現在の日本人の平均寿命は女性87歳、男性81歳です。75歳頃をピークに外来受診率が低下することから、それまでにオーラルフレイル(口腔機能低下症)を予防することが重要です。予防の要となるのは、奥歯での咀嚼機能の維持、つまり適切な補綴治療です。
近年の傾向として、総義歯患者が減少し、部分床義歯で生涯を終える方が増加していますが、オーラルフレイル予防の観点から、欠損の拡大防止が極めて重要です。既存の欠損がある患者さんに対して、さらなる欠損拡大を防ぐためには、インプラントや自費のパーシャルデンチャー等の残存歯への負担が少ない補綴処置が推奨されます。
本動画では、石幡一樹先生より支持・把持・維持の基本三原則から、金属床義歯の特徴、臨床での治療手順まで、体系的に解説いただきます。
また、咬合崩壊症例における顎位の決定方法や、治療用義歯の活用法、さらにはオルタードキャストテクニックを用いた最終義歯の製作まで実症例を交えながら解説いただき、さらにノンメタルクラスプデンチャー、コーヌス義歯、インプラントオーバーデンチャーなど、症例に応じた選択肢もご紹介いただきます。
エピソード
-
長期的に噛む事が出来る義歯を製作する事は出来るのでしょうか。「患者さんをきちんと噛めるようにして健康にすること」をコンセプトに診療をされている石幡先生の技術を紹介します。再生する
再生時間 94:52
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。