各分野の知識、技術を高めてワンランク上の歯科臨床を学びたい先生は特にオススメです。総合診療医になりたい先生方に、ぜひご覧いただきたいセミナーです。
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*本動画は2021年11月26日にLIVE配信された内容です。
基礎編では次の一手を見据えた補綴設計のポイントを解説。メタルパーシャルデンチャー製作の流れを解説していただきました。
【抄録】
少し前まで、歯科の分野はとても広くひとりで全てをまかなうことは難しいと言われていました。
現在では、様々なIT技術の進展による情報が入ってくることや診療技術、道具の飛躍的な進歩もあり、過去と比較すると知識や技術の習得するまでのスピードが早くなっていると感じています。しかし、情報が多すぎて何をどのように実践していったら歯科医師としての総合力が向上するかを見定めることが難しくなっています。
そのため、数多ある情報の中で必要なものを抽出して、日常臨床に活かしていく総合診療医としての能力が求められています。
クリニックに来院される患者さんは、可能であればひとつのクリニックにて、信頼して長く通院したいと思っています。その気持ちにしっかりと答えることが医院経営にも大きく関連してくることでしょう。
各分野の知識、技術を高めてワンランク上の歯科臨床を学びたい先生は特にオススメです。総合診療医になりたい先生方に是非ご覧いただきたいセミナーです。
【講師】
相宮秀俊先生
吹上みなみ歯科 院長
【ご略歴】
●2004年 愛知学院大学卒業
●医療法人至誠会二村医院 勤務
●2011年 Gerber Methodをスイスにて学ぶ
●2015年 吹上みなみ歯科 開業
●2019年 歯学博士
所属・学会発表
●日本顎咬合学会 認定医
●日本顎咬合学会ポスターセッション
●2012/2016 若手歯科医師最優秀発表賞
(カボデンタル賞受賞)
●NOAH(名古屋咬合臨床研究会)副会長
●JIPIコース講師
●名古屋SJCD理事
書籍
2017年10月 The クインテッセンス 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2018年 8月 広範型中等度慢性歯周炎患者に対しMTMを併用した全額補綴治療の実際 (歯界展望)
2018年12月 臨床スクウエアケースプレアドバイス(デンタルダイヤモンド デンタルダイヤモンド社)
2019年 4月 学位論文 歯科用コーンビームCTにおけるボクセル値の安定性
2019年 5月 ゴシックアーチの有効的活用法(The クインテッセンス クインテッセンス出版)
2020年 4月 インプラントオーバーデンチャー3つの治療戦略(クインテッセンスインプラントロジー )
2021年 2月 The クインテッセンス 特集 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2021年 3月 次の一手を見据えた治療戦略 歯界展望 特集 -
*本動画は2021年12月7日にLIVE配信された内容です。
遊離端欠損におけるデンチャーについて、実際の症例を見ながら解説していきます。設計上で大切なレストポジション・把持・維持についてもポイントを詳しくお話いただきました。装着後約10年後の状態も紹介し、このケースのよかった点・悪かった点も検証いただいております。
【抄録】
少し前まで、歯科の分野はとても広くひとりで全てをまかなうことは難しいと言われていました。
現在では、様々なIT技術の進展による情報が入ってくることや診療技術、道具の飛躍的な進歩もあり、過去と比較すると知識や技術の習得するまでのスピードが早くなっていると感じています。しかし、情報が多すぎて何をどのように実践していったら歯科医師としての総合力が向上するかを見定めることが難しくなっています。
そのため、数多ある情報の中で必要なものを抽出して、日常臨床に活かしていく総合診療医としての能力が求められています。
クリニックに来院される患者さんは、可能であればひとつのクリニックにて、信頼して長く通院したいと思っています。その気持ちにしっかりと答えることが医院経営にも大きく関連してくることでしょう。
各分野の知識、技術を高めてワンランク上の歯科臨床を学びたい先生は特にオススメです。総合診療医になりたい先生方に是非ご覧いただきたいセミナーです。
