CR修復の成否を左右する「接着」と「形成」。本パートでは、接着材の世代ごとの特徴や、エナメル質への選択的エッチングの適応条件など、日々の臨床で迷いやすいポイントを整理しながら、再現性の高い形成様式を習得します。
「この接着材で合ってる？」「なぜ脱離する？」という臨床現場での疑問に対し、科学的根拠と臨床知見の両面から丁寧に解説。
ミニボックス形成やトンネル形成といった応用的な形成手技についても、図解とともに理解を深めていきます。
後半には、実習を通じて手技の再現性を確認。形成の「型」を覚えるだけでなく、なぜこの形が必要なのか、どのような症例に応用すべきかといった“考える形成”を身につけることができます。
接着操作がルーチン化してしまっている方、形成を漫然と行っている方にこそ、一度立ち止まり、本質的な理解を深めてほしいパートです。