マウスピース型の機能訓練矯正装置「EF Line.（オーソデントラム社）」を治療に活かす方法を学べるシリーズです。
歯科医師はもちろん、直接患者様と接する歯科衛生士、医院スタッフの方にすぐ役立つ内容となっています。

院長の今村美穂先生をはじめとした『M.I.H.O.矯正歯科クリニック（山梨県）』で行っている患者様への指導を、歯科医師・歯科衛生士・フェイシャルエステティシャン・表情筋トレーニングインストラクター、それぞれの立場から解説していただきました。

【#3 EF使用目的から使用方法】
#3はフェイシャルエステティシャンの芝海由美先生と、歯科衛生士の堀内亜紀先生によるプレゼンテーションです。

芝海由美先生からは、患者様に機能訓練矯正装置の使用目的や、訓練方法を説明する際のポイントを解説していただきました。
患者様に納得していただくためには、説明手順をシステム化して診療の流れを作ることが大切です。
その手順や、嚥下訓練の指導方法、説明に使用するパンフレットなど。
M.I.H.O.矯正歯科クリニックで実際に行っている説明方法をお話いただいております。

堀内亜紀先生からは、患者様の咬合変化の気づきと、口腔内の環境のリスクについて解説いただきました。
機能訓練の治療時には、きちんと咬合が改善されているかを毎回チェックすることが大切です。
また、EF Line.などの装置を使用中は口腔内環境が悪くなりやすいため、予防歯科をあわせて行う必要があります。
装置を清潔に保つための、お手入れ方法もご説明いただきました。

キーワード：混合歯列期　筋機能　開咬　舌癖　低位舌　呼吸　乳歯列　咬合誘導　術前検査