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歯周治療研修会ベーシックコース (全14回)

福岡県でご開業の木村英隆先生による、歯周治療研修会ベーシックコースの講義です。 本プログラムでは「歯周治療」の理論構築と即実践できる歯周外科手術を習得していただくことを目的としています。

  • #1 プロービングとプロービングデプスについて 13:34

    【#1 プロービングとプロービングデプスについて】
    歯科医療従事者であれば歯周病検査をしたことがあると思いますが、患者の中にはプロービングをされたことがない方もおり、検査を省略する医院もあるようです。しかしプロービングは歯周組織検査は診査診断・治療計画の立案に必要なものであり、むしろ丁寧に行うことが重要と考えます。

    そこで本講義では歯周組織検査の必要性と流れについて、解説していただきました。特に歯周組織検査で使用する『歯周組織診査表』と『プロービング』について、詳しく解説しております。


    キーワード:初診 診断 歯周基本治療 歯肉炎 口腔機能回復治療 咬合治療 修復治療 補綴治療 歯周補綴 歯周矯正治療 インプラント治療 メインテナンス サポーティブペリオドンタルセラピー 6点法 4点法 近心 遠心 頬側 舌側 唇側 歯軸 プラークコントロール スケーリング ルートプレーニング 習癖 抜歯 模型 口腔内カラー写真 エックス線診査 角化歯肉 動揺度 BOP PD ポケットプローブ 歯肉溝 咬合調整 う蝕 暫間修復物 補綴物 再評価 細菌性プラーク 慢性炎症性疾患 根尖 精密検査 歯面 費用対効果 Hu-Fready社 CP12

  • #2 プロービング時の出血と歯肉退縮 13:18

    【#2 プロービング時の出血と歯肉退縮】
    引き続き、『プロービング深さ:Probing Depth』の項目から講義を開始します。プロービングは歯周組織検査を行う上で必要不可欠なものであり、プローブを歯肉溝に挿入するだけの簡単な検査のように感じます。しかし、実際にプロービングを正しく行っている歯科医師・歯科衛生士はどの程度の割合でしょうか。

    正しいプロービング圧でウォーキング・プロービングを行うべきと頭では分かっていても、実際には圧の強弱の感覚がいまいちつかめず、正しくプロービングができていない場合があります。

    そこで正しくプロービングを行い、正確な検査結果を得るためのポイントを解説。また検査の際に出血や歯肉退縮をどのように診るかなど、検査に必要なポイントを詳しく解説していただきました。


    キーワード:豊隆 最大豊隆部 歯肉 隅角 歯軸 歯根 6点法 1点法 4点法 歯周ポケット Gabathuer and Hassell Hassell 出血 BOP 接合上皮 歯肉結合組織 コラーゲン線維 上皮性付着 炎症性細胞 ポケット上皮 CEJ PPD ICT Gain PAL PAL 辺縁歯肉 歯周基本治療 メインテナンス 歯周外科手術 歯冠 セメントエナメル境 セメント質 ポケット底 プローブ

  • #3 臨床的アタッチメントレベルと根分岐部病変 14:14

    【#3 臨床的アタッチメントレベルと根分岐部病変】
    引き続き、『臨床的アタッチメントレベルの評価』から講義を開始しています。
    臨床的アタッチメントレベルは、付着の喪失量を調べるために非常に重要な検査となります。しかし、検査を行う際にプロービング深さをそのまま臨床的アタッチメントレベルとして評価していませんか?

    臨床的アタッチメントレベルとは、付着の喪失であるため、歯肉腫脹や歯肉退縮が生じている場合もありポケットの深さと同義ではありません。また、根分岐部病変は非常に厄介な疾患であり、進行すれば歯周外科手術が複雑になってしまいます。
    そのため、歯周組織検査をしっかりと行う必要があります。

    本講義では、『臨床的アタッチメントレベル』と『根分岐部病変』について基本の知識と検査する際のポイントを解説していただきました。


    キーワード:CEJ セメントエナメル境 プローブ プロービング ポケット底 骨量 予後 歯周ポケット 歯周病 CAL 上顎 下顎 大臼歯 複根歯 支持組織 歯槽骨 頬側 舌側 辺縁歯肉 Hu-Fready社 Nebers Probe 近心 遠心 術前 レントゲン 透過像 エナメルプロジェクション エナメル突起 DFDBA 骨補填材 歯石 エムドゲイン 自家骨 移植

  • #1 歯周基本治療の再評価 15:04

    【#1 歯周基本治療の再評価】
    #1では歯周基本治療の再評価について、詳しくお話しいただきます。歯周病の診断を行った後は歯周基本治療を行いますが、その後の再評価時の判断や対応に困ったという経験はありませんか?再評価後、歯周外科治療を行わなかった症例、歯周外科手術を行った症例をそれぞれご紹介いただきます。歯周外科処置を行う基準が曖昧、決めきれいないとお悩みの先生におすすめの内容です。


