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2023年5月26日(金) 公開

失敗しない!顎堤の概形印象採得成功のためのテクニック【〜義歯臨床家に学ぶ〜噛める義歯製作に必要なエッセンス 第5弾】

価格
8,800円〜(税込)
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1% (80pt〜)
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  • セミナー後にいただいたご質問について、竜正大先生よりご回答いただきました。

    質問1.先生は、臨床でゴシックアーチを行いますか?ゴシックアーチを行う場合の理由ともしも行わないなら行わない理由を教えてください。

    ゴシックアーチは顎運動軌跡を描記させたうえで水平的顎位の決定を行うので、適切に行えば顎位のエラーが少ない方法で非常に有用です。
    その反面、通常は装置の製作と来院回数の増加が問題点です。イボクラのBPSシステムでは来院回数を増やさずにゴシックアーチ描記法を用いた咬合採得が出来るので
    保険外でBPS義歯を製作している際にはまず行います。通法においては、来院回数の増加のデメリットと顎位の決定・確認のメリットを天秤にかけて
    症例ごとに実施するか決めています。すなわち、咬合床を用いた通常の咬合採得で適切な顎位を採得できそうか、旧義歯の時から診査しておいて方針を決めることも重要と思います。
    咬合採得に関するテーマも非常に重要ですので、咬合採得に関するテーマがありましたらまたまとめたいと思います。

    質問2.中心位の定義がよく変わっているのをききますが、現在の中心位の定義をわかりやすく教えてください。

    ご質問の通り、中心位の定義は様々言われていますが、歯科補綴学専門用語集第5版では、The Glossary
    of Prosthodontic Terms(GPT-9)の記載として「歯の接触とは無関係で,下顎頭が関節結節の後方斜面と対向し,関節窩内の前上方の位置にあるときの上下顎の位置的関係」
    と記載されています。ただ、ご質問のように多様なニュアンスを有した用語は専門用語として不適当であり、使用を控えるべきとする意見も少なくないとの記載もあります。
    下顎運動に関する理解も非常に重要ではありますので、顎運動等のテーマがありましたらまとめられればと思います。

    【抄録】
    超高齢社会において、特に無歯顎者の義歯治療では高度顎堤吸収や顎堤形態の平坦化が進行した、いわゆる難症例への対応は避けては通れません。

    機能印象の採得は難症例への有効なアプローチの1つと考えられますが、そのためにはまず適切な概形印象の採得が非常に重要です。適切な概形印象なくして適切な最終印象なし!と言っても過言ではないかもしれません。
    本セミナーでは、顎堤の概形印象採得の重要性、概形印象の成功と失敗の見分け方から、適切なトレーの選択法、印象採得時のチェックポイントなど、概形印象採得成功へのポイントとコツを多くの視覚素材を用いて解説します。

    【本コンテンツで学べること】
    ・義歯治療における顎堤の概形印象採得の重要性
    ・概形印象の成功と失敗とは?
    ・概形印象採得成功へのポイントとコツ


    本セミナーは義歯臨床家8名によるリレーセミナー企画です。
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    ※ご回答後、Doctorbookにて適用可能かどうか確認をさせていただき、4~5営業日を目途に権限を付与いたします。
    ※最終申込~2023/8/31まで

    LIVE配信後も最終視聴期間(~2023年9月30日23時59分)までは継続して無料でご覧いただけます。
    ぜひ、ご検討の程、よろしくお願い申し上げます。


    【講師名】
    東京歯科大学老年歯科補綴学講座 准教授
    竜 正大先生

    【略歴】
    2005年 東京歯科大学歯学部卒業
    2009年 東京歯科大学大学院歯学研究科修了
    2009年 東京歯科大学有床義歯補綴学講座 助教
    2014年 スイス・バーゼル大学歯学部補綴科 客員教授
    2015年 東京歯科大学老年歯科補綴学講座 助教(改組による)
    2016年 東京歯科大学老年歯科補綴学講座 講師
    2021年 東京歯科大学老年歯科補綴学講座 准教授
    現在に至る

    【本企画の概要】
    〜義歯臨床家に学ぶ〜噛める義歯製作に必要なエッセンス
    Doctorbook Academy × HILFE DENTURE ACADEMY ONLINE SALON 義歯臨床リレーセッション 2023


    【紹介文】
    義歯臨床を成功させるためには、実に多くのポイントを押さえて、各臨床ステップを一つずつ確実に成功させて、次のステップに繋げていかなければいけません。
    本セミナーの講師は、HILIFE DENTURE ACADEMY ONLINE SALONという、義歯臨床に関する有用な情報を活発に発信しているオンラインサロンのナビゲーターとして活躍中の義歯臨床家の先生方です。
    彼らが義歯臨床を成功へ導くうえで、最も重要だと感じるポイントについて、しっかりと解説していただきます。

    2023年1月より毎月開催しております!

    【各回予定講師】
    ●2023年1月
    ハイライフデンチャーアカデミー学術統括責任者
    大阪大学大学院歯学研究科 臨床准教授
    松田 謙一先生

    ●2023年2月
    九州大学歯科先端医療評価・開発学講座 准教授
    熱田 生先生

    ●2023年3月
    Matsumaru Denture Works代表
    日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学兼任講師
    松丸 悠一先生

    ●2023年4月
    東京医科歯科大学 口腔デジタルプロセス学分野 教授
    金澤 学先生

    ●2023年5月
    東京歯科大学老年歯科補綴学講座 准教授
    竜 正大先生

    ●2023年6月
    東京医科歯科大学 部分床義歯補綴学分野 助教
    和田 淳一郎先生

    ●2023年7月
    鶴見大学歯学部有床義歯補綴学講座 講師
    佐藤 洋平先生

    ●2023年8月
    九州大学クラウンブリッジ補綴学分野 准教授
    荻野 洋一郎先生

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