【講師】
相宮秀俊先生
吹上みなみ歯科 院長
【ご略歴】
●2004年 愛知学院大学卒業
●医療法人至誠会二村医院 勤務
●2011年 Gerber Methodをスイスにて学ぶ
●2015年 吹上みなみ歯科 開業
●2019年 歯学博士
所属・学会発表
●日本顎咬合学会 認定医
●日本顎咬合学会ポスターセッション
●2012/2016 若手歯科医師最優秀発表賞
(カボデンタル賞受賞)
●NOAH(名古屋咬合臨床研究会)副会長
●JIPIコース講師
●名古屋SJCD理事
書籍
2017年10月 The クインテッセンス 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2018年 8月 広範型中等度慢性歯周炎患者に対しMTMを併用した全額補綴治療の実際 (歯界展望)
2018年12月 臨床スクウエアケースプレアドバイス(デンタルダイヤモンド デンタルダイヤモンド社)
2019年 4月 学位論文 歯科用コーンビームCTにおけるボクセル値の安定性
2019年 5月 ゴシックアーチの有効的活用法(The クインテッセンス クインテッセンス出版)
2020年 4月 インプラントオーバーデンチャー3つの治療戦略(クインテッセンスインプラントロジー )
2021年 2月 The クインテッセンス 特集 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2021年 3月 次の一手を見据えた治療戦略 歯界展望 特集 -
*本動画は2021年12月21日にLIVE配信された内容です。
中間欠損におけるパーシャルデンチャーについて、2つの症例を見ながら解説していただきました。最初の症例では、すれ違い咬合へのアプローチを踏まえながら、設計を考えていきます。設計上で大切なレストポジション・把持・維持についてもポイントを詳しくお話いただきました。装着後約10年後の状態も紹介し、定期的なメンテナンスや、残された天然歯を守る設計が大切なことを教えてくださいます。2つ目は「右下5番が揺れる」症例です。上顎残根上義歯の設計を見ていきます。
【抄録】
少し前まで、歯科の分野はとても広くひとりで全てをまかなうことは難しいと言われていました。
現在では、様々なIT技術の進展による情報が入ってくることや診療技術、道具の飛躍的な進歩もあり、過去と比較すると知識や技術の習得するまでのスピードが早くなっていると感じています。しかし、情報が多すぎて何をどのように実践していったら歯科医師としての総合力が向上するかを見定めることが難しくなっています。
そのため、数多ある情報の中で必要なものを抽出して、日常臨床に活かしていく総合診療医としての能力が求められています。
クリニックに来院される患者さんは、可能であればひとつのクリニックにて、信頼して長く通院したいと思っています。その気持ちにしっかりと答えることが医院経営にも大きく関連してくることでしょう。
各分野の知識、技術を高めてワンランク上の歯科臨床を学びたい先生は特にオススメです。総合診療医になりたい先生方に是非ご覧いただきたいセミナーです。
【講師】
相宮秀俊先生
吹上みなみ歯科 院長
【ご略歴】
●2004年 愛知学院大学卒業
●医療法人至誠会二村医院 勤務
●2011年 Gerber Methodをスイスにて学ぶ
●2015年 吹上みなみ歯科 開業
●2019年 歯学博士
所属・学会発表
●日本顎咬合学会 認定医
●日本顎咬合学会ポスターセッション
●2012/2016 若手歯科医師最優秀発表賞
(カボデンタル賞受賞)
●NOAH(名古屋咬合臨床研究会)副会長
●JIPIコース講師
●名古屋SJCD理事
書籍
2017年10月 The クインテッセンス 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2018年 8月 広範型中等度慢性歯周炎患者に対しMTMを併用した全額補綴治療の実際 (歯界展望)
2018年12月 臨床スクウエアケースプレアドバイス(デンタルダイヤモンド デンタルダイヤモンド社)
2019年 4月 学位論文 歯科用コーンビームCTにおけるボクセル値の安定性
2019年 5月 ゴシックアーチの有効的活用法(The クインテッセンス クインテッセンス出版)
