インビザラインを導入したいGPの先生向けの講義です。インビザラインシュミレーションガイドのメリット・デメリットや実際の使い方について詳しく学ぶことができます。 動かす歯と動かさない歯の選択基準、アタッチメントの有無に至るまで、アライナー矯正の成功への道筋をしっかりと学んでいきましょう。
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「GPのためのアライナーシミュレーションガイド 〜これだけは覚えよう!歯科矯正の基礎知識〜」第1章 クリンチェックの特徴
ダイジェスト映像です。 -
デジタル時代の波に乗り、歯科界隈でもクラウドの重要性が増しています。
レントゲン撮影もデジタル化に移行し、PC関連だけでなく歯科でもクラウドが日常的に活用されています。
特に矯正治療はその需要が年々拡大しており、今回の動画ではインビザライン製品の特徴や矯正の基礎知識、症例ごとの治療計画について丁寧に解説されています。
参考書として、荒井先生の自著「GPのためのアライナーシミュレーションガイド」もご紹介いただきました。
クリニック経営においても新たな展開が期待されます。
ぜひ動画をご覧いただき、最新の歯科技術に触れてみてください。 -
クリンチェックソフト、それは歯科界におけるデジタルな進化を象徴する革新的なソフトウェアです。
このソフトウェアは、スキャナーで取得したデータをアップロードすることで、デジタルなセットアップを可能にします。
かつての模型を分割し、ワックスでセットアップしていた手法と同じように、歯を微細に移動させることができます。
この柔軟性を最大限に引き出すために、様々なアイコンを駆使して歯を効果的にコントロールすることができます。
更に素晴らしい点は、歯を移動させた量に関しても、最初の状態からどのくらい変化させたのか、その微細な数値まで確認することができることです。
これにより、歯科医師は患者の状態を細部まで把握し、精密で効果的な治療計画を立てることができます。
本動画ではクリンチェックソフトのメリットについてお話しいたします。 -
アイコンの操作により歯牙の動きを細かくシュミレーションすることができます。
圧下や挺出などの操作も容易です。
荒井先生が実際にソフトを使いながら、アイコン操作についてご説明して下さいました。 -
日々の診療中に効率的なセットアップは難しく感じることはありませんか?
今回は、セットアップをスムーズに行うためのヒントを紹介しています。
まず、セットアップが難しい場面で大変便利なのが「コメント機能」です。この機能を活用することで、疑問点や修正希望箇所を直接指摘し、迅速に対応を受けることが可能となります。
特に注目すべきは、コメント記入欄の3つのキー部分。
それは、TOP画面の「治療方針」、処方書の「特記事項」、そして「クリンチェックの変更指示」です。
これらの部分に適切な情報を入力することで、治療の質と効率が飛躍的に向上します。
この動画を通じて、効率的なセットアップの秘訣を学ぶことができます。 -
アライナーの枚数によって、治療計画のアプローチは異なります。
今回はそのポイントをご紹介します。
まず、アライナーの枚数が25枚未満の場合、一度の治療で完結することも珍しくありません。
このような場合、初めから的確なゴール計画を立てることが求められます。
治療の成功を追求するために、ゴールに向かっての明確なルートを設定することが大切です。
一方、アライナーの枚数が25枚以上の場合、追加のアライナーが必要となるケースが増える傾向にあります。
そうした状況では、初回の治療計画は大まかなもので構いません。
調整や修正は、治療の進行を見ながら行っていくアプローチが効果的です。
詳細なポイントは動画で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。 -
テクニシャンとのやり取りに時間を取られて困ることはありませんか?
