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チームで取り組む!感染対策マネジメント 超Basic
歯科医療現場において●「手指衛生」は感染予防の最も基本かつ重要な対策です。
WHOの報告では医療関連感染の50%以上が医療従事者の手を介して広がるとされており、
手洗いや消毒を徹底する意識が欠かせません。
グローブをしていても、脱ぐ過程で手が汚染される可能性があり、
また使用中にピンホールが生じていることも多いため、治療後も必ず手指衛生を行う必要があります。
加えて、チーム全体でルール化し、継続できる体制を作ることが重要です。
次に、治療時に発生する●「エアロゾル対策」。
空気中に浮遊する微細粒子は見えないがゆえに軽視されがちですが、
治療後も15分以上空間に残留することが分かっています。
特にスケーリング中は多くの微生物が飛散するため、
発生源を抑えることと十分な吸引力(1分間に300L以上)を確保することが有効です。
最後に●「環境衛生」も感染対策の要。
環境表面を接触頻度に応じて清掃や消毒を徹底し、クリニック全体で感染リスクを最小限にすることが求められます。
【こんな人におすすめ】
・院内感染対策を見直したい歯科医師・スタッフ
・新規開業・改装で安全基準を整えたい医院経営者・若手歯科医師や衛生士で感染管理の基礎を学びたい方
【学べるポイント】
・手指衛生の正しいタイミングと重要性
・エアロゾル発生の仕組みと吸引量による対策
・環境表面の分類と効果的な清掃・管理方法
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