歯考会は今年で40周年を迎えました。
医療は日進月歩で進化し、私たちは 日々の臨床でその恩恵を受けております。その一方で、どんなに技術や材料が 進歩しても、普遍的なものも存在します。
今回は、当会が普段から大切にしている「再評価」をメインテーマに、 「ペリオ」「補綴」「顎機能障害」の3つのジャンルにおいて症例発表を行いたいと思います。
スタディグループ「歯考会」とは
歯周治療が伝統的なテーマであるが、歯科疾患の原因が何かを考え、その診査・診断・治療・予後等包括的な事項に重きをおいているスタディグループです。
*2023年6月4日に開催された歯考会40周年記念発表会「再評価を考察する~普遍性と多様性~」の講演動画です。
エピソード
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ペリオ班のイントロダクションとして歯周治療における再評価について解説いただきました。その後、歯周基本治療、歯周組織再生療法、SPTにグループ分けしたペリオ班8名をご紹介いたたきました。再生する
再生時間 04:09
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本症例では患者固有の歯周組織の反応を注視しながら、歯周治療を行いました。 その後、補綴治療が必要になった上顎臼歯部については残存組織を考慮した補綴装置を選択し、治療後3年経過した症例を発表します。再生する
再生時間 09:43
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糖尿病を有し重度慢性歯周炎に罹患した患者の治療に際しては、糖尿病のコントロールを考えながら治療をしていかなければなりません。 歯周基本治療を通して認められた本症例の歯周組織の変化と糖尿病の関連を考察します。再生する
再生時間 10:28
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保存が難しいと考えられた歯が多数存在した重度歯周炎患者において、炎症と力のコントロールを行うことで、歯・歯根膜を保存し機能を回復した症例を呈示します。再生する
再生時間 10:35
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下顎埋伏智歯抜歯後に第二大臼歯遠心部に歯周ポケットおよび骨欠損が残存し、対応として歯周組織再生療法を行った症例です。骨欠損が生じてしまった原因についての考察します。再生する
再生時間 06:04
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歯周炎の原因は細菌性プラークであるが憎悪因子として外傷性咬合への対応は重要であると考えます。今回、重度歯周炎患者に対し歯周組織再生治療後、矯正治療にて力のコントロールを行なった症例を呈示します。再生する
再生時間 11:05
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患者は術者が医局に入局後初めて担当させて頂いた広汎型慢性歯周炎の方です。歯周基本治療後に上顎に対して歯周組織再生療法を実施しましたが、下顎のオペは中止になりました。今回はその後の経過およびそこから学んだ事を報告します。再生する
再生時間 10:00
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歯周基本治療の主軸となる炎症と力のコントロールを行い、歯周組織の安定を確認後SPTへと移行しましたが、約1年6ヶ月足らずで再発を来した症例です。再発の原因を考察し対応して現在3年経過していますが、歯周組織は安定しています。再生する
再生時間 11:06
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重度に進行した歯周炎は治療後も常に再発のリスクがあり、減少した支持組織で支えられた歯を患者と共に管理していかなければなりません。メインテナンス(SPT)を通して本症例にみられた歯周組織の変化について考察します。再生する
再生時間 14:48
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イントロダクションとして補綴装置の定義を再確認後、症例を発表していただく補綴班8講師の講演内容をご紹介いただきました。再生する
再生時間 04:45
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隣接面は、う蝕や歯周病の好発部位のため隣接面形態の改善は重要と考えます。今回、食片圧入によりう蝕の進行を認めた捻転歯に対し、歯髄を保存し、間接修復を行なった症例を報告します。再生する
再生時間 07:05
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根分岐部病変の対応には様々な治療法があります。今回、根分岐部病変Ⅱ度を抱えた下顎第二大臼歯対してファーケーションプラスティを行い、清掃性の向上を考慮し、補綴形態を模索した症例を報告します再生する
再生時間 07:07
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日常臨床において欠損部位への対応に悩むことがあります。今回、歯の保存が不可能と判断した患者に対し、欠損部位への対応手段として、自家歯牙移植の有用性について再評価します。再生する
再生時間 06:23
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欠損歯列の重症化の一つに臼歯部咬合支持の喪失とともに犬歯の欠損があると考えます。犬歯の弱体化により欠損が進行すると判断した症例に対し、矯正的挺出と歯牙移植を用いて治療介入した症例を提示します。再生する
再生時間 09:48
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歯周炎罹患歯の場合、治療後も動揺が残存する場合があります。今回、重度歯周炎患者の歯周基本治療後に残存した動揺に対して連結固定を行いました。術後経過を交えて、連結固定の必要性・方法・範囲について再評価します。再生する
再生時間 14:50
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臼歯咬合支持の減弱により前歯部への荷重負担を認めることがあります。今回、欠損改変と叢生を伴うクロスバイトの改善により咬合の安定を図った一例を報告します。術後経過を交えて、治療の進め方や補綴処置について再評価します。再生する
再生時間 16:07
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欠損における補綴治療には多岐にわたる選択肢が存在します。今回、重度歯周炎患者に対して歯周治療を行い、欠損における補綴設計の再評価を行いながら最終補綴装置へ移行しました。その後の経過を追って報告します。再生する
再生時間 12:17
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欠損の終末像であるすれ違い咬合は、義歯による咬合の安定が困難であることが多いと考えます。今回、個体差をみて義歯設計の再評価し、最小限の治療介入により、安定している症例を提示します。再生する
再生時間 15:31
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スペシャル【補綴班】総括│安藤 正明先生総括としてデジタルデンティストリーの登場など、補綴治療の時代の流れによる変化を見ていきます。まとめとして、補綴治療を成功させるポイント5点を提示します。再生する
再生時間 02:57
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イントロダクションとして顎関節症の定義と現在の診断決定樹を説明いただき、症例を発表していただく顎機能障害班4講師をご紹介いただきました。再生する
再生時間 02:26
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炎症と力の関わりによって重症化したケースでは、その両方に対して、原因を考察し対応する必要があります。歯周治療、矯正治療、インプラントで包括的に対応した症例を報告します。再生する
再生時間 15:01
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咀嚼障害に至った症例に対し、その病因を捉えて、スプリント療法と生活習慣の指導と共に、下顎位、歯列、咬合面形態に対し包括的に改善することにより、病態の改善を図りました。治療を進める上で、下顎位の重要性を再評価します。再生する
再生時間 09:55
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咬合性外傷により、欠損拡大することが懸念された顎機能障害患者に対し、咬合崩壊へ進まぬよう外傷力の制御を試みました。治療終了後約6年の経過を含めて報告します。再生する
再生時間 15:02
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左右の顎関節症を伴った患者に様々な力の要素を排除しながら、下顎位の模索、インプラント治療、矯正治療、補綴治療を行った症例を提示します。治療後8年経過していますが、その予後を含め 再評価します。再生する
再生時間 21:17
レビュー
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