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【全顎治療の最前線"カッティングエッジ"】
本シリーズでは、「Study Group S.A.D.A.」の主宰、貞光謙一郎先生が発起人となり、S.A.D.A.定期WEB例会を通じて実施されます。
メンバーとオブザーバー、WEBで参加する先生方より「一口腔」「一歯」単位で行った歯科治療の症例を供覧いただき、ナソロジーの概念を踏まえた生理学的咬合の理論を学んでいきます。【告知】
講演内で安光先生よりご紹介をいただきましたセミナーのご案内です。
2024年12月15日(日)大阪府大阪市北区にて、S.A.D.A.特別例会『顎運動 Digital Convention』が企画されております。
講師:小川 匠 先生(依頼講演)・貞光 謙一郎 先生・島田 卓也 先生・江本 寛 先生・櫻井 健次 先生
詳細はこちら
ご興味がある方はぜひご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。本動画では、熊本県で開業されている歯科技工士の川内大輔先生に、診断用Wax UPに焦点を当ててお話いただきました。
まず初めに、歯科治療は病原の除去、審美性の改善、病的組織・咬合の改善、健康維持、機能回復を目的として、改善を行います。
長期的に健康的な状態を維持するには、炎症や力のコントロール、審美性の改善の3つが必要です。
診断をしていく上では、審美、機能、生体、構造のことを常に考えなければなりません。
また、治療ゴールをイメージして、ゴールからトップダウントリートメントという考えで進めていく必要があるでしょう。
最終的な咬合状態がどのようになれば安定・維持が可能か、診断用Wax UPを行うことによって考察していきます。
診断用Wax UPは、プライマリーからファイナルまで3つあります。
色々な診断用Wax UPがあり、特に多数歯になると見なければいけないことが沢山あるため、歯科医師との話し合いが重要です。
診断用Wax UPを行う際に、技工サイドから歯科医師に質問を投げかけることがあります。その際に用意していただきたい必要資料について、お話しいただきました。
本講演では、上顎のブリッジが何度も外れるということで来院された患者さんの症例を見ていきます。
なぜ補綴が外れてくるのかを考えて、資料どりを行っていきます。
顔貌やセファロ、パノラマなどの資料をもとに、どんな分析をしているのか分かるようにすることが大切です。
そして最初の診断では、フェイスボウマウントが重要になってきます。
参考症例では耳の高さが左右で違うケースを用いて、フェイスボウマウントとエステティックマウントについてお話いただきました。
歯科医師による診断が終わったら、いよいよ資料をもとにSet Up模型を作成していきます。その際、どんな点に注意すべきでしょうか。
まず注意すべき点は、下顎のアーチが狭くなり舌房を阻害してしまうと、呼吸障害が起きてしまう点です。
下顎の配列をする際に、どこを基準に配列するとよいか解説していただいています。
また、Wax UPの過程で問題点がでてきた場合の対応についても参考になる内容です。
本動画では、診断用Wax UPにおける基本から応用まで、症例を用いて詳しく解説いただいています。
歯科医師と歯科技工士が円滑にコミュニケーションを行う上で、参考になる内容になっています。
ぜひご覧ください。【講師】
川内 大輔 先生
株式会社Roots 代表
歯科技工士
学歴:
H8年3月 熊本歯科技術専門学校 卒業
H12年3月 大阪セラミックトレーニングセンター 卒業
職歴:
H8年4月 熊本市内歯科技工所 勤務
H13年 有限会社ファイン 勤務
H22年 Dental Lover Roots 開設
H24年 株式会社Roots 設立
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