ステップアップしたい先生を対象とした、CRの応用を習得するプログラムです。MIの概念や接着というところを深掘りし、診療で必要なCRの知識・技術を身に着けることができます。
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【#1 う蝕処置の際のラバーダム防湿】
永久歯の抜歯原因を減らすためには、できるだけ抜髄を減らす必要があります。できるだけ無菌状態を維持するために欠かせないラバーダム防湿について、ご解説いただきました。
う蝕処置や抜髄時にラバーダム防湿をされている歯科医師は少ないため、今一度ラバーダム防湿の有用性を動画を通して再確認しましょう。実際に先生が行われている初診からの流れや検査法などもご紹介いただきましたのでとても参考になります。キーワード:う蝕除去 CR ダイレクトボンディング コンポジットレジン
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【#2 実際に使っているラバーダムのご紹介】
う蝕処置の際にラバーダム防湿をすることにより、無菌状態を維持するためだけではなくフィニッシュラインを明示するなど様々なメリットがあります。う蝕除去の際のポイントやう蝕を取り残しやすい部位。岩井先生が実際に使っているラバーダムやツールのご紹介もしてくださいましたので、参考にしてみてください。多数歯のラバーダム防湿法をステップごとにご紹介いただいておりますので、大変分かりやすいです。キーワード:う蝕除去 CR ダイレクトボンディング コンポジットレジン
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【#3 間接覆髄の症例】
間接覆髄や歯頸部断髄について、実際の症例を用いてステップごとにご紹介いただきました。どんなに丁寧にう蝕除去をしても露髄することはあります。歯髄温存療法の選択をする際や、抜髄に踏み切る際の診断を、項目ごとに再確認することで正しい診断をしていくことができます。本動画で確認しましょう。キーワード:断髄 MTA 歯髄温存 自発痛 打診通 抜髄 根管治療
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まず竹内先生に自己紹介をしていただき、大学をご卒業されてからどのように研鑽を積まれて来られたのか紹介していただきました。
ご講演のはじめには竹内先生がレジン充填をどのようなものとして考えておられるのか、その審美性だけでなく歯牙の寿命に関しても優位性があることを症例を通じて説明していただきました。
さらに今回の動画内ではインレー除去を行いレジン充填を行うまで、全ての流れをマイクロスコープにて撮影した動画で解説していただいておりますので充填時の細かいテクニックや接着手法について学ぶことができます。
最後には、明日から実践できる3つのポイントを紹介していただきました。 -
3つのポイントのうちカリオロジーについて詳しく解説していただきました。
はじめにカリエスへの提言を示していただき、カリエスに対して基本となる考え方を教えていただきました。
ここで重要なことはう蝕はすぐに切削介入すべき病変ではなく、それぞれの進行速度に応じた対応と切削するとしても健全歯質への影響を考慮した治療計画が必要とされる点です。
また、う蝕の定義についてもいわゆる穴のあいた状態ではなくどのような状態のことをう蝕とするのか解説していただきました。
その後にう蝕が起こる原因論からその生活習慣病としての側面、予防に関してまで論文を交えながら詳しく解説していただきました。
さらにフッ化物の効果について言及していただきフッ化物をより有効に使用するための方法に関しても解説していただいております。 -
乳歯う蝕、健康志向品が原因となったう蝕、根面う蝕に関して症例を交えながら解説していただきました。
まずは乳歯う蝕に関してですが、2020年に発表された文献を紹介していただき乳歯う蝕が3歳を境としてその後の口腔内環境に大きな差が出ることを説明していただきました。
乳歯においてもう蝕の予防の中心はフッ化物によるものが多いですが歯科医院での指導によりフッ化物を使用していないケースもあるため正しい視点での指導が肝要であることを説明していただいております。
その後には幼若永久歯に対してアプローチした症例の解説をしていただきました。
次に健康志向品が原因となるう蝕について解説していただき、具体的にどのような食品がう蝕リスクを上げるのか説明しています。
こちらでも症例を供覧していただきました。最後には対応に苦慮することの多い根面う蝕に対してどのように処置をおこなっているのか詳しく解説していただきました。
その中でサホライドに関して取り扱いや特徴を併せて解説していただきました。 -
はじめにMI診療とは最小限の切削を指すのではなくどのようなことをベースに考える必要があるのかFDI声明を紹介していただき、う蝕治療においては非切削的な介入と切削的な介入があることを示していただきました。
その後う蝕への介入時期について文献や学会のガイドラインを提示していただきながらその考え方を解説していただきました。
また、智歯による第二大臼歯遠心う蝕に対する考え方やその予防方法について併せて解説しております。
最後にはインレー除去を主訴に訪れた患者へどのように修復処置を行ったのか一つ一つのステップごとに解説していただきました。 -
二つ目のポイントであるう蝕除去と窩洞の整理と仕上げに関して解説していただきました。
う蝕除去に関してはまずに何を目安にしてう蝕を除去していくのか、最終的にう蝕が残りやすいDEJ(Dentin Enamel Junction)ではどのようにう蝕を除去すればよいのか、文献を交えて解説していただきました。
さらに#4の動画内で供覧していただいた症例のマイクロスコープ下における動画を用いて実際のう蝕除去について、DEJ部分のう蝕除去・遊離エナメルの処理への考え方なども併せて解説していただきました。
次にう蝕除去が終わった段階で行う窩洞の整理と仕上げについて解説していただきました。窩洞の整理と仕上げにおいてはある部分のエナメル質を除去するようなことを行います。
なぜそういった処置が必要なのかその理由を含めて詳しく解説しています。
また、その際に用いる切削器具も重要ですが電子顕微鏡像を紹介していただき、どのような切削器具を用いるとより良い予後が得られる可能性が高いのか説明していただきました。
さらにこちらの内容でも動画を用いて実際に窩洞の整理を行っている様子を説明していただきました。 -
最後のポイントである良好な接着を得るためのポイントの解説をしていただきました。
レジン充填のような修復治療において良好な接着が得られることはその予後に直結する為非常に重要な要素となります。
今回の動画では良好な接着を得るための要件として防湿・セレクティブエッチング・光照射器と重合の関係・積層充填をそれぞれ詳しく解説していただきました。
防湿においてはラバーダム防湿を行うことで通常の簡易防湿と比べてどのように接着に有利に働くのか文献をもとに解説していただきました。
セレクティブエッチングの解説ではエナメル質の接着を強化することにより破折や着色を減らせることを文献をもとに解説していただき、実際にエッチングを行なっている動画を供覧していただきました。
また、光照射器の選択も重要であることを文献をもとに説明していただきました。
光照射器によって重合後の硬さが異なることや光照射の強さや距離によっても異なる結果が得られる可能性があることを詳しく解説しています。
次に積層充填の重要性について解説していただきました。
より強い接着力を得るためにはどのような点に注意すべきなのかいくつかポイントを挙げて説明していただきました。
最後にはレジン充填をこれまで解説した内容に注意しながら行った動画を供覧していただきましたのでより深い理解が得られるようになっています。 -
インレー修復をレジン充填で置き換えた症例を提示していただき、どういった考え方をもとにレジン修復が優先されるべきなのか解説していただきました。
また、レジン修復ではより患者満足度が高くなる可能性があることを竹内先生が体験されたエピソードをもとにお話していただきました。
最後にまとめとしてレジン修復の予後に関してのシステマティックレビューを紹介していただきました。
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