今回は株式会社Roots代表であり、歯科技工士としての豊富な経験を持つ川内大輔先生より、診断用ワックスアップにおける基本から応用まで、実践的な技術と知識を詳しく解説いただきます。
歯科治療の目的は、病原除去、審美性改善、咬合改善、健康維持、機能回復にあり、長期的な健康維持には炎症と力のコントロール、および審美性の改善が重要です。治療においては、審美、機能、生体、構造を考慮しながら、ゴールを見据えたトップダウントリートメントで進めることが必要です。
診断用Wax UPはプライマリーからファイナルまで3段階あり、特に多数歯の場合は歯科医師との綿密な話し合いが重要となります。
上顎ブリッジが繰り返し外れる症例を用いて、補綴物が外れる原因の分析方法や必要な資料収集について解説いただきます。
また、診断においては、フェイスボウマウントが重要で、耳の高さが左右で異なるケースを例に、エステティックマウントとの関係が説明されています。Set Up模型作成時は、下顎アーチが狭くなることで起こる呼吸障害に注意が必要で、適切な下顎配列の基準についても解説されています。
歯科医師や歯科技工士にとって必見の内容です。
【講師】
川内 大輔 先生
株式会社Roots 代表
歯科技工士
学歴:
H8年3月 熊本歯科技術専門学校 卒業
H12年3月 大阪セラミックトレーニングセンター 卒業
職歴:
H8年4月 熊本市内歯科技工所 勤務
H13年 有限会社ファイン 勤務
H22年 Dental Lover Roots 開設
H24年 株式会社Roots 設立
【全顎治療の最前線"カッティングエッジ"】
本シリーズでは、「Study Group S.A.D.A.」の主宰、貞光謙一郎先生が発起人となり、S.A.D.A.定期WEB例会を通じて実施されます。
メンバーとオブザーバー、WEBで参加する先生方より「一口腔」「一歯」単位で行った歯科治療の症例を供覧いただき、ナソロジーの概念を踏まえた生理学的咬合の理論を学んでいきます。
以下の講演形式でお送りいたします。
・教育講演:咬合再構成の基本的な理論を学ぶ講演。
・基調講演:S.A.D.A.のメンバーやオブザーバーによる専門的な講演。
・症例検討:ケースプレゼンを用いた症例ディスカッション。
・症例相談:WEB参加者からの具体的な症例に関する相談。
エピソード
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プレミアム診断用 Wax Upを極める診断用Wax UPを極めるために必要な技術と知識について、株式会社Roots代表である歯科技工士の川内大輔先生に解説いただだきました。再生する
再生時間 48:24
レビュー
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