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2024年12月23日(月) 公開
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自家歯牙移植の最大の魅力は歯根膜の力を活用できることである。
歯根膜には再生機能に加えて、恒常性維持機能、感覚機能、支持機能、栄養機能がある。
骨芽細胞、セメント芽細胞をはじめ多くの間葉系幹細胞を有し、歯周組織を再生する力を持つ。
歯周病の進行により高度に歯周組織が失われた部位に自家歯牙移植を行うことで、歯根膜の力を利用して歯周組織を再生することが可能である。
ドナーが非機能歯や隣在歯に問題を起こしている歯であれば、その価値はさらに高い。
一⽅で非機能歯をドナーとする際の難しさは、その歯に機能圧が掛かっておらず動揺がないことが多く、歯根形態によっては抜歯操作時に歯根膜を傷つけるリスクがあることにある。
そのようなことが懸念されるドナー歯に対しては、私はジグリング力をかけるような術前矯正を行なっている。
その際のポイントについてもお伝えしたい。

症例を通じて自家歯牙移植の選択基準、長期経過など、自家歯牙移植の魅力と可能性をお伝えしたい。


国際外傷コングレス - 外傷・保存治療・歯髄温存・移植・デジタルの今を知る
年1回行われる特定の診療領域に特化したプログラム「Doctorbook オンラインコングレス」の第4弾。
今回は、「外傷・保存治療・歯髄温存・歯牙移植・デジタル」をテーマに、最前線で活躍する先生方よりご講演いただきます。

歯の保存
に特化した内容となっており、治療計画の立案能力の向上や、症例に応じた適切な治療法の選択眼を養うことができます。また、最新の治療トレンドやDXによる技術革新についての情報も得られる貴重な機会となっています。
講演動画は週1回のペースで公開いたしますので、ぜひご視聴ください。
講演一覧はこちら

※2024年7月12日~15日に開催されました「第22回国際外傷歯学会世界大会(WCDT2024)」の講演内容です。
共催:日本自家歯牙移植・外傷歯学研究会

エピソード

  • 自家歯牙移植の最大の魅力は歯根膜の力を活用できることである。歯根膜には再生機能に加えて、恒常性維持機能、感覚機能、支持機能、栄養機能がある。 骨芽細胞、セメント芽細胞をはじめ多くの間葉系幹細胞を有し、歯周組織を再生する力を持つ。 歯周病の進行により高度に歯周組織が失われた部位に自家歯牙移植を行うことで、歯根膜の力を利用して歯周組織を再生することが可能である。 症例を通じて自家歯牙移植の選択基準、長期経過など、自家歯牙移植の魅力と可能性をお伝えしたい。
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    再生時間 49:29

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