2020年 4月 インプラントオーバーデンチャー3つの治療戦略(クインテッセンスインプラントロジー )
2021年 2月 The クインテッセンス 特集 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2021年 3月 次の一手を見据えた治療戦略 歯界展望 特集 -
欠損補綴におけるパーシャルデンチャーの優位性と治療戦略│なんでもできるドクターになろう! 総合診療医養成計画① 欠損補綴におけるパーシャルデンチャーの優位性と治療戦略 オーバーデンチャー編 スペシャル
*本動画は2021年12月21日にLIVE配信された内容です。
第4回はオーバーデンチャーについてです。
天然歯を用いて義歯を安定させるためには、残根にたいする診査診断が欠かせません。その診断結果から治療戦略を考えていくことが大切です。治療戦略としては「A:天然歯の形状を変える・歯槽骨はそのままに」「B:天然歯・歯槽骨の形状を変える」「C:抜歯を行い顎堤形状を整える」の3つが考えられます。本講義では主に「B:天然歯・歯槽骨の形状を変える」について、2つの症例を見ながら詳しく解説くださいました。
オーバーデンチャーは超高齢化社会を向かえた昨今では、非常に有用な手段です。残存歯が少なくなると個々の歯に負担が掛かり、パーシャルデンチャーでは力学的に苦しいシーンもでてきます。もし根が破折したり、欠損拡大した場合にも、オーバーデンチャーで予め覆っておくことで、術後の対応がしやすくなります。ぜひ本治療の選択肢のひとつとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
【抄録】
少し前まで、歯科の分野はとても広くひとりで全てをまかなうことは難しいと言われていました。
現在では、様々なIT技術の進展による情報が入ってくることや診療技術、道具の飛躍的な進歩もあり、過去と比較すると知識や技術の習得するまでのスピードが早くなっていると感じています。しかし、情報が多すぎて何をどのように実践していったら歯科医師としての総合力が向上するかを見定めることが難しくなっています。
そのため、数多ある情報の中で必要なものを抽出して、日常臨床に活かしていく総合診療医としての能力が求められています。
クリニックに来院される患者さんは、可能であればひとつのクリニックにて、信頼して長く通院したいと思っています。その気持ちにしっかりと答えることが医院経営にも大きく関連してくることでしょう。
各分野の知識、技術を高めてワンランク上の歯科臨床を学びたい先生は特にオススメです。総合診療医になりたい先生方に是非ご覧いただきたいセミナーです。
【講師】
相宮秀俊先生
吹上みなみ歯科 院長
【ご略歴】
●2004年 愛知学院大学卒業
●医療法人至誠会二村医院 勤務
●2011年 Gerber Methodをスイスにて学ぶ
●2015年 吹上みなみ歯科 開業
●2019年 歯学博士
所属・学会発表
●日本顎咬合学会 認定医
●日本顎咬合学会ポスターセッション
●2012/2016 若手歯科医師最優秀発表賞
(カボデンタル賞受賞)
●NOAH(名古屋咬合臨床研究会)副会長
●JIPIコース講師
●名古屋SJCD理事
書籍
2017年10月 The クインテッセンス 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2018年 8月 広範型中等度慢性歯周炎患者に対しMTMを併用した全額補綴治療の実際 (歯界展望)
2018年12月 臨床スクウエアケースプレアドバイス(デンタルダイヤモンド デンタルダイヤモンド社)
2019年 4月 学位論文 歯科用コーンビームCTにおけるボクセル値の安定性
2019年 5月 ゴシックアーチの有効的活用法(The クインテッセンス クインテッセンス出版)
2020年 4月 インプラントオーバーデンチャー3つの治療戦略(クインテッセンスインプラントロジー )
2021年 2月 The クインテッセンス 特集 高齢者のQOLを考える インプラントオーバーデンチャーの提案
2021年 3月 次の一手を見据えた治療戦略 歯界展望 特集 -
この講義では、義歯の臨床時に考慮すべきポイントを詳しく解説いただきました。
まず、デンチャー設計の際には、骨格診断、鉤歯の診断、将来の追歯設計を治療計画に組み込むことが大切です。
