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下顎小臼歯と下顎大臼歯の根管解剖│質疑応答 #5

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スペシャル 2022年10月13日(木) 公開

下顎小臼歯と下顎大臼歯の根管解剖│質疑応答 #5

概要

引き続き、下顎小臼歯と下顎大臼歯の根管解剖の講義です。
下顎は上顎と異なり歯冠部の髄腔開拡の方向と歯根の長軸が一致しないことが多いので、頬側しか根管形成ができていないことがあります。
本動画では下顎小臼歯部の根尖病巣を例にありがちな根管の見落としについて解説して頂きます。
下顎小臼歯の根充後のレントゲン写真を見て、根管充填した根管が1本だけ存在し、しかも左右どちらかに偏って位置し、根尖病巣が認められる。
こういった場合はもう1根管存在することを疑わねばなりません。
木ノ本先生のご経験では根管の見落としが原因で根尖病巣ができてしまうケースが多く、舌側にも根管があることを意識してアプローチしないと再発の危険性があると言及されます。

また日本人の下顎小臼歯の特徴として特に下顎第二小臼歯に中心結節が存在することが多く、破折や、歯冠修復時に削ってしまうと露髄する危険性があるので注意が必要と仰います。
動画では下顎第一大臼歯や第二大臼歯の特徴についても詳細に解説して頂きます。
上顎前歯以外は全て主根管の見落としに注意しなければならず、失敗しないためにはその歯に考えられる最大の根管数、根管の形態を想像して対応すべきです。
そのために事前の根管形態の勉強が重要となります。

後半は質疑応答です。
保険診療で歯内療法を行う場合、その点数の低さに落胆される先生方も多いと思われます。
質疑応答では自費での根管治療を導入できない場合の歯内療法と医療経済的な問題についてもお答えいただきます。
近年はマイクロスコープやCBCTの保険適応により根管治療の点数が上がってきています。
さらにマイクロスコープを用いて歯内療法の大切さをより詳しく説明することによって、患者様が歯の大切さに気付き、根管治療後の補綴物は自費を選ばれるケースが増えてきています。
根管治療は保険で行ったとしても、補綴は自費治療で行うことでバランスの良い経営が可能と木ノ本先生は考えます。

その他、効率的なガッタパーチャの除去方法や根管口がファイルも入りづらいくらい狭窄していた場合、ファイル挿入までにどのようなアプローチで対処するかなど。
臨床での困ったを解決して頂きます。
ニッケルチタンファイルは何回転で用いると良いかなど木ノ本先生が臨床で行われている方法を丁寧に解説してくださいます。

歯内療法を行う上で大切なことがまとめられた内容となっています。
若手の先生からベテランの先生まで必見です!
ぜひご覧ください。

講師紹介

髄室開拡・根管拡大【上級】

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