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基本検査 実践編 リニューアル版 (全6回)

ポジション・レストの取り方/プローブの挿入方法、姿勢をくずさず行う基本検査のポジション・レストの取り方について

  • 01.右上7-4 05:57

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    ・プロービングを行いやすい術者ポジションと患者さんのお顔の位置
    ・のぞき込まず、手首に負担の少ないレストの位置
    ・時間短縮できる検査方法


    【おさらい】
    [ポジションなど]
    ・術者ポジション:10時(足はスピットンの方向へ)
    ・患者さんのお顔:顔面平面が床と平行、軽く右側へ向いていただく
    ・開口量:2指程度
    ・患者さんとの距離:肩が上がらないように拳ひとつ分のスペースを開ける

    ◆右上76頬側
    ・ミラー:基本より指1本分程度長く持ち、鏡視+排除に使用する
    ・プローブ:中指を滑り止めの位置に置いて持ち、薬指は中指に添える
    ・レスト:口腔外(右口角の少し下あたり)

    ◆右上54頬側
    ・ミラー:排除
    ・プローブ :レストを安定させるため少し短く持ちなおす
    ・レスト:口腔外(右口角の少し下あたり)

    ◆右上76口蓋側
    ・ミラー:鏡視
    ・プローブ :少し長めに持ちなおす
    ・レスト:口腔外(右口角の少し下あたり)

    ◆右上54口蓋側
    ・プローブ:レストを安定させるため少し短く持ちなおす
    ・レスト:右口角下あたりの口腔外

    ※ポジション、レストは臨機応変に行う

  • 02.右上3-左上3 05:03

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    ・上顎前歯を行う時のポジションなど
    ・ミラーとプローブの持ち方
    ・ミラーでの排除と指での排除方法
    ・レストの位置


    【おさらい】
    [ポジションなど]
    ・術者ポジション : 11時
・患者さんのお顔の向き : 軽く右側へ
・開口量 : 1指程度
・ミラー:基本の持ち方より指1本分短めに持つ
・プローブ:基本の持ち方より短めに持つ

    ◆右上3-1唇側
    ・ミラー :成虫から挿入し、小臼歯あたりの唇を右斜め上に引き上げる(ミラー面を濡らしておく)
    ・レスト :口角の横(口腔外)中指と薬指を離さないように
    ※骨隆起などがあり、ミラーで排除を行いにくい場合:ミラーを左手に持ったまま、人差し指で排除する

    ◆左上1-3唇側
    ・術者ポジション:11時がやりにくければ12時へ
    ・レスト:プロービングを行う部位に合わせて、2〜3歯隣に置く

    ◆右上3-左上3口蓋側
    ・ポジション:11時へ
    ・開口量:2指程度
    ・ミラー :鏡視
    ・レスト :プロービングを行う部位に合わせて、2〜3歯隣に置く

  • 03.左上頬側4-7 06:28

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    ・プロービングを行いやすい術者ポジションと患者さんのお顔の位置
    ・のぞき込まず、手首に負担の少ないレストの位置
    ・左上7の遠心が難しい原因と対処法

    【おさらい】
    [ポジションなど]
    ・術者ポジション:12時〜1時
    ・患者さんのお顔:軽く右側へ向いていただく
    ・開口量:2指程度

    ◆左上45頬側
    ・ミラー:基本より指1本分程度長く持ち、粘膜を左上に引き上げて小臼歯が見えるようにする
    ・プローブ:レストを安定させるため少し短く持つ
    ・レスト:施術歯の2〜3歯隣

    ◆左上67頬側
    ・ポジション:10時に移動する
    ・ミラー:少し長く持ち鏡視で使用する
    ・レスト:対合歯
    ・左上7の遠心が難しい原因:ミラーを広げる位置が低い→ミラーをしっかり奥まで入れて、咬筋を内側から押し広げるように排除すること or 口外側から行うか、臼歯部用のプローブを使用する

  • 04.左下7-4 05:57

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    ・左下臼歯部のプロービング
    ・計測の際の注意点
    ・舌側計測の苦手解決法について

