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2026年7月31日(金) 公開

歯科衛生士のためのマイクロスコープSRP〜MICROSCOPE Dental Hygiene work with SRP〜


  • マイクロスコープは、エンドや修復治療だけでなく、歯周治療においても大きな可能性を持つツールです。本講演では、浅草橋クリアデンタルオフィスの関内孝侑先生が、マイクロスコープを活用したSRP(スケーリング・ルートプレーニング)の考え方と実践について解説します。

    講演ではまず、拡大視野だからこそ確認できる修復物マージンの不適合や歯石の付着、歯肉の炎症状態を提示し、「見えること」が診査・診断や治療方針にどのような影響を与えるのかを紹介します。肉眼やルーペでは得られない情報を視認できることで、術前の問題点だけでなく、術後評価や治療結果の検証にも役立つことが示されます。

    続いて、歯周治療におけるマイクロスコープ活用の位置づけを整理し、従来のSRPとの違いや、現在報告されている研究についても触れながら、マイクロスコープを用いたアプローチの特徴を解説します。その上で、歯科衛生士がマイクロスコープを使用する際には、高倍率だけでなく低倍率・中倍率も使い分けながら、口腔内全体を把握する視点が重要であると説明します。

    実践編では、効率よくSRPを行うために必要な5つの要素として、マイクロスコープの基本操作、ポジショニング、ミラーテクニック、超音波スケーラーの特性、そして歯の解剖学的形態を順を追って解説します。マイクロスコープの構造や調整方法、術者と患者双方のポジショニング、ミラーの選択や操作方法など、明日からの臨床で意識したいポイントが具体的に紹介されます。

    さらに、超音波スケーラーの振動特性やチップの選択、歯石除去のためのタッピングモーション、スケーリングフェーズとルートプレーニングフェーズの使い分けなど、実際の臨床動画を交えながら詳しく解説。症例を通して、術前から術後評価までの変化を確認しながら、視認性を生かしたSRPの進め方を学ぶことができます。

    講演の最後には、部位ごとの難易度や導入しやすいケースについても紹介し、マイクロスコープを活用することで、経験や感覚だけに頼らず、根拠を持って治療を進められることの意義をまとめています。

    マイクロスコープを歯周治療へ取り入れたい歯科医師・歯科衛生士はもちろん、SRPの精度をさらに高めたい方にとって、診査・診断から実践テクニックまで体系的に学べる講演です。

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