効率よく治療を進めるための大きなカギは、処方書の内容です。
最初に提出する処方書の内容が適切であれば、テクニシャンとのコミュニケーションの回数を大幅に減少させることが可能です。
正確かつ詳細な処方書は、治療の流れをスムーズにし、患者様へのサービスの質を向上させる要因となります。
こうした背景を受け、荒井先生のクリニックでは、処方書の記載項目に関する独自のルールを設けているそうです。
具体的な内容や選択の基準など、他のクリニックではなかなか聞けない秘訣を持っているそうです。
処方書の作成に関するアドバイスやノウハウなど。
荒井先生の取り組みを参考に、自院のシステムもブラッシュアップしてみてはいかがでしょうか。 -
第1章のまとめとして、荒井先生が若手歯科医師からの疑問に対して詳しく解説を行いました。
動かす歯と動かさない歯の選択基準やアタッチメントの有無の判断基準、クリンチェックが完成した後の確認事項など。
治療の方向性を決定する段階は、成功のための非常に重要なステップです。
荒井先生の解答を参考にして、ご自身の治療計画へのアプローチを再評価してみてはいかがでしょうか。 -
「GPのためのアライナーシミュレーションガイド 〜これだけは覚えよう!歯科矯正の基礎知識〜」第2章 インビザラインのアライナーの特徴
ダイジェスト映像です。 -
アライナー治療と聞くと、多くの歯科医師の方が思い浮かべるのは、インビザライン社のアライナーでしょう。
薄さわずか1ミリのこのアライナーには、様々な工夫と技術が凝縮されています。
特に、インビザライン社のシート使用によって、治療の予知性が飛躍的に向上。
2015年に新しいシートが導入されて以降、それまで動かすのが難しかった歯も、確実に動かすことが可能となりました。
そしてアライナーの製造には、最先端の「光造形」、すなわち3Dプリンティング技術が用いられます。
先進の技術と職人の技が込められたアライナーの製造過程を解説いたします。 -
近年、アライナー矯正の進化が著しい中、特に注目すべき技術がインビザライン社の「スマートトラック」です。
スマートトラックは、柔らかい素材・硬い素材・柔らかい素材の3層から成る特殊な構造を持つマウスピースシートです。
中央の硬い層は持続的なライトフォースを供給し、前後の柔らかい層は歯へのフィット感を強化します。
この結果、歯に対して高い吸着力を持ちながら、効果的に歯を所望の位置に動かすことができます。
さらに、インビザライン社のマウスピースに石膏を注入してみると、アタッチメントが鮮明に確認できます。
対照的に、他社製品で同様の試みを行うと、アタッチメントが不明瞭であり、その精度の違いが歴然とします。
この差は、歯に対する吸着力の弱さとして現れ、十分な力を歯に伝達するのが難しくなっています。
現在(2023年)、この3層構造のスマートトラック技術を採用しているのはインビザライン社のみです。
以前のEX30との比較でも、歯の移動率が57%向上しており、その効果の大きさが証明されています。
本動画では、その独自の3層構造とその性能に焦点を当て解説していきます。 -
最新の口腔内スキャン技術は、光を使用して印象を捉える技術です。
しかし、その精度を最大限に引き出すためには、注意点がいくつか存在します。
一見完璧に捉えられたように見えるデータでも、後のプロセスで意図しない変化が生じることがあるのです。
例えば、7番の歯がスキャン上で明瞭に写る一方、後のデータ処理でその一部が反映されないこともあります。
そのような状況に直面した際、再現・復活の依頼も可能ですが、残念ながら精度が落ちる場合があります。
とはいえ、スキャン技術の魅力を最大限に生かすための秘訣があります。
それは、撮影時に口腔内が「乾燥」していること。
正確なデータを取得するための方法を解説いただきました。 -
矯正歯科治療の現場でよく聞かれる「IPR」。
「インター プロキシマル リダクション」の略で、隣接面の削合を意味しています。
この手法は、エナメル質の範囲内で歯の削り、必要なスペースを確保して歯を適切な位置に動かすためのものです。
とはいえ、大切なエナメル質をどれだけ削ることができるのでしょうか?