65歳の男性患者の症例を例に、複雑な口腔内状況の評価方法について説明され、レントゲン写真を用いた診断の重要性が示されます。
長期的な視点でのトリートメントプランニングの必要性も強調されています。
セファロ分析に基づいて、上顎前突の評価と補綴方法の選択が行われます。
セファロ分析では、基準平面の評価、咬合高径、骨体の前後関係、咬合平面、歯の位置という5つの計測項目を用いて分析を行います。
治療の具体例として、骨吸収が進んだ右上4番へのRCT処置や、骨欠損が大きい右上2番に対する歯周組織再生療法の実施が挙げられます。
特に右上2番への治療では、リグロスを塗布しています。
この講義では、上顎の歯にフレミタスが感じられる際の判断基準や、下顎前歯部の叢生対策としての抜歯と補綴治療についても詳細に説明されています。
義歯治療の最終段階として、正しい歯列を守るための義歯装着についても解説いただきました。
最終的な仕上がりに、患者様もとても喜ばれたそうです。
この症例を通じて、義歯治療の計画と実施に際して考慮すべき点を学び、治療に活かしてみませんか。 -
本講義では、吹上みなみ歯科 院長の相宮秀俊先生より、パーシャルデンチャーの設計に関する診断と治療計画についてご解説をいただきました。
パーシャルデンチャーの設計には、骨格的診断、歯列診断、一歯単位の診断が重要です。歯の状態については、残存歯の位置や上下の噛み合わせ、欠損の形態とそのリスクを評価します。これにより、総合的な治療計画を立案するための基礎が形成されます。
具体的な診断方法としては、骨格的な模型診断が有効です。例えば、切歯乳頭の位置や、咬合平面に対する角度を測定することで、骨格的な問題を評価できます。
残存歯の位置関係や状態を評価するためには、パノラマレントゲン写真も有効です。
模型診査とパノラマレントゲン診査を組み合わせて使用することで、より正確な診断が可能となります。右下7番が近心に傾斜している場合や、左上6番が挺出している場合など、残存歯の位置関係を評価するために、パウンドラインを使用することもあります。また、残存歯の状態も考慮する必要があります。例えば、クラウンが装着されているかどうか、生活歯か失活歯か、歯周病の状態はどうか、などを評価します。
パーシャルデンチャーの設計と治療計画には、これらの検査と診断が非常に重要です。義歯の設計と治療方針を決定する際には、以下の点に注意が必要です。まず、中間欠損や有歯顎欠損の場合、フルクラムライン(義歯の支点となる線)を考慮してレストを配置することで、義歯にかかる負担を軽減します。
天然歯に対しては、垂直的な力を加えるように設計することが重要です。特に、支持と維持に関しては、アンダーカットの位置や量を考慮する必要があります。
症例によっては、インプラントを併用することでバーティカルストップを作り、支持に利用することも効果的です。
欠損形態を考慮した設計プロトコールは、歯科医師と歯科技工士の連携が重要です。支持に関しては、Kennedy分類やアイヒナーの分類を参考にし、レストの配置やガイドプレーンの角度設定などを考慮します。維持に関しては、アンダーカットや維持力、クラスプの選択などを考え、患者さんの状態に応じて調整します。
特に、ガイドプレーンの設定や、最大豊隆部のアンダーカットの位置は重要です。これにより、義歯の安定性と着脱のスムーズさが確保されます。また、天然歯のカットや形成は、エナメル質の範囲内で行い、象牙質の露出を最小限に抑えることが大切です。歯の長軸方向に力を加えるように設計し、義歯の安定性を高めます。
これらのポイントを踏まえた上で、ケースプレゼンを通して治療計画の立案、パーシャルデンチャーの設計を見ていきましょう。
具体的な内容については動画にてご覧ください。
パーシャルデンチャーの設計は、患者の個々の状況に応じて適切に行う必要があり、特に重要なのが、支持・把持・維持による力の分散です。将来的に欠損が拡大しないように、支持・把持・維持の要素を考慮し、修理が容易な設計を心がけ、長期間使用できる安定したパーシャルデンチャーを提供することが求められます。
本講義を通じて、パーシャルデンチャーの設計に関する理解が深まり、皆様の明日からの義歯臨床にお役立てていただければ幸いです。
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