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TCHの何か悪いか?歯髄・歯根膜や歯周組織などへ影響を与えるメカニズムは?│Part2

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スペシャル 2023年2月3日(金) 公開

TCHの何か悪いか?歯髄・歯根膜や歯周組織などへ影響を与えるメカニズムは?│Part2

概要

本動画では「TCHの何が悪いのか」「TCHはなぜ生じるのか」について解説していただきます。

最初に「TCHの何が悪いのか」を13個の研究とともに教えていただきました。
1つ目の研究は「40%の力と、7.5%の力で限界まで咬み続けてもらう」という研究です。
7.5%の力で限界まで咬み続けると、約2時間半も咬んでいられることが分かりました。
弱い力の方が長く咬み続けることができ、総合的に筋肉への負荷量が増えることがお分かりいただけるでしょう。

さらに他の研究結果からも、TCHによる力は筋肉に対して大きなダメージを与えるメカニズムを教えていただきました。

そしてTCHは筋肉だけでなく、軟組織の痛みを引き起こす可能性があるのです。
筋肉と同様、軟組織も低酸素による「虚血」さらに「再灌流」により活性酸素が発生し、TRPA1の活性化・影響が起きます。
関節円板が前方に転位したモデルに、筋力20%の持続的負荷を加えた実験では、通常の約5~6倍下顎頭が偏位するのです。
偏位したことにより、関節円板周囲の軟組織に「虚血」と「再灌流」が起き、痛みの感受性が上がる研究結果となりました。

さらに「歯髄感覚の変化」と「歯根膜感覚の変化」の研究では、いずれも敏感・鈍感になる人が多く見られました。
WSDがないのに知覚過敏の症状がある方や、咬合の感覚の異常感がある方などもTCHの可能性があり得ると言えるのでしょう。

また、覚醒中の筋活動が過剰であると「義歯性疼痛」「歯周病」のリスクも高くなる研究結果をご覧ください。
このことから、なかなか治らない疾患は「TCHの影響をはないか」と症例を見ていく必要がありそうです。

次は「TCHはなぜ生じるのか」を解説していただきます。
そこで、なぜ余計な咀嚼筋活動が生じるのか2つご教授していただきました。
「緊張性歯根膜咬筋反射」と「交換神経による咬筋活動」に分類されます。
どちらも咬筋の収縮によるものであることが認識できるでしょう。
さらに臼歯部咬合がなく、義歯が不安定の方の咬筋の活動が多く見られる研究から「緊張性歯根膜咬筋反射」の影響がわかります。

そして、安静空隙消失している方が約1割存在しますが、これはTCHの悪循環が背景にあるためでしょう。
さらに安静空隙消失している方の、TCHのタイプを1次性と2次性に分類されました。

次の動画では「TCHへの対応」をご紹介いただきます。
TCHのある患者様に対して、実際にどのように対応して行けば良いのかが解決できるでしょう。
ぜひ動画でご覧ください。

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