    キーワード:スケーリング ルートプレーニング 感染 プラーク 主張 メインテナンス 歯間離開 歯ブラシ 出血 歯周組織 プロービング 歯肉縁下 歯垢 CEJ 

  • #2 歯周外科手術による動揺度 15:53

    【#2 歯周外科手術による動揺度】
    #2では歯周外科手術の再評価後咬合治療を行う場合について、詳しく解説していただきます。歯周外科手術を行うと動揺度は増しますが、その後動揺度を減らすためには固定と咬合調整が必要となります。術前、術後のの具体的な固定方法についても症例を交えて学ぶことができます。基本歯周治療を行っても動揺が取れない場合の、その先の治療方針にお悩みの先生におすすめの内容です。


    キーワード:プラークコントロール プラーク インプラント スケーリング ルートプレーニング メインテナンス レジン固定 連結固定 残寒固定 スーパーボンド ワイヤー エムドゲイン テック クリアランス 触れ満たす 側方運動 舌側咬頭 頬側咬頭  内斜面

  • #3 プロービング深さ4㎜以上の治療選択 16:35

    【#3 プロービング深さ4㎜以上の治療選択】
    #3で治療計画について詳しく解説していただきます。歯周基本治療を終えて再評価を行うと、その後の計画をまた立て直す必要があります。プロービング深さ4㎜以上の場合は、その後の治療の選択肢も多く初期の計画段階でも頭を抱えるものです。そんな時、初めの治療計画と比較しながら再評価のたびに検討することが大切であるということを、お話してくださっています。治療計画の立案にお悩みの先生におすすめの内容です。


    キーワード:ルートプレーニング プラーク メインテナンス 歯周組織 スケーリング 再生療法 切除療法 デンタル 破折 根分岐部病変 歯肉退縮 角化歯肉 遊離歯肉移植術 フラップ 歯肉剥離掻把術 

  • #1 歯肉剝離搔把術の適応禁忌 14:15

    【#1 歯肉剝離搔把術の適応禁忌】
    #1では歯周外科手術を行う際に配慮すべき全身疾患から、歯肉剝離搔把術の適応禁忌など、術前に注意すべき点を細かく講義していただきます。

    再評価後に歯周外科手術を行えるのかどうかの判断に大事な部分ですので、再復習をして損はありません。症状だけではなく患者協力度などについても触れられており、臨床ですぐに役立つ内容です。


    キーワード:癌 循環器系疾患 高脂血症 糖尿病 高血圧 問診 病歴 肝炎 フラップ FOP 切除療法 角化歯肉 

  • #2 根尖側移動全層弁歯肉剥離搔把術の手術 14:51

    【#2 根尖側移動全層弁歯肉剥離搔把術の手術】
    #2では実際の木村先生による症例を元に、根尖側移動全層弁歯肉剥離搔把術の手術の流れを見ていきます。その中でも切開や剥離のポイントを、細かく解説いただきます。また、手術には様々な機材を使用することになりますが、一つ一つ何を使うのがベストなのかお悩みの先生も多いかと思います。講義中にメスなども紹介いただきますので、同じものを使用して治療方法を再現することも出できるでしょう。


    キーワード:歯周基本治療 再評価時 サウンディング 歯槽骨 プロービング アタッチメントレベル スキャロップ 二次切開 オーバンナイフ エンベロップフラップ ハーシュフェルト PR3プリチャード 14ゴールドマンフォックス

  • #3 剥離後の掻把・骨と歯肉整形のポイント・縫合 13:21

    【#3 剥離後の掻把・骨と歯肉整形のポイント・縫合】
    #3では引き続き、根尖側移動全層弁歯肉剝離搔把術の手術の流れのつづきをみていきます。中でも剥離後の掻把や骨や歯肉整形のポイント、縫合までを細かく解説いただきます。木村先生が使用される機材もご紹介していきながら、それぞれの処置の意味を考えながら解説していただいています。


    キーワード:ユニバーサルキュレット シックルスケーラ ヤンガーグッド 超音波スケーラー ルートプレーニング 知覚過敏 グレーシーキュレット ラウンドバー ロングネック 骨穿孔 オーシャンビーンチゼル TG-O 歯肉鋏 8の字縫合 マットレス縫合

  • #4 歯周パックの作り方・術後の注意点 14:46

    【#4 歯周パックの作り方・術後の注意点】
    #4では根尖側移動全層弁歯肉剝離搔把術の手術の流れ、縫合のつづきから術後の流れをみていきます。歯周パックの作り方から抜糸や予後について細かく解説していただきます。手術から24年たっても予後が良好である症例を見ることができます。また、実際によくある問題や失敗、その対応についてもお話しいただいているため最後まで見逃せません。


    キーワード:16ゴールドマンフォックス 舌圧子 絹糸(4-0) 三角形弱湾針 ワセリン 保冷剤 氷水 ペニシリン系 サワシリン アセトアミノフェン カロナール PHP ウルトラサーブ  

