。う蝕除去後はサンドブラストとエアスケーラーで窩洞と周囲を処理し、確実な接着環境を整える。 
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            Pointバーは小さいものを選択し、歯間離開を併用することで最小限の切削量で処置できる。さらにシャンクが長いバーを用いると、ミラーでの視野が確保され操作性も向上する。 
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前処理
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            Processエッチングは必ずマージン部まで行き渡るように施し、水洗を十分に行う。ボンディングは細部まで浸透していることを確認しながらエアブローで均一化し、その後確光照射を複数方向から行う。 
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            Point窩洞形成が口蓋側からでも、エッチングは唇側からもしっかり行う。ボンディングは細部に筆を用いて塗布することで全体に確実に行き渡り、接着強度を高めることができる。 
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充填
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            Process歯間離開を維持した状態で積層充填を行い、細部はリーマーを用いて賦形する。隣接部は表面張力を活かし、自然な歯牙の隣接関係を再現することで機能的かつ審美的な修復を実現する。 
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            Point充填時は隣接面などに細いチップを用いると精度が高まる。複数の角度から確認し形態を整えてから光照射を行い、発育葉を意識して賦形することで自然な形態と機能性を再現する。 
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研磨
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            Process歯間離開器を外した状態で隣接面を確認する。隣接面や充填周囲はメスで成形し、フロスで接触状態を確認。その後、歯科接着・充填材料用の表面硬化保護材を塗布し、未重合層を確実に処理する。 
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            Pointメスを用いることでレジンを選択的に成形でき、精度の高い形態付与が可能となる。さらにラバーダムを装着しておくことで、メス操作時の歯肉損傷が予防され、安全性が高まる。 
 
       
  