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「舌がピリピリする」「食事の時に歯がしみる」「噛み合わせに違和感がある」「治療後からずっと痛い」——。
日常診療で患者さんからこのような訴えを聞いたとき、明らかな異常所見が見つからず、「様子を見ましょう」と対応した経験はないでしょうか。
本動画では、慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室で顎関節障害外来・口腔顔面痛外来を担当する臼田頌先生が、不定愁訴として見過ごされがちな痛みや違和感に対する新しい視点を解説します。
訴える痛みに見合う臨床所見が乏しい場合、筋筋膜痛を疑うことが重要です。中等度の持続的な鈍痛、広範囲にわたる痛み、抗菌薬や鎮痛薬が効きにくい痛みでは、筋触診が診断の手がかりになります。
本講義では、舌のピリピリ感、長期に改善しない知覚過敏、咬合違和感、治療後の疼痛、治りにくい顎関節症、慢性頭痛など、日常診療で遭遇しやすい訴えを例に挙げながら、筋筋膜痛や咀嚼筋からの関連痛がどのように関与するのかを紹介します。
また、筋筋膜痛の評価とケアを歯科医師だけで抱えるのではなく、歯科衛生士を含めたチーム医療として行う重要性についても解説。PMTC時などに筋筋膜痛やセルフケアについて説明できるコメディカルを育成することが、質の高い歯科治療につながると語られます。
不定愁訴を「原因不明」として流さず、筋触診とセルフケア指導を日常診療に取り入れることで、患者さんの訴えに一歩踏み込んで対応できる内容です。
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