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【全顎治療の最前線"カッティングエッジ"】
本シリーズは、「Study Group S.A.D.A.」の主宰、貞光謙一郎先生が発起人となり、S.A.D.A.定期WEB例会を通じて実施されるオンラインセミナー企画です。
メンバーとオブザーバー、WEBで参加する先生方より「一口腔」「一歯」単位で行った歯科治療の症例を供覧いただき、ナソロジーの概念を踏まえた生理学的咬合の理論を学んでいきます。
以下の講演形式でお送りいたします。
・教育講演:咬合再構成の基本的な理論を学ぶ講演。
・基調講演:S.A.D.A.のメンバーやオブザーバーによる専門的な講演。
・症例検討:ケースプレゼンを用いた症例ディスカッション。
・症例相談:WEB参加者からの具体的な症例に関する相談。
大阪で技工所Dimeをご開業の歯科技工士、大塚洸輝様をお招きして「フルマウスでのデジタル活用術」について、ご紹介いただきます。
まず、最初に、アナログでの咬合再編成の取り組みをみていただきます。
全顎的にエナメル質が溶けて酸蝕症があり、咬合高径の低下があるケースでした。
咬合診断から、診断用Wax up、クラウンレングスニングや咬合挙上などを行いました。
デジタルの特徴には、視覚化 、重ね合わせ、補正があります。
3つを踏まえた上で、デジタルを用いた、2つの咬合再編成のケースをご紹介いただきます。
1ケース目は、全顎的に補綴が入っている方のやり変えです。
デンチャーが必要なため、セカンドプロビジョナルまではアナログで行っています。
IOSで全額のスキャンを行い、前歯部はシリコン印象を行い、データ上で重ねわせを行いました。
次のケースは、全体的にペリオが進んでおり、上下ともインプラントブリッジの計画となりました。
こちらも、プロビジョナルまではアナログで行いました。
全顎的な治療のため、IOSだけではデータのひずみやズレがでるため、インデックスもアナログで行っています。
本動画では、デジタルのみだけでなく、アナログも活用し製作していく過程を、ご覧いただける内容となっています。
どちらが良いというものではなく、双方の長所を掛け合わせる事で、より高度な診療提供となると思います。
これからフルマウスに取り組む先生方にとって、実践的なヒントが詰まった回となっています。
ぜひご覧ください。
【こんな先生におすすめ】
・フルマウスの咬合再編成に取り組む予定の歯科医師
・デジタルとアナログの使い分けに悩んでいる方
・IOSの限界と補完手段を学びたい中堅〜ベテラン歯科医師
【学べるポイント】
・デジタル印象・シリコン印象・インデックスの使い分け方
・フルマウスにおける補綴精度の担保と再現性の工夫
・リポジショニングや長期的な予後管理のポイント
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