荒井先生の独自の基準を、具体的に教えてくださいますので、ぜひ動画でご確認ください。
また、極めて重要なのがIPRを行うタイミングです。
あまり早く行うと、隣の歯が意図しない方向に倒れるリスクがあります。
どのタイミングが最適か、動画で解説していおりますのでご覧になってください。
この動画を通じて、IPRの正確な知識と実践方法を習得し、より安全かつ効果的な治療を目指しましょう。 -
IPRの方法は大きく3つに分けられます。
それは「バー」「カッティングディスク」「ストリッピング」です。
各手法には特徴があり、状況や患者のニーズに応じて選択することが求められます。
実際に「IPR」を行っている動画をみながら、成功のポイントを解説いただきました。
失敗しやすいのがエナメル質の削りすぎです。
安全性を高め、削りすぎを防ぐテクニックも教えてくださいます。
IPRのテクニックは、治療の質を高めるための必須のスキルです。
この動画を通じて、確かな技術を身につけましょう。 -
アライナー矯正におけるアタッチメント技術は、患者に快適で効果的な治療を提供するための不可欠な要素となっています。
今回の動画では、アタッチメントの2つの主要なタイプ、「通常アタッチメント」と「最適アタッチメント」に焦点を当てて、その特性と使用シーンを詳しく解説しています。
「通常アタッチメント」は、その名の通り、マウスピースが確実に位置を保つための基本的なアタッチメントです。
これにより、マウスピースが適切にフィットし、外れることなく治療をサポートします。
一方、「最適アタッチメント」は、その特性上、より特定の治療目的に特化しています。
挺出や回転、ルートコントロールといった治療の目的に応じて、アタッチメントの形状が異なるのが特徴です。
これにより、治療の質と効果を最大化することが可能となっています。
アタッチメントの選択と適切な使用は、治療の成功に向けた大切なステップです。
この動画を通じて、それぞれのアタッチメントが持つ特性と、最適な設置ポジションを学び、患者へのより質の高い治療提供を目指しましょう。 -
歯列矯正の分野で注目されるアライナー技術。
その中心にあるのが、「最適アタッチメント」との連携です。
今回の動画では、アライナーがどのように歯を動かすのか、その秘密を深堀りしています。
アライナーは最適アタッチメントによって歯に圧力をかけ、その結果として歯が理想的な方向へと動き出します。
驚くべきことに、歯を押す方向にはアライナーと歯の間に意図的に隙間が作られています。
この隙間は、歯の動きを促進するための重要なスペース。
初めて見るとアライナーが浮いているように感じるかもしれませんが、これは歯の移動を円滑にするための設計です。
そして、ここでキーポイントとなるのが「アクティブサーフェイス」。
この位置はAIの計算を用いて最適化され、アライナーが歯を押すことで、理想的なポジションへと導いてくれます。
この動画を通じて、アライナーと最適アタッチメントの精緻な連携の裏側を理解し、より効果的な歯列矯正治療を目指しましょう。 -
アライナー矯正に欠かせないアタッチメントの設置技術について、荒井先生の実際の症例を通じて詳しく解説いただきました。
アタッチメントの設置の際、テンプレートを見つつ、位置決めのエッチングが重要です。
ワンステップボンディングも選択肢にはありますが、アタッチメントの持続性を重視するなら、エッチング推奨です。
エッチング・水洗・乾燥・ボンディン剤の塗布・光照射まで手順を追って説明いただきます。
また、アタッチメント除去の際、エナメル質を傷つけないコツも学べます。 -
アライナー矯正の一環として「プレシジョンカット」の知識が欠かせません。
アライナー矯正で顎間ゴムを使用の際には、アライナーに「プレシジョンカット」を施す必要があります。
ボタンカットとフックの2種があり、理想的な歯列を実現するためには、その設置箇所が重要です。
フックを設置する一般的な位置や、設置を避けるべき部位をまず押さえましょう。
また、フックはアタッチメントと併用は推奨されませんが、その代替処置について教えてくださいます。
あわせて、ボタンカットの一般的な設置位置も学べます。
アライナー矯正におけるカット技術は精密かつ緻密なアプローチが求められます。
皆様の臨床にお役立てください。 -
アライナー矯正ではバイトランプに下顎前歯部を当てることで歯牙を圧下させ、前歯部の早期接触の改善を行います。
そのコツと2次作用について解説いただきました。 -
プレッシャーエリアとは、下顎前歯部に加えられた凹みのことです。
アライナー矯正における、ディープバイトの改善方法を解説いただきます。 -
パワーリッジはルート・リンガル・トルクをかけるための機能です。
AIが自動で判断してくれるので自分で指示を出すことはありませんが、知識として押さえておきましょう。 -
プレッシャーポイントとはディテーリングプライヤーを使用して自分でアライナーに凹みを付けることです。
この技術は、軽度な症例において結果をもたらしています。
実際、プレッシャーポイントを適切に施すことで、わずか1週間程度で歯の動きを実現することが可能となります。
この技術の導入により、追加のアライナーの使用を避けることができるため、時間的・費用的な負担が大幅に軽減されるのです。
どこに設置することで、歯牙がどのように移動するのか。
プレッシャーポイントの圧接方法と設置場所を解説いただきました。 -
矯正治療の現場において、IPRの過剰な施行によるコンタクトの緩和は頭を悩ます課題の一つです。
そんな時、注目したいのが「バーチャルCチェーン」というアライナーです。
このバーチャルCチェーンは、治療終了時の緩いコンタクトを解消するためのアライナーとして活用されます。
具体的には、3番から3番の前歯部のみを狭める選択や、6番から6番にかけてのフルアーチでの狭める方法を選択できます。
バーチャルCチェーンの活用方法と使用をさけるべきケースを解説いただきます。 -
アライナーの中で「矯正力がない」ものがあることをご存知でしょうか?
