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2023年12月19日(火) 公開

歯科領域のエビデンス

価格
8,800円〜(税込) (D+会員 7,040円〜(税込))
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1% (通常:80pt〜 D+会員:64pt〜)
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    • 00:32 〜 自己紹介
    • 03:44 〜 本日のトピックス
    • 04:30 〜 1.イートロスとは~「食べるを支える重要性」~
    • 09:31 〜 軽度心身不調とヘルスケア介入の関係
    • 11:16 〜 【論文】
    • 13:01 〜 嚥下評価関係の点数
    • 14:46 〜 「食べる」の評価 簡易スクリーニング候補
    • 17:41 〜 「食べる」ためのかんたんチェックシート
    • 19:11 〜 嚥下調整食コード分類
    • 21:38 〜 食べられない状態を引き起こす諸問題例
    • 24:37 〜 老々介護によるとろみ付けの実際
    • 27:17 〜 医市連携例
    • 29:05 〜 2.歯科領域のエビデンス
    • 29:12 〜 1)全身疾患とお口のエビデンス
    • 30:04 〜 高血圧
    • 30:39 〜 糖尿病
    • 32:21 〜 脂質異常症
    • 33:14 〜 2)歯科関連のエビデンス a.口腔ケア関連
    • 33:29 〜 【論文】
    • 34:59 〜 口腔ケアと術後合併症の予防
    • 39:34 〜 歯科治療前の洗口剤の使用
    • 40:37 〜 b.オーラルフレイル関連
    • 40:39 〜 口腔機能低下症関連
    • 43:10 〜 舌圧関連
    • 45:15 〜 咬合・補綴関連
    • 46:22 〜 栄養関連
    • 50:52 〜 高齢者のBMI低下の関連因子
    • 51:40 〜 c.口腔細菌関連
    • 51:42 〜 【論文】
    • 53:21 〜 歯周疾患が関連する全身疾患 
    • 54:03 〜 口臭(硫化水素)と口腔内最近との関係
    • 55:35 〜 加齢に伴う慢性炎症と各年齢軍群おける総死亡率の関連
    • 56:30 〜 d.誤嚥性肺炎関連
    • 57:55 〜 誤嚥性肺臓炎と誤嚥性肺炎の違い
    • 59:10 〜 誤嚥性肺炎の投薬
    • 01:01:21 〜 誤嚥性肺炎低下に半夏厚朴湯が効果的
    • 01:01:40 〜 理学療法と誤嚥性肺炎
    • 01:02:06 〜 誤嚥性肺炎時の対応
    • 01:03:38 〜 e.認知症関連
    • 01:03:49 〜 認知症関連
    • 01:06:25 〜 その他
    • 01:06:32 〜 より良い終末期に向けたお願い
    • 01:09:22 〜 診断力VS.主治医力
    • 01:12:01 〜 権限移譲
    • 01:14:59 〜 ACP
    • 01:15:34 〜 医市連携のための取り組み例
    • 01:19:19 〜 日本口腔医学会
    • 01:19:54 〜 まとめ
    • 01:20:29 〜 Q1.糖尿病と舌痛症は関係がありますか?
    • 01:21:20 〜 Q2.多数の服薬は舌痛症や口腔内乾燥症の原因となりますが他科や薬剤師との連携は?
  • *2023年6月7日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。


    今回は、歯科領域のエビデンスについて、東京大学院医学系研究科イートロス医学講座特任准教授の米永一理先生にご講演いただきました。
    緒言として、以下の3点を述べられています。
    ・医科歯科連携・多職種連携が進み、歯科医療職の活躍の場が広くなってきた。
    ・多職種連携の先にある、医市連携を加味した歯科診療を行える必要がある。
    ・歯科領域に関するエビデンスを紹介し、根拠を持って明日からの診療に生かせる知識をまとめる。

    まず、イートロスとは~「食べるを支える重要性」~についてです。
    イートロスとは、食べられない状態が続くこと。
    歯科領域では低栄養になる前、イートロスの段階での介入が重要です。
    フレイル・イートロスの関係図については動画内でご確認ください。
    内閣府バイオ戦略2020においても、軽度心身不調・未病の段階での介入が求められています。
    歯科領域で算定できる嚥下評価関係の点数についても解説されているので、ぜひ参考にしてください。

    「食べる」には咀嚼、姿勢、呼吸状態が強く関係しますが、実際に臨床ではどのように評価しているのでしょうか。
    ・「食べる」の評価の簡易スクリーニング候補
    ・「食べる」ためのかんたんチェックシート
    ・嚥下調整食コード分類
    ・食べられない状態を引き起こす諸問題例
    ・老々介護によるとろみ付けの実際
    ・医市連携例
    先生は、口腔機能だけを診るのではなく、患者の背景を読むことを大切にされ推奨されています。
    詳しいスクリーニングの方法は、動画内でご確認いただけます。

    次に、歯科領域のエビデンスについてです。
    ここでは、医科からみたお口のエビデンスを解説してくださっています。
    口腔ケアにより予防できる疾患が多くあることがおわかりいただけます。
    口腔機能低下症の発見よりもオーラルフレイルを見つけることが先決です。
    そこで、活躍できるのは我々歯科医師であり、医科歯科の連携が欠かせません。
    しかし、医科から求められるものと、歯科の情報が不十分なものがあるのが現状です。
    例えば、肺炎と誤嚥性肺炎の見分けは非常に難しいです。
    誤嚥性肺臓炎と誤嚥性肺炎も異なります。
    私たち歯科医師が知っておくべき情報やポイントを紹介してくださっています。

    認知症においては、まだまだ歯科治療を十分に受けられていない現状があるそうです。
    より良い終末期のお願いとして、歯科医の介入方法を紹介してくださっています。
    75歳を過ぎると、要介護に移行する可能性を考慮し、予め連携を開始しておきましょう。
    先生は、医科歯科の連携の前に、歯科歯科の連携をしっかりとっておく必要があるとおっしゃっています。

    私たち歯科医師の仕事は華やかなものばかりではありません。
    泥臭い仕事がほとんどです。
    主治医として、病気だけでなく、人生を診ることのできる医師。
    大切なのは、患者の人生であって、治療そのものではないとおっしゃっています。
    最後に治療のプロセスをまとめてくださいました。

    Q&Aについてご回答いただきましたので、最後までご覧ください。

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