歯科衛生士が知っておきたい デジタルの院内活用術
-
*2024年1月21日に開催された「8th Greater Nagoya Dental Meeting」DHセッションの講演内容です。
Greater Nagoya Dental Meeting は「名古屋から世界へ」のスローガンを掲げ、2017年から始まりました。
2024年1月21日に開催された「8th Greater Nagoya Dental Meeting」では、300名以上の方が参加し、大変な盛会となりました。
次回は2025年1月19日の開催予定となります。皆さまのご参加をお待ちしております。
HPはこちら
歯科医師の安藤先生と歯科衛生士の橋本先生による「院内でのデジタル活用」についてのプレゼンテーションです。
安藤先生は、今後の歯科業界は人手不足もありオペレーション化されデジタル化もより一層進み、予防歯科医療の特化型が残るのではないかと予想しています。
臨床では、デジタルデータを元にすでにロボットがインプラントの埋入を可能にし、人よりも精度が高いと言われている時代が来ています。
口腔内スキャナーの登場により、口腔内写真・アルジネート印象が不要になったお陰でコストの削減、感染リスクの低下、患者満足の向上などメリットが増えました。
9枚法の写真データでは分かりにくいことも、デジタルデータでは3Dで可視化できるため、患者説明でも理解してもらいやすくなります。
デジタルデータはインビザラインでも活用でき、顔貌のデータと歯並びを重ね合わせて患者様に変化を見せることも可能です。
睡眠障害を起こしている患者様にも、デジタルを使うことで、気道狭窄の広がりの変化を見せてコミュニケーションに活かすこともできます。
また、医科歯科連携の場面ではデジタルを活かすことで、相互理解がしやすくなるでしょう。
デジタルデータの活用は、インビザライン治療や顔貌データの分析にも及び、患者様の治療前後の変化を直感的に理解してもらえるようになります。
フェイススキャンで撮影した患者様の顔貌に、審美治療のビフォー・アフターを画像化してデジタルデータ上で見せるこができるので変化後のイメージがつきやすくなります。
治療のゴールが可視化できることで患者様にとっても動機づけになります。
後半では橋本先生から、デジタル化が歯科衛生士の業務にどのように役立っているかを紹介いただきます。
過去・現在・未来の検査データを一目で比較できることが、患者様の理解促進と治療への積極的な参加を後押ししています。
視覚的データを利用した患者教育の効果や、Instagram、LINEを通じた情報発信、業務連絡の便利さもこのデジタル化の波に乗っています。
そしてデジタル化は院内をペーパーレス化することで、紙カルテや院内ポスターが不要になり、デジタルのメリットを実感しているそうです。
この動画を見ることで、医院のDX化で人手不足の解消と、患者幸福度の高い歯科医療を実現するノウハウを学ぶことができます。
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。