それが「パッシブアライナー」です。
矯正力は持たず、保定装置としての役割を果たします。
さらに、そのバージョンアップ版として「デュアルパッシブアライナー」も存在します。
これは、一般的に「フェイクアライナー」とも呼ばれ、上下の歯列の両方で歯の動きを止めるアライナーです。
おすすめの使用方法や、矯正途中での活用方法を教えていただきます。 -
歯科矯正の進行中、アライナーの適合不良や破損に直面することがあります。
そのような時、インビザラインの「保証アライナー」がその名の通り、医師と患者双方に安心の保証を提供します。
ただし、無償での作り直しには条件があります。
本動画では、保証アライナーの無料条件について説明いただきます。 -
アライナー矯正においての患者様の装着時間の管理に頭を悩ませていませんか?
特に、高校生をはじめとした若年層は、推奨される装着時間を守るのが難しくなることがあると思います。
そこで有効なのが、インビザラインの新たなオプション「コンプライアンスインジケーター」です。
アライナーに付与された青色のインジケーターが、装着時間に応じて変化し、装着時間をチェックすることが可能です。
本動画では、色の変化による判断の目安を学べます。
この機能を利用して、患者様の装着時間の遵守を促進させ、より効果的な矯正を実現しましょう。 -
歯科矯正治療は、年齢や成長段階に合わせて異なるアプローチが求められます。
特に、成長期の患者さんには、その成長を上手く利用した治療が必要となります。
小児の矯正治療の主訴として多いのが、上顎前突とそれに伴う下顎の劣成長でしょう。
それを解決するのが「プレシジョン・ウイング」です。
臼歯部頬側に取り付けるウィング状の突起が、下顎の成長を誘導してくれます。
成長期の患者さんへの治療に新たな選択肢をもたらす「プレシジョン・ウイング」。
その効果と適用方法を学ぶことで、より高度な治療が可能となります。 -
マウスピース矯正では、初回のアライナーで大きな叢生の調整を行い、次にリトラクト作業、最後にディテーリング作業を行います。
しかし、治療途中で問題が発生した場合、追加のアライナーが必要となることがあります。
この追加のアライナーを「リファイメント」と呼びます。
特に、IPRのタイミングが早かったり、抜歯後に適切なマウスピースの装着を怠ると、歯が非理想的な位置に移動してしまうことがあります。そうした状況では、リファイメントが非常に重要となります。
ワイヤー矯正とアライナー矯正の相違点を見ながら、リファメントが必要なケースと治療計画の修正について解説いただきます。 -
アライナー矯正治療計画のセットアップは最も重要なステップのひとつです。
しかし、追加アライナーの処方書の記入によっては、意図しない出っ歯の治療計画が進行するリスクがあります。
それを避けるためにはどうしたらよいのでしょうか。
アングル関係の質問事項への記入方法など、最良の治療計画を構築する処方書の記入方法を学びます。 -
「インビザライン」の矯正治療には7種類の選択が存在し、異なる料金設定があります。
それぞれの特徴と選択方法を学んで、患者様の状態や要望に合った治療計画を立てましょう。 -
第2章のまとめとして、荒井先生が若手歯科医師からの疑問に対して詳しく解説を行いました。
AIを利用したアタッチメント設計の効果が十分でない時の対処方法や、追加アライナーを適用する際のIPRのノウハウ。
さらにはバーチャル・Cチェーンの選択のポイントなど、具体的なテーマについて深く掘り下げています。
荒井先生の実践的な経験と知識を学べる、非常に有益なセッションです。
ぜひご覧ください。 -
「GPのためのアライナーシミュレーションガイド 〜これだけは覚えよう!歯科矯正の基礎知識〜」第3章 GPのための最低限の歯科矯正の知識
ダイジェスト映像です。 -
本動画ではまず、矯正治療において覚えておくべき重要な数値について詳しく解説されています。
その中でも特に注目すべきなのが、FMA、FMIA、IMPAの3つの角から成るTWEED三角。
これらの角度は矯正の評価において鍵を握っています。
また、前歯部の前後的な評価に不可欠なANBにも言及されています。
ANBは、上顎で最も凹んでいるA点、下顎で最も凹んでいるB点、そして眉間のN点(ナジオン)から構成されるもので、側面からの視点で顔の骨格を評価するための大切な指標です。
