教育・経営セッション:止血せよ!人材不足時代のパラダイムシフト
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- 5,500円〜(税込) (D+会員 4,400円〜(税込))
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2020年における歯科医院の働き方改革
2019年4月1日より、働き方改革関連法案の一部が施行され、『働き方改革』は企業だけではなく、我々歯科医院にとっても重要な経営課題のひとつとして認知されつつある。近年、「生産年齢人口の減少」による人材採用難は多くの歯科医院で大きな課題になりつつあるが、課題はそれだけにとどまらない。教育制度、評価制度、キャリアプラン、労働関連制度、AI・デジタル化による生産性向上、高齢者・障害者・外国人等の雇用等、我々はさまざまな課題に直面している。これらの課題を丁寧に解決していかなければ、人材の流出(出血)は止められない。採用(輸血)が困難になりつつある昨今、これまでの経営パラダイムを急速に転換しなければならないのである。今回は歯科医院としての「働き方改革」の事例と、未来に向けてどのような取組が必要になってくるのか、皆さんと一緒に考えていきたい。
・2030年に向けて取り組むべきこと:武知幸久先生
厚生労働省の定義によれば『働き方改革』とは、「働く人々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で『選択』できるようにするための改革」とある。この改革を推進するためには、制度改革、生産性向上や従業員満足度向上を実現する必要がある。こうしたことが実現できる環境づくりについて問題提起し、現在の取組と今後の展望をお伝えしたい。
・実質離職率0%への取り組み:立浪康晴先生
若い人材の採用が非常に厳しくなってきている。特に地方都市の医院様からの採用に関する苦労話はよく耳にする。当院では、2017年に思い切った働き方改革を実践したところ、実質離職率が0%となった上に優秀な人材がどんどん集まるようになってきた。結婚後、出産後も安心して長く働ける職場づくりを目指す当院の取り組みについてお話しする。
・今だから学ぶ 人材育成の基本:栗林研治先生
今後、雇用が厳しくなるのが予測される。人材育成の考え方があれば、雇用もしやすくなり、退職率も減り、復職の確率も上がる。経営の本質は、人材育成にあると考えている。人材育成の基本を中学生でもわかるようにわかりやすく簡単にお伝えしていく。
・事業継承と労務管理・失敗を踏まえて:和田匡史先生
事業継承医院は小規模な医院も多い。私自身も継承時に就業規則や労務管理法規の不勉強を痛感したことがある。継承ならではの難しさも経験したが、労務管理や人事面での知識不足が原因のひとつだったと考えている。求人採用が厳しさを増すなか、継承時も含めた労務トラブルは回避するためのエッセンスをお話しする。
※本動画は2020年3月15日に開催されたMID-G総会のLIVE配信を編集したものです。
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