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この講義では、義歯の臨床時に考慮すべきポイントを詳しく解説いただきました。
まず、デンチャー設計の際には、骨格診断、鉤歯の診断、将来の追歯設計を治療計画に組み込むことが大切です。
65歳の男性患者の症例を例に、複雑な口腔内状況の評価方法について説明され、レントゲン写真を用いた診断の重要性が示されます。
長期的な視点でのトリートメントプランニングの必要性も強調されています。
セファロ分析に基づいて、上顎前突の評価と補綴方法の選択が行われます。
セファロ分析では、基準平面の評価、咬合高径、骨体の前後関係、咬合平面、歯の位置という5つの計測項目を用いて分析を行います。
治療の具体例として、骨吸収が進んだ右上4番へのRCT処置や、骨欠損が大きい右上2番に対する歯周組織再生療法の実施が挙げられます。
特に右上2番への治療では、リグロスを塗布しています。
この講義では、上顎の歯にフレミタスが感じられる際の判断基準や、下顎前歯部の叢生対策としての抜歯と補綴治療についても詳細に説明されています。
義歯治療の最終段階として、正しい歯列を守るための義歯装着についても解説いただきました。
最終的な仕上がりに、患者様もとても喜ばれたそうです。
この症例を通じて、義歯治療の計画と実施に際して考慮すべき点を学び、治療に活かしてみませんか。
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