  • #1 歯冠長延長術と根尖側移動全層弁歯肉剥離搔把術 18:00

    【#1 歯冠長延長術と根尖側移動全層弁歯肉剥離搔把術】
    クラウンの予後に大きく関わる因子の一つに『臨床的歯冠長』があります。この『臨床的歯冠長』がしっかりと確保できていれば、クラウンの予後を良好に保つことが可能になります。では、『臨床的歯冠長』が十分でない症例についてはどうでしょうか。支台築造でコアを長く作製するという方法をとったとしても、根本的な解決にはならず、予後はよくなりません。
    そこで、本講義では『歯冠長延長術』について詳しく講義していただきました。手術の流れ、全層弁と部分層弁について、『歯冠長延長術』と併用する『根尖側移動全層弁歯肉剥離搔把術』について、実際の症例を基に詳しく解説しています。


    キーワード:喫煙 審美障害 自発痛 ポーセレン 抜髄 TEK 前装冠 咬合 印象 金銀パラジウム合金 銀合金 銀イオン 着色 ゴールドコア ファイバーコア 接着 直接法 間接法 GM1 セメント 適合 充填 クラウンレングスニング フェルール 全層弁 剥離 骨削合 ラウンドバー 歯間 ポケット除去 全層弁 歯槽骨 脈管形成 壊死 角化歯肉 歯周形成外科 骨膜 骨外科 Distal wedge operation Palatal Flap 歯肉歯槽粘膜境 コンタクト 

  • #2 遊離歯肉移植術 15:11

    【#2 遊離歯肉移植術】
    歯周外科手術には7つの種類があり、非炎症性歯周疾患に対する手術と炎症性歯周疾患に対する手術があります。非炎症性疾患の症例の内、角化歯肉が少ない症例やほとんどない症例、歯肉退縮を起こしている症例に有効な手段となるのが『遊離歯肉移植術』です。

    本講義では『遊離歯肉移植術』について詳しく講義して頂きました。歯周形成外科手術の中でも広く用いられる術式であり、根尖側移動全層弁歯肉剥離掻把術の次に習得して頂きたい術式です。ぜひご覧ください。


    キーワード:切除療法 歯肉切除術 歯肉剥離掻把術 再生療法 骨移植術 GTR法 エムドゲイン 根分岐部病変 上皮下結合組織移植術 根面被覆術 歯槽堤増大術 歯間側移動術 有茎弁側方移動術 小帯切除術 角化歯肉 歯根露出 擦過創 歯肉退縮 根尖側移動全層弁歯肉剥離掻把術 部分層弁根尖側移動術 辺縁歯肉 口腔前庭 審美障害 知覚過敏 歯列矯正 進行性歯肉退縮 歯肉形態異常 歯肉増大 上皮 固有層 結合組織 粘膜下組織 脂肪 腺組織 表面麻酔 浸潤麻酔 縦切開 ヨード 歯冠乳頭 歯肉歯槽粘膜境 骨膜 ティッシュプライヤー アジソン 有鈎ピンセット 

  • #3 遊離歯肉移植術 受容側と供給側の準備 17:25

    【#3 遊離歯肉移植術 受容側と供給側の準備】
    #2は遊離歯肉移植術の目的や利点欠点など、基礎的な内容についての講義でしたが、今回は実際に手術を行う上で重要な手順について詳しく講義していただきました。

    実際の症例画像を用いて移植の準備から縫合まで詳しく解説。遊離歯肉移植術を習得・復習する場合に重要なポイントをしっかりカバーしています。


    キーワード:歯肉弁 根尖 オトガイ孔 オトガイ神経 パノラマエックス線写真 根面被覆 歯根露出 角化歯肉 切開線 部分層弁 骨膜 全部層弁 結合組織 ラグランジュ鋏 需要床 生理食塩水 ガーゼ 口蓋歯肉 浸潤麻酔 口蓋皺襞 大口蓋孔 根面被覆 ドライホイル アルミ箔 移植片 絹糸 ナイロン糸 縦切開 PROLENE 骨膜縫合

  • #4 遊離歯肉移植術 術後の注意点 15:01

    【#4 遊離歯肉移植術 術後の注意点】
    引き続き、遊離歯肉移植術の手順についての講義となります。

    #3の続きである移植片の縫合から術後の注意点について詳しく解説。歯周パックを行う上でのポイントや、術後の治癒と歯周パック・縫合除去のタイミングなど、押さえておくべきポイントがしっかりカバーされた内容となっております。

    また最後には論文考察による遊離歯肉移植の術後の分析や、根面被覆および歯槽堤増大を目的とした遊離歯肉移植術の適用についても解説していただいております。


    キーワード:瘢痕治癒 骨膜縫合 口腔前庭 プラーク 部分層弁 歯間乳頭 サワシリン カロナール 投薬 腫脹 内出血 洗浄 抜糸 術後用歯ブラシ クリーピングアタッチメント 審美 色調

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試験結果

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