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2023年4月18日(火) 公開
星の数
4.0

近年、口腔細菌が全身感染症や炎症性疾患の一因となり,口腔機能の低下がフレイルの一因となることが明らかになってきました。
超高齢社会を迎え,歯科は口腔疾患の予防だけでなく,全身疾患の予防として機能すべきです。
訪問歯科診療では,多職種協働のもとで口腔衛生管理を行い,クリニックにおいても全身の健康維持増進のための口腔機能低下症への対応が必要になります。
本講義では,超高齢社会において歯科衛生士に必要な口腔管理について解説いただきました。

動画の前半では、口腔衛生管理について説明しています。
口腔ケアは、感染対策の1つとしても重要です。松尾先生は、OHATというアセスメントを用いることで、口腔環境を数値化し、口腔問題を共通言語化する連携ツールとして利用されていることを紹介しています。
OHATの8項目を3段階のスコアで評価し、2点の場合は歯科依頼を検討するとのこと。
また、歯科の専門用語は特徴的であるため、評価者によって評価が異なることがあります。
OHATは再現性・妥当性という点に焦点をあてたアセスメントであること、そして活用方法についても丁寧に解説されています。

動画の後半では、口腔機能についての解説があります。
オーラルフレイルへの対応には、患者の動機づけが非常に重要であることが強調されています。
口の健康が食事を通じた体の健康につながること、そしておいしい食事を楽しむためにも、口腔ケアが重要であることを患者に理解してもらうことが必要です。

口腔衛生管理と口腔機能についての貴重な情報が詰まったこの動画。
超高齢社会における歯科衛生士にとって、必見のコンテンツと言えるでしょう。

*2023年2月6日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。

エピソード

レビュー

  • 50代
    歯科衛生士

    現在は訪問歯科を実施していませんが...

    星の数
    4.0

    現在は訪問歯科を実施していませんが、今後実施する機会がありましたら参考にさせていただきます。

    2023/08/22

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