本動画では、笹田雄也先生が、口腔内スキャナー(IOS)による咬合採得と補綴精度向上について、最新のエビデンスに基づき解説しています。
IOSは複数の画像を「スティッチング」してデータを構築するため、撮影距離が長くなるほど誤差が蓄積しやすいという特性があることが基本原則として示されます。
中心咬合位の取得では、従来の「完全閉口」よりも、わずかに開口した状態のほうが再現性が高いという研究報告が紹介され、リーフゲージ併用による実践的手法が提示されています。補綴精度を高めるためには、部分スキャンとフルスキャンの適切な使い分け、欠損量に応じたスキャン範囲の選択、バイトスキャンで「正中を越えない」こと、さらに強い咬合力で噛んでもらうほうが再現性が高いことが重要であると説明されています。
また、インプラント補綴ではスキャンボディの沈下を防ぐため、アバットメントと同じ材質・同じトルクで撮影することが推奨されます。大きな欠損やUターン欠損ではランドマーク不足による誤差増大にも注意が必要です。
最後に、技工士と常に一定条件でデータを共有することが、補綴精度を安定させる鍵になるとまとめられています。
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【トークテーマ】
咬合調整の少ない補綴物を製作するためにはどうスキャンしたらいいの?
【ゲスト】
福岡天神ささだ歯科 院長
笹田雄也先生
【出演】
マイスター春日歯科クリニック
遠山 敏成 先生
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