口腔内写真を撮る目的と撮影前の準備、規格性の高い口腔内写真の撮り方。各構図のポジション、手順、実際の流れについて
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・口腔内写真の役割
・規格性のある写真を撮るためのポイント
・各構図の撮影のポイント【おさらい】
[口腔内写真の役割]
・視覚的に伝えることで患者さん自身が口腔内状態を理解しやすい
・モチベーションアップやメインテナンスの継続につながる
[規格写真とは?]
・構図・枚数・倍率・明るさ・ホワイトバランス が同一になるように撮影された写真
★まずは正しい構図を頭に入れる事が大事!
間違いに気づくことができ、自分で修正できるようになる
[全構図共通のポイント]
・唾液を写さない。ピントを合わせる
・正中を写真の中央に垂直に合わせる
・口角鉤を均等に引き口唇等を写り込ませない
・口腔前庭がきれいに見えるよう位置付ける
[正面観・側方面観のポイント]
・咬合平面を写真の中央に水平に合わせる
・中心咬合位で噛んでもらう
[口角鉤のみで側方面観を撮影する場合]
・反対側の2番〜6番を位置付ける
[咬合面観]
・実像を写り込ませない -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・口腔内写真に必要な器具
・口角鉤の種類、取り扱い
・撮影用ミラーの取り扱いについて【おさらい】
[口腔内写真に必要な器具]
・カメラ、口角鉤、ミラー、保温器、お湯を用意
・口角鉤は正面用、Y字鉤、口唇用の3種を使用
口輪が小さい場合は小さめの口角鉤を使用する
[器具の取り扱い]
・口角鉤は使用前に少量の水で濡らしておくとスムーズ
・ミラーを温めた時は適温か確認して挿入する(熱い場合はエアーで冷ます)
傷つきやすいため出し入れの際に歯に当てない、消毒や滅菌時の取り扱いに注意する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・正面観を座位で撮影する時のポジショニング
・ブレない写真を撮影するためのポイント【おさらい】
[患者さんのポジショニング]
・深く腰掛け、姿勢を正して座ってもらう
・ヘッドレストに頭をつけ、顔がまっすぐ正面になるようヘッドレストを調整する
・患者さんと撮影者のお顔が同じ高さになるようチェアの高さを調整する
[撮影者のポジション]
・足元が折りたためるチェア:チェアの正面
・足元が折りたためないチェア:チェアの右側に立つ
・左手をカメラに添えて、両手で持つ
[ブレない写真を撮影するためのポイント]
・足を軽く前後に開くと体の軸が安定する
・肩を上げずに脇を締めると腕が安定する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・口角鉤挿入時のポイントと注意点
・正面観の撮影手順とポイント【おさらい】
[口角鉤のポイント]
・口角鉤は軽く濡らしておき、下からスライドさせるとスムーズに挿入できる
・口を大きく開けすぎると口唇が伸びず挿入時に痛みを与えやすいので注意する
・口角鉤の持ち手部分と咬合平面を水平に引く
・口唇を前方に膨らませるように引く
・後方に引くと筋肉や骨にあたり痛みを感じやすいので注意する
・撮影者が口角鉤の位置を決めてから患者さんを誘導する
[カメラの位置付け]
・中心咬合位にする
(咬合位置がわからない場合は、唾液を飲んでもらうと正しい位置に戻りやすい)
・レンズと患者さん正面が平行になるよう位置付け
・正中を構図の真ん中に、咬合平面を水平に位置付ける
★患者さんの負担を減らすため、素早く撮影するように心がける -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・正面観の撮影の流れ
【おさらい】
①濡らした口角鉤を唇の下からスライドさせて挿入する
②口角鈎の持ち手は咬合平面に水平に引き、口唇を前方に膨らませるように引く
③中心咬合位で噛んでもらい、歯冠乳頭や歯頸部を乾燥させる
④構図は正中を真ん中、咬合平面を水平に位置付ける
⑤ピントを合わせて撮影する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・側面観を座位で撮影する時のポジショニング(Y字鉤使用の撮影)
【おさらい】
・自分と患者さんの目線が同じになるようにチェアの高さを合わせ、撮影する側に立つ
・ベッドタイプのチェアで左側面観を撮影する場合は右側に立ち、患者さんのお顔は右後ろに向いてもらう
・ヘッドレストに頭がついているかを確認する
・撮影の時以外は口角釣を引く力を緩めて楽に持ってもらうように声掛けする -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・側面観をY字鉤で撮影する際の手順とポイント
【おさらい】
・撮影側にY字鉤をかける(左手で挿入すると撮影がスムーズ)
・咬合平面を水平に位置付ける
・上顎3番にピントを合わせる
・シャッターを押す前にY字鉤を引っ張る
・撮影中に不快感が最小限になるよう配慮する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・側面観の撮影の流れ
【おさらい】
①軽く開口してもらい撮影側にY字鉤を挿入する
②中心咬合位で噛んでもらい、歯を乾燥させる
③口角鉤は撮影側をグッと引き、反対側は緩めに誘導する
④咬合平面を水平に位置付ける
⑤上顎3番にピントを合わせる
⑥Y字鉤を引っぱり 撮影する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・咬合面観撮影時のポジショニングについて
【おさらい】
[上顎咬合面観のポジション]
・ミラー像を上から撮影するため、側面観よりも5cmほどチェアを下げる
[下顎咬合面観のポジション]
・背板を45度ほど倒す -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上顎咬合面観撮影時のポイントと手順について
【おさらい】
・ミラーはあらかじめ体温程度に温めておく
・ミラーを入れたらすぐに撮影できるように時間配分する
・口角鉤は左右の上顎犬歯あたりで持ってもらう
・ミラー挿入時は小さく開口してもらう(頬粘膜が伸びやすくなる)
・ミラーの縁で口角を排除しながら挿入する
・撮影の瞬間までミラーは浅めに入れておく
・口角鉤を前に膨らませて引っ張るように誘導する
・最後臼歯部からできるだけミラーを離す
・構図:縦ラインは正中
横ラインは左右45番あたり -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・下顎咬合面観撮影時のポイントと手順について
【おさらい】
・ミラーはあらかじめ体温程度に温めておく
・ミラーを入れたらすぐに撮影できるように時間配分する
・口角鉤は左右の上顎犬歯あたりで持ってもらう
・ミラー挿入時は小さく開口してもらう(頬粘膜が伸びやすくなる)
・ミラーの縁で口角を排除しながら挿入する
・撮影の瞬間までミラーは浅めに入れておく
・口角鉤を前に膨らませて引っ張るように誘導する
・最後臼歯部からできるだけミラーを離す
・構図:縦ラインは正中
横ラインは左右45番あたり -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・咬合面観の撮影の流れ
【おさらい】
咬合面観の撮影の流れ
①軽く開口してもらい、犬歯あたりに口角鉤をかける
②咬合面を乾燥させる
③軽い開口のまま、ミラーの縁で口角を排除しながらミラーを挿入
④ミラーをしっかり開き、最後臼歯部から離す
⑤構図を決める(縦は正中、横は45番に位置付ける)
⑥撮影直前に1番大きく開口してもらい撮影する
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