本講義では、吹上みなみ歯科 院長の相宮秀俊先生より、欠損を伴う咬合再構成における矯正治療とインプラントの活用についてご解説をいただきました。
 
▼矯正治療と咬合再構成の基礎
矯正を併用することで、単に欠損部分を補うだけでなく、歯の位置や噛み合わせを根本から整える重要性が語られます。
骨格や顎関節、筋肉の動きに加え、患者さんそれぞれのライフステージを考慮することで、長期的な安定を導くポイントを学べます。
 
▼インプラントとの融合メリット
複雑な症例でも、インプラントを固定源として活用すれば、歯列移動の自由度が格段に広がります。
補綴治療だけでは改善が難しい垂直的な高さや前後的なバランスをコントロールし、将来的な再介入にも対応しやすい設計を構築する方法を紹介。
 
▼多彩な症例から学ぶ実践的アプローチ
実際の症例では、欠損数や歯の傾斜状態、さらに患者さんの全身的リスクや生活背景に応じて治療方針が変わります。
動画内では、それぞれの症例に対し、どのように矯正とインプラントを組み合わせ、補綴設計を最適化していくかを具体的に解説。
より精度の高い治療計画を立てるヒントがつまっています。
 
本編を通じて、矯正治療とインプラントを効果的に組み合わせることで、患者さんのQOL向上と長期安定につながる咬合再構成の要点を体系的に理解していただけるはずです。
ぜひ最後までご覧いただき、明日からの臨床に役立ててみてください。