特に、アライナー矯正においてはこれらのポイントを押さえておくことが、成功につながります。
視聴者が追いやすいように、わかりやすい図解を交えながらこれらのポイントを説明しています。
ぜひご視聴ください。
矯正治療における基本的な数値や評価ポイントについて把握できる内容となっています。興味がある方はぜひご覧ください。 -
硬組織(骨)に焦点を当て、矯正中の後戻りや骨の成長についての重要なポイントを解説いただきました。
矯正中に歯が元の位置に戻る原因の一つとして、骨の吸収と添加のタイミングのずれがあります。
骨吸収の周期と、添加の周期を説明し、後戻りのリスクを回避する方法を学ぶことができます。
また、骨の添加を早めるためにはミトコンドリアが必要です。
整形外科領域でも使用されている、新生骨を作るための加速装置についても教えていただきます。 -
矯正治療では、硬組織だけでなく軟組織との関係性も非常に重要です。
本動画では、エステティックラインやナゾ・ラビアル・アングルといった軟組織に関わる要素に焦点を当て、それらの基準や平均値について詳しく学ぶことができます。
特に注目すべきは、日本人と欧米人とでの美の基準の違いです。
歯科医師として、矯正治療を行う際には、患者さんの求めるエステティックな結果を実現するために、これらの基準を理解し、適切に活用することが不可欠です。
また、図解を用いた説明により、これらの要素の位置関係や角度を視覚的に把握することができ、理解を深めるのに役立ちます。 -
歯科矯正の道を歩む医師にとって、矯正専門用語は必須の知識となります。
その中でも特に重要とされる用語をピックアップし、解説いただきました。
ワイヤー矯正の手法である「3ステップ」、前歯部の遠心移動などの基礎的な概念。
そして、口角に出来る黒い三角形を指す「バッカルコリドー」については、荒井先生ご自身の顔貌写真を分析しながら教えてくださいますので、理解をより深められるでしょう。
さらに「アンカレッジ(固定)」や「オーバー・コレクション」などの用語についても、その意味や使用シーンを解説。
これらの知識をしっかりと身につけることで、より専門的な矯正治療を進めるための土台が築かれます。 -
第3章のまとめとして、荒井先生に若手歯科医師からの疑問に詳しく解答していただきました。
治療前に必ず採取すべき資料やビッグスマイルを撮るコツ、コンサルの際に示している資料など。
細かい疑問点についてもしっかり学ぶことが出来ます。 -
「GPのためのアライナーシミュレーションガイド 〜これだけは覚えよう!歯科矯正の基礎知識〜」第4章 移動量と移動限界
ダイジェスト映像です。 -
歯科矯正治療の中核となるのは、歯の正確な動き方の理解です。
本動画では、物体の動きを理解するための基本的なX軸、Y軸、Z軸に焦点を当てながら、歯の動きの特性について詳しく学べます。
物体はX軸Y軸Z軸の3軸に沿って6つの基本的な動きをしますが、歯はこれに加えてさらなる3つの動き方を持っています。
特に、歯の動きにおける回転移動の概念は、矯正治療の成功に欠かせない要素となっています。
また、近年注目されているアライナー矯正の技術についても触れられており、特にその得意とする「傾斜移動」のメカニズムについて詳しく解説されています。
さらに、歯の動きの中でも「トルク」と称される、歯根だけを動かす動きについても触れられています。
本動画は、歯の動きの理論を深く理解し、それを治療に活かしていくための基盤となる内容となっています。
ぜひご覧ください。 -
歯の移動には一定の限界がありますが、アライナー矯正を行う際、その限界を正確に知ることが治療の成功へのカギとなります。
この動画では、アライナー1枚による具体的な移動量を、横移動・圧下・廷出、トルク、回転といった要素ごとに詳細に解説しています。
例えば、90度以上回転させる必要がある小臼歯の場合、アライナーは45枚が必要となるとのこと。
さらに、アライナーの枚数の正確な計算方法についても、動画内で詳しく解説されています。
この知識は、矯正治療の計画や進行をスムーズに進めるために不可欠です。
ぜひご覧ください。 -
歯牙移動には基準値があり、動きには限界があります。
例として、1枚のアライナーで歯が0.25mm動くとされている場合、100枚で直線的に25mm動くわけではありません。
