歯科医師パート:四位一体の医院管理〜「良い医院経営」の為に歯科医師が医療に従事する重要性と歯科衛生士と歯科助手の役割
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*2022年10月12日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
歯科医師が医療に従事する重要性と歯科衛生士と歯科助手の役割を貞光 謙一郎先生にお話をしていただきました。
貞光先生は開業当時から歯科医院の経営の難しさを感じていたそうです。
「良い医療の提供」と「良い経営」を両立させることは可能なのでしょうか?
貞光先生が目指すのは「四位一体の医院管理」です。
「四位一体の医院管理」とは歯科に関わる医療従事者それぞれが個々の仕事をすることで成り立つのです。
歯科医師は「歯科医療」に従事し、日々進化する歯科医療を学んで行く必要があるとおっしゃいます。
歯科医師の治療の一連は決まっていますが、「基本に忠実に丁寧に」治療を行う事が必要です。
貞光先生は補綴物の形成時や、SET時の適合確認の際は顕微鏡の使用をしておられます。
そして精度の高い医療技術の提供も行っているそうです。
また「補綴物の適合や色調が調和していても他の歯の状態はどうなのか?」「SET後の予後管理は心配ではないか?」
と言う不安も、デジタル技術を上手く応用し、患者様に納得して貰える治療計画を立てることが重要とおっしゃいます。
しかし、このような歯科治療を患者様一人一人に提供していくにはどうしたらよいのでしょうか。
「接客・接遇」や「患者管理」に歯科医師が多くの時間を費やすことは難しいです。
そこでこのように歯科医師が、「歯科医療に従事していく」には医院スタッフの協力が必要とおっしゃいます。
実際に貞光先生の歯科医院では、医院スタッフの個々のレベルがとても高いです。
歯科衛生士は幅広い知識や、専門性、また新人スタッフの教育にも同じ情報提供ができるように仕組化されているそうです。
そして、ミーティングを歯科医師と歯科衛生士とともに行い、今後の治療の方向性を決める時間を作っておられます。
スタッフ間での情報共有の重要性もお話されました。
歯科衛生士にも「医療に従事」してもらい、「接客・接遇」「患者管理」は歯科助手にしてもらうことで理想の歯科医院を作れます。
そして、歯科医師が「医療提供の充実」をさせることができるのです。
また、医院スタッフのみならず事務長業務を外注することにより、より「医療に従事」できる環境を整えました。
「健全な経営を基盤に健全な医療が行われる」と言われています。
しかし、歯科医院は「良い歯科の技術を持っている」=「良い経営を行える」と等しくならないと貞光先生は仰います。
では、どのようにしたら患者様に満足していただき、リピートしてもらえる「良い経営」を行えるのでしょうか?
それには、歯科助手の存在が欠かせません。
そして、「良い経営」をする為には歯科助手の本来の役割があるようです。
次の動画で詳しく紹介していきます。
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