続いて、吉岡俊彦先生は複数回治療を必要とした症例を２例ご紹介してくださいました。
複雑な複数根管の場合、１回で十分形成・洗浄するのは難しいと感じたそうです。
また、実際には１年に１症例程度しか１回治療をしていないそうです。
１回治療と複数回治療で予後に差がないのであれば、複数回治療を選ぶのが現状だとおっしゃっています。
先生方による２症例についてのディスカッションも分かりやすく興味深い内容となっております。
 
最後に吉岡隆知先生からも、根管形成が困難な症例をご紹介いただきました。
このような、根管形態が分かりにくく、治療完了まで期間を要した症例を1回治療で行う場合はどうするのか疑問だそうです。
本動画では１回治療と複数回治療について、吉岡隆知先生と吉岡俊彦先生がそれぞれの経験を踏まえてディスカッションしています。
根管治療の理解を深めるにあたって、非常に役立つのではないでしょうか。
ぜひご覧ください。