移動距離が増えるにつれて、実際の矯正で実現可能かの予測は難しくなるのです。
この難易度はシミュレーション上で知ることができます。
本動画をご視聴いただくことで、歯の9つの動きの中には、予知性の高い移動と低い移動が存在することを学ぶことができます。 -
今回の動画では、アライナー矯正における傾斜移動に焦点を当てて解説いただきました。
歯の傾斜移動は、矯正治療において頻繁に用いる動きの一つです。
しかし、すべてのケースで安心して傾斜移動を行えるわけではありません。
特定の状況下で歯肉の裂開に注意が必要なケースも存在します。
その詳細や注意点については、動画で具体的に解説されています。
ぜひご確認ください。 -
遠心移動の技術は、上下顎でその限界量が異なります。
理想的な移動としては「歯体移動」が挙げられますが、アライナー矯正がもたらす「傾斜移動」の影響についても見逃せません。
動画では、遠心移動における「フロッグモーション」と「シーケンシャルモーション」の2つのモーションに焦点を当て、シミュレーションを交えながら詳しく解説していただきました。
そして、リテンションアタッチメントの効果的な活用法についても、さまざまな実例とともに紹介されています。 -
今回は近心移動に焦点をあて解説いただきました。
中でも難しい大臼歯の近心移動では、下顎の2mmの近心移動距離や、大臼歯の元々の傾斜からくる動きに関する理解が重要です。
一方で、上顎においては上顎洞低の皮膚骨との関連から、動きにくさが生じています。
これらのポイントが、近心移動が遠心移動に比べ、どうして難易度が高いのかを理解する手がかりとなります。
アライナー矯正において、近心移動の難しさを克服する方法についても動画で紹介されています。
ぜひ、ご視聴ください。 -
本動画では、側方拡大の実際のアプローチと、それぞれの歯(犬歯・小臼歯・大臼歯)における限界量に焦点を当て解説いただきました。
CT画像とシミュレーションを交え、特に舌側に傾斜したケースでの取り組みや前歯の動かし方を臨床に則した視点で説明。
IPRや抜歯を避け、側方拡大の手法を利用して前歯をどれだけ動かせるのか、その具体的な方法について学べます。 -
本動画では、歯の「圧下・廷出・回転」といった動きに焦点を当て、その特徴を解説いただきました。
覚えるべきポイントがシンプルながら、その適用と理解はクリニカルシーンでの要となります。
シミュレーション画面上では、青丸と黒丸で可視化。
色彩による直感的な理解をサポートしてくれます。
詳細は動画で解説していますので、ぜひご確認ください。 -
歯根のトルクコントロールは非常に難しく、タイミングが重要です。
荒井先生はどのようなテクニックで動かしているのでしょうか。
具体的なポイントと手法やノウハウは動画にて丁寧に解説されています。
ぜひ、その目で確かめてください。 -
アライナー矯正における「バイトジャンプ(水平バイトジャンプ)」。
言い換えれば顎位移動に焦点を当て、お話しいただきました。
顎位移動のパターンは3つあり、それぞれがどのように進行し、どのようなポイントを持っているのか、詳細にシミュレーションを交えながら解説いただきました。
一つ一つのパターンが持つ特徴や、動かし方、実施するタイミングを学べます。
スーパーインポーズ機能を使って、顎位の移動と変化を確認する方法も教えてくださいます。 -
「垂直的バイトジャンプ」は、バイトを縦方向に動かす手法です。
実際のケースでは、どのような局面で活かされるのでしょうか?
左右の7番が早期に接触するシチュエーションがピックアップされ、その解決手段として如何に垂直性ジャンプが利用されるかが丁寧に解説されています。
また、処方書の項目についても解説してくださっていますので、参考になさってください。 -
顎間ゴムを使うバイトジャンプをエラスティックジャンプといいます。
本動画ではエラスティックジャンプに焦点を当て、顎間ゴムの使い方を丁寧に解説しています。
全てのバイトジャンプに顎間ゴムが必要とは限らないのをご存知でしょうか。
例えば、成長発育の予測やロック解除時はゴムが不要で、一方で歯列全体を動かす際にはその必要があります。
さらに、顎間ゴムのサイズによって、歯牙と顎位の動きにどのような違いが生じるのか?
