歯根破折は、きちんと治療をしてきちんとメインテナンスをしていても起こりうる悩ましい問題です。EBMを用いても語れません。
私たち歯科医にはコントロール出来ない咬合力が関わっていて、なおかつ、なぜ歯根破折が起こったのか原因が不明なためとても難しい症状でもあります。
なのに歯根破折に至る原因やリスクはとても多く存在する上、確定診断も出来ません。

柳沢哲秀先生のプレゼンテーションでは、歯根破折の考えられる原因を論文や症例を交えて具体的に列挙してくださいます。
その上で歯根破折の総合的な判断の仕方、そしてどう向き合うべきか。その対策と解決策を咬合力の観点から、エンドや補綴を交えて詳しく解説してくださいました。

＊2020年9月に行われた徹夜会での講演を編集した動画です。

#2の内容は、根管内からのひずみ、 歯根の形態、厚み、質、歯根へ伝わる咬合力についてです。

キーワード：アンテリアガイダンス　内部応力　マイクロクラック　側方加圧充填　ＣＲコア　ポスト　イスムス　フィン　歯髄保存療法　フェルール