混合歯列期の口腔内は、乳歯の脱落から永久歯の萌出が起こるダイナミックなものです。
しかし、正常な交換がうまくいかず、歯の埋伏や萌出遅延といった問題にしばしば遭遇します。
埋伏は約10人に1人の割合で生ずるといった報告もあり、いち早く問題に気付くための知識および診察眼を養うことは重要です。
本講演では、患者を健全な永久歯列へと導くために、永久歯の萌出にまつわる様々な問題について、検査・診断・治療の気になるポイントを明示していただきました。
かかりつけ歯科医・衛生士としての総合力を上げることを目標とする内容です。
ぜひご覧ください。
★本コンテンツで学べること★
・歯の生えない状態(埋伏)の診断方法
・埋伏に気付くために最低限必要なパノラマの時期
・埋伏歯のセクター分けによる治療方針決定と適切な治療介入
*2023年4月12日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
セミナーでいただいたご質問について、月星陽介先生よりご回答いただきました。
Q.上顎2の捻転、3の埋伏しそうな症例を経験することがありますが、急速拡大が咬合関係で可能であれば、拡大のみで萌出することは考えられませんでしょうか。
A.ご視聴そしてご質問ありがとうございます。先生のおっしゃる通り、拡大をすることで犬歯の萌出方向が変わって萌出することは、いくつか報告されております。 またヘッドギアによる犬歯萌出も報告されています。 つまり、スペースを作ることが鍵となっています。ご指摘のとおり、咬合関係が許せば(上顎歯列の狭窄という診断のもと)、拡大を行うのは良いと思います。
エピソード
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混合歯列期のパノラマ撮影のタイミング時期や読影方法、埋伏歯に多い上顎犬歯の治療方法などを実際の症例からどのような対処が良いのか多くを学べる講義内容です。再生する
再生時間 87:25
レビュー
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