エラスティックゴムの選び方についての詳細は、動画内の表が参考になります。
ぜひご確認ください。 -
顎間ゴムを使用する場合、ボタンを設置します。
ですがボタンの設置位置には、回転や傾斜のリスクが潜んでいます。
各歯牙で異なる設置位置のポイントを把握することが不可欠です。
更に、顎間ゴムのサイズと強さにも焦点を当て、その長さが持つメリットとデメリットについても詳しく解説いただきました。 -
「インビザラインGo」は、GP向けに開発された画期的な矯正装置です。
アライナー枚数は20枚で、5~5までの歯牙移動が可能(大臼歯は不可)。
最大6mmまでの叢生、5mmまでの過蓋・開咬、片側4mmまでの拡大が実現でき、正中のズレも1mmまで調整できます。
実際の症例において、これらの条件でどれくらいの歯の移動が可能なのか、動画ではシミュレーションを通じて詳しく紹介されています。
臨床での活用に向けて、その可能性をぜひ確認してみてください。 -
第4章のまとめとして、荒井先生に若手歯科医師からの疑問に詳しく解答していただきました。
フロッグとシーケンシャルの選択基準や、顎間ゴムを使用するタイミングについて、荒井先生のご経験から得た知見を教えてくださいます。 -
「GPのためのアライナーシミュレーションガイド 〜これだけは覚えよう!歯科矯正の基礎知識〜」第5章 症例ごとの治療計画
ダイジェスト映像です。 -
アライナーの不適応な症例は3つあります。
(1)骨格性の反対咬合+ディープバイト
(2)成長期のⅢ級症例
(3)下顎のシフト症例荒井先生は、アライナー矯正の場合、反対咬合のケースは慎重に判断すべきとお考えです。
また、叢生がない下顎のシフトケースはワイヤー矯正でも難しいでしょう。
詳しい理由については、動画内でご確認ください。 -
今回はアライナー矯正特有のトラブルについて、解説いただきました。
遭遇率が高い「臼歯部離開」と「上顎2番が挺出しない」に焦点を当て、その背後にある原因と解決策を教えていただきます。
具体的には、「臼歯部離開」がなぜ起こり、その原因となる前歯の移動や臼歯部の変形にどう対処すべきか。
また、「上顎2番が挺出しない」における、円錐型矮小歯という頭痛の種に対して、先生が実際の臨床でどのように取り組んでいるのかをリアルなケースをもとに学ぶことができます。
それぞれの状況において、アタッチメントの位置やボタンの利用方法、そして力のかかり方を最適化するヒントが詰まっています。
この動画を通して、初学者からベテランまで、すぐに臨床に活かせる技術や知識を身につけていただけることでしょう。 -
次に、アライナー矯正におけるⅠ級叢生症例にフォーカスしましょう。
動画では、荒井先生が経験に基づいたIPR・抜歯の基準をわかりやすく紹介しています。
その他、イージーケースの基準を超えて、特定の数字を覚えることで抜歯の判断が迅速になるポイントも解説されています。
また、実際の症例を通じて、Ⅰ級叢生症例におけるシミュレーションが2つ紹介されています。
大臼歯がⅠ級であれば、叢生があっても枚数は20枚前後で終了する可能性が高まります。
ただし、前歯部が反対咬合でロックしている場合にはどうなるのか、その解説も含まれています。
詳細な内容はぜひご自身で、動画をご確認ください。 -
Ⅱ級症例におけるアライナー矯正のポイントを解説いただきました。
まず、Ⅱ級の分類にはClass1、半咬頭Class2、Class2の3つがあり、Ⅱ級1類とⅡ級2類があります。
これらには見た目にも差が現れます。
通常、ワイヤー矯正ではⅡ級2類が難しいとされていますが、アライナー矯正ではどうなるでしょうか。
動画では、荒井先生が3つのケースを通じてアライナー矯正のポイントを解説しています。
(1)大臼歯・full Class2の場合
(2)大臼歯・半咬頭Class2の場合
(3)下顎劣成長の場合
それぞれのケースにおいて、治療のポイントが解説されています。
この情報は、Ⅱ級症例にアライナー矯正を適用する際の参考になることでしょう。
詳細な内容は動画で確認してみてください。 -
Ⅲ級症例におけるアライナー矯正のポイントを解説いただきました。
荒井先生が強調する診断のポイントは「手を出してはいけないⅢ級症例」の識別です。
慎重な判断が不可欠であり、その背景には複雑な治療プロセスが潜んでいます。
Ⅲ級症例の代表的な治療法として4つのアプローチを紹介しています。
(1)上顎前歯の前方への移動
(2)下顎前歯を舌側への倒し
(3)下顎臼歯の遠心方向への移動
(4)スピー湾曲の保持
特に(3)下顎臼歯の遠心への移動では、細やかな注意を要します。
なぜなら、潜在的なトラブルが潜んでいるからです。
荒井先生が具体的なトラブルとその対処法について明かしてくださっていますので、ぜひ直接ご覧いただくことをお勧めします。 -
