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臼歯部の咬合再建を行ったケースプレゼンテーションです。
平沼先生は大学卒業後、医療法人社団大志 北上尾歯科に勤務され、現在までにさまざまな分野での診療経験があります。
では、実際の症例を供覧しましょう。
患者は63歳女性で、主訴は破折した歯の治療とインプラント治療を希望です。
パントモで骨の状態、顎関節、咬合平面について確認しましょう。
本症例は、骨の状態・顎関節は良好、臼歯部が挺出している症例です。
また、顔貌は、オトガイの左偏を伴う、Concave typeです。
これらの所見をもとにProblem listを作成します。
次に作成したProblem listを分析します。
欠損が生じた原因を解明することは、残存歯の保存や補綴物の維持にとても重要です。
具体的には、う蝕、歯周疾患、咬合の3つの要素を分析するとよいでしょう。
欠損のある症例は、これらの3つの要素のいずれかが高リスクです。
実際にどのような分析を行ったかは、動画内を参考にしてください。
また、欠損形態から未来のリスクを予測することも重要です。
治療計画を見ていきましょう。
実際の治療計画については動画をご覧ください。
患者の希望を考慮し、ストレスをかけないようにすることが肝心です。
本症例の問題点は、右側のクリアランス不足と歯のポジションです。
右側は周囲歯肉が厚く、インプラントのプラットホームの位置が深くなり、清掃不良の原因になる可能性があります。
過去の研究報告では、周囲歯肉が厚い方が予後がいいため、今回は骨の削合を行いました。
様々な問題点を平沼先生はどのように解決されたのでしょうか。
実際の解決方法と経過は動画をご参照ください。本講演は「大志勉強会」として、医療法人社団大志に所属される若手ドクターの症例発表を収録したものです。
当法人では「3年間で保険診療からインプラント・矯正まで習得できる仕組み」として、若手ドクターの成長を支援する研修システムが整えられています。
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