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本講義では、吹上みなみ歯科 院長の相宮秀俊先生より、咬合治療の基礎知識についてご解説をいただきました。
咬合は、歯周病の進行や歯の動揺などに大きく関わる重要な要素です。
しかし、目に見えない“力”が影響しているため、どこから手をつければよいか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
本編では、咬合性外傷と歯周組織の関係、デンタルX線を活用した咬合評価のポイント、さらに顎運動まで踏み込んで考える治療戦略をわかりやすくまとめています。
歯の並びや噛み合わせを整えることが、いかに歯周組織の安定や再生に寄与するかを症例を交えて解説。
患者さんの長期的な歯の健康を守るうえで、炎症コントロールと力のコントロールの両面からのアプローチが欠かせません。
本動画をご覧いただくことで、どのような歯周ポケットや骨欠損でも力のかかり方と清掃性を見直すことで改善を図れる可能性が高まることを実感していただけるはずです。
日頃の臨床で「歯が揺れる」「歯周病が進む」といった状況に直面した際、咬合面に光を当てることで新たな視点や治療の糸口が見つかるでしょう。
▼咬合性外傷を理解する
歯周病を悪化させる要因の一つとして、咬合性外傷があります。
力が過度に加わる状態は、歯肉や歯槽骨へ大きな負担となるため、的確な診断と適切な咬合調整が欠かせません。
▼デンタルX線で観察すべきポイント
歯根膜や歯槽骨の変化は、デンタルX線で確認しやすいポイントです。
炎症や骨吸収、歯周ポケットの状態などを捉え、力のコントロールと清掃性向上を組み合わせた治療方針を立てる重要性が語られます。
▼顎運動から考える治療戦略
ただ歯を並べるだけでは機能的な噛み合わせは得られません。
顎関節や筋肉の動き、さらには補綴計画も踏まえた総合的な調整が必要であり、その実践例や要点が解説されています。
視聴後は、咬合をより身近に感じ、日々の臨床に活かせるアプローチを身につけていただけるでしょう。
ぜひ本編をご覧になり、咬合治療を通して患者さんの歯周組織を長期安定へ導くための新たな視点を手に入れてください。
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