正中のズレは、1㎜までが比較的難易度が低く、1本分になると厳しいとされています。
治療を行う上で重要なポイントは、正中がズレる背後にある理由を把握し、それが「治るズレ」なのか、そうでないのかを正確に判断することです。
特に欠損に起因するズレでは、正中の合わせる作業は困難を伴います。
また、下顎がシフトしているケースにおいては、ズレが単なる歯列の問題でなく、骨格性の問題でないかを見極めることが不可欠となります。
これらのポイントに荒井先生がどのようにアプローチしているのか、詳しくは動画で確認してみてください。 -
空隙歯列の治療は最大7㎜の範囲であれば比較的容易とされていますが、その治療方針には多くの考慮が必要です。
すべての空隙を大臼歯に寄せて閉じるのが最善策か、その判断基準や動かし方のポイントが、動画の中で先生によって紹介されています。
一般的なケースではなく、個々の症例に最も適したアプローチが何であるかが解説されている点に注目です。
そして、何故空隙歯列は生じるのでしょうか。
多くの場合、短い舌小帯が根本的な原因となり、これが舌の適切な動きを妨げ、嚥下運動に影響を与えて空隙歯列を形成してしまいます。
この根本的な原因を解消しなければ、治療後のリバウンドの可能性もあるでしょう。
舌小帯切除術に関する解説と、荒井先生の独自のアプローチについて、動画を通して学ぶことができます。 -
口蓋側転位の上顎2番の歯は視認しやすい位置にあるため、歯を下げる「圧下」を検討する先生もいるのではないでしょうか。
しかし、実は圧下せずとも頬側に転位させるだけで、自然と切縁の位置が整います。
また、位置が大きくズレている歯に対して抜歯を検討されることもあるでしょう。
抜歯を選択する際には、咬合の観点から4番の抜歯が推奨されます。
具体的な2番と3番の歯の動きに関する詳細なアプローチと実例については、動画を通じて得ることができます。
是非、ご確認ください。 -
かつてのアライナーは翼状捻転の動かしにくさが課題でしたが、技術の進化により現在ではアタッチメントなしでもスムーズに動かせるようになりました。
従来通りの治療計画を進めても、この点に関しては特に問題を抱えることはありません。
翼状捻転を解決する現代のアライナー技術について、詳しくは動画でご確認ください。 -
オープンバイトの矯正において、8番の抜歯は重要なポイントです。
これによって大臼歯の遠心移動が容易となり、場合によっては8番を抜歯するだけでオープンバイトが改善することもあります。
ただし舌癖がシビアだと治らないといった注意点もあり、動画中で解説しています。
アライナー矯正はオープンバイトに強いとされていますが、Ⅲ級のオープンバイトの動かし方には独自のコツがあります。
詳細は動画でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。 -
ディープバイトは特定のミリ数からの定義ではなく、主にスケルタルⅡ級やスピーが強い、または臼歯の圧下などが原因とされます。
ディープバイトの成因によって治療方法が異なり、例えば、スピーの湾曲によるものに対しては特定の方法を解説いただきました。
アライナー矯正はディープバイトの治療が得意ではないため、メーカーから販売されている専用の装置を活用することが重要です。
特に臼歯にシザーズバイトがあり、高径が低い場合は、基本的には傾斜移動が治療の主要な方法として考えられます。
この他、マルチブラケットを用いたディープバイトの治療方法についても、詳しく解説されています。 -
歯列矯正では歯牙を移動させるスペースを確保するため、抜歯をする場合があります。
その抜歯の基準について、まず表でご説明いただきました。
特に4番抜歯の判断基準は3番の傾斜移動でなされ、抜歯が容易な条件として3番の近心傾斜が挙げられます。
また「移動の条件」についても触れているので、動画をチェックしていただきたいポイントです。
5番の抜歯についても、原則抜歯しないとしながら、それを行う場合の注意事項や4番の遠心移動量と経過観察の重要性が言及されています。
荒井先生のクリンチェックの手法についても確認できます。最後に全5章をまとめ、アライナー矯正とデジタルデンティストリーの現在と未来についてお話しいただきました。
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第5章のまとめとして、荒井先生に若手歯科医師からの疑問に詳しく解答していただきました。
親知らず抜歯のマネジメントや保定、MFT開始時期について、荒井先生のご経験から得た知見を教えてくださいます。
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