睡眠歯科の臨床エビデンス(ガイドライン、Position Paper、Systematic Review、原著論文の紹介)
- 価格
- 16,500円〜(税込) (D+会員 13,200円〜(税込))
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- 1% (通常:150pt〜 D+会員:120pt〜)
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※本講演は2023年開催の「Sleep Dentistryの真髄を学ぶ 各専門領域からのアプローチ オンラインコース Season2」の一部です※
今回は、EBMに基づいた口腔内装置の有効性について学びます。
まず、Evidence Based Medicineとは何なのでしょう。
この理解し難い用語について動画内で具体的な例を示しながら解説がされています。
質の高い医療を提供するにはEBMがとても重要な意味を持ちます。
最もEBMが高い研究が「メタ分析」です。
このメタ分析を集めたものが「診療ガイドライン」です。
まずは、アメリカの診療ガイドラインについて取り上げます。
ガイドライン上では、閉塞性睡眠時無呼吸患者に対して口腔内装置は推奨される治療の1つです。
ただし、そこにはいくつかの条件があります。
どのような条件があるのかについては動画をご覧ください。
また、最新の診療ガイドラインでは口腔内装置の適応は重症度に関係なく推奨されています。
しかし、口腔内装置による治療を行った場合、様々な副作用が生じます。
歯科医師は、これに対して十分な経過観察や必要な治療ができるようにしなければなりません。
その他にもガイドライン上で推奨されている注意点について動画内でより詳細に解説されているのでぜひご覧ください。
日本における睡眠時無呼吸症に対する診療ガイドラインも世界のガイドラインに則る形になっています。
次にアメリカ睡眠歯科学会のポジションペーパーについて見てみましょう。
当誌では、口腔内装置を用いた場合、「Titration」の重要性について書かれています。
「Titration」とは患者ごとに下顎位を設定したうえで、調整しながら最終的な顎位を決定していくことです。
したがって、装置を渡した後も、調整を行うことが極めて重要です。
それでは、口腔内装置での治療の治療成績について見てみましょう。
着目すべきは、「AHIやESSが改善する」という点です。
また、QOLの向上にも貢献します。
総じて口腔内装置による治療によって良好な結果が得られています。
一方で、副作用の観点ではCPAPとの発生頻度は差はないされています。
最後に様々な報告に目を当ててみましょう。
治療法として確立するには「効果」「治療予測」「長期予後」「副作用」の4つが重要です。
詳細については動画をご覧ください。
先述の4つの要素をクリアにすることで口腔内装置の治療は、さらに高いレベルになるでしょう。
今回はEBMの観点から口腔内装置の有効について学べる動画です。
ぜひ一度ご覧になってみてください。
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