若手歯科医師に贈るマイクロスコープのコツと心得
歯科顕微鏡をこよなく愛する三橋兄弟が若手歯科医師の疑問質問にその場で答える場組SCOPEです。
第47回のトークテーマは【根尖部の感染源を取った結果、大きく開いた根尖孔への対処法】
今回は、三橋晃先生に大きく開いた根尖孔への対処法を症例を用いてご解説いただきました。

マイクロスコープを活用した根尖処置と穿孔修復に焦点を当て、三橋晃先生が3症例をもとに実践的な対処法を解説しています。
メイントピックは「根尖孔が大きく開いた場合の対応」であり、MTAセメントを用いた修復手技を中心に、器具の選択やセメントの稠度の調整方法まで丁寧に紹介されています。
また、CTを用いた術前評価の重要性についても言及されており、特にガッタパーチャポイントが根尖孔外に落ちている場合の除去と回収の手順を具体的に解説。視覚的情報に基づいた判断力が求められる場面でのアプローチが学べます。
さらに、穿孔部封鎖におけるバイオセラミックスの使用例や、破折ファイルが存在する複雑症例に対する対応も紹介。術中映像や質疑応答を通じて、若手歯科医師が実臨床で直面する課題にどう向き合うべきか、非常に実践的な知見が得られる内容となっています。臨床技術の向上を目指すすべての歯科医師にとって、視聴必須の内容です。

【こんな先生におすすめ】
顕微鏡下での根管治療に不安がある若手歯科医師
難症例に対する具体的な処置手順を学びたい先生
根尖孔破壊や穿孔への実践的な対応法を知りたい方

【学べるポイント】
大きく開いた根尖孔や穿孔へのMTA・バイオセラミックスを用いた修復法
CTを活用した術前の情報収集と処置のイメージング技術
顕微鏡下での器具操作やセメントの稠度調整の具体的なコツ