    【おさらい】
    ◾️左下臼歯部頬側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:11時で直視で行う
             やりづらければ12時方向へ移動する
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・顔面平面:床と平行
    ・開口量:2指程度
    ・チェアを低めに位置付けることで大臼歯が見やすくなる

    [ミラーの使用]
    ・ミラーを少し長めに持ち、左上に引き上げるように頬粘膜を排除する
     7番の計測が終わったら排除を緩める
    ・6番遠心が見づらい時はミラー視で行う
    ・5番あたりで頬粘膜を左下に引き下げて頬粘膜を排除する

    [プローブの持ち方]
    ・少し長めに持つ
    ・5番にきたら基本の長さ(中指の爪横がシャンクの根元)に持ち替える
     →このひと手間がプロービングエラーを防ぐ!

    [レスト]
    ・プローブを持つ長さによってレストの位置が変わる
     長めに持つ事で左下3・4番あたりにレストが取れる

    [計測]
    ・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する

    ◾️左下臼歯部舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:10時で直視で行う
    ・患者さんのお顔:正面
             舌側傾斜している場合などは少し左向きにするとやりやすい
    ・開口量:3指程度

    [舌側計測の苦手解決法]
    やりづらい理由:舌が大きい、舌側傾斜、嘔吐反射、根面露出、豊隆が大きい
    → マージンラインを見えやすくする事で解決!
     解決方法①:お顔を少し左に向ける
     解決方法②:お口を大きく開けてもらう
     解決方法③:ミラーで舌を排除

    [ミラーの使用]:ミラーで舌を排除する
    ・ミラー全体で排除するのではなく、見たい部位が見える程度に大臼歯側を排除する
    ・ミラーは少し長めに持ち、軽く排除する程度で行う
    ・舌を強く排除すると、舌に力が入り排除しにくくなるため注意する
    ・舌排除が必要なくなったらミラーを緩め、患者さんに楽に受けていただけるようにする

    [プローブの持ち方]
    ・少し長めに持つ
    ・小臼歯あたりにきたら基本の長さに持ち直す

    [レスト]
    ・正しい把持で行いやすいところにレストを取る

    [計測]
    ・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する
    ・トントントンと一定の圧、スピードが快適な施術のポイント

  • 05.左下3-右下3 05:57

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    ・左下3-右下3のプロービング
    ・計測の際の注意点
    ・舌側計測の苦手解決法について

    【おさらい】
    ◾️下前歯唇側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:12時で直視で行う
    ・咬合平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・開口量:2指程度
    ★マージンラインが覗き込まずに見えるところに位置付ける
     見えない場合:背面を起こす、ヘッドレストの調整、サイドポジションへ移動

    [口唇の排除]
    ・ミラーもしくは指で排除する
    ・3番の測定時は左下に引き下げると遠心が見えやすい
     3番の測定が終わったら排除を少し緩める
    ⚠️測定に集中しすぎて歯肉にミラーが当たらないように!

    [プローブの持ち方]
    ・基本の長さ(中指爪横がシャンクの根元)で持つ

    [レスト]
    ★プローブを持つ中指の位置でレストの位置が変わる
     綺麗な把持で楽に行えるところに取り、施術部位が変わるごとにレストも移動させる
    ・基本の長さで持つと2〜3歯隣に隣在歯レストが取れる
    ⚠️長く持ちすぎるとレストが離れてしまう

    [計測時の注意とポイント]
    ・常に根面とプローブを平行に挿入する
    ★下顎2番遠心は根面溝が深く歯周病の好発部位のため見過ごさない!
    ・右下に来てやりづらい時
     ①プローブを少し短く持ち、隣在歯にレストを取る
     ②プローブを少し長めに持ち、開口量を小さめにして対合歯レスト

    ◾️下前歯舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:12時でミラー視で行う
    ・咬合平面:顎を少し引くとやりやすい
    ・患者さんのお顔:正面(マージンラインが直視で見える or ミラーに映る位置)
    ・開口量:2指強〜3指程度
    ・舌側傾斜がある時
     ①ユニットの背面を起こす
     ②ヘッドレストを上げる
     ③顎を少し引いてもらう

    [ミラーの使用]
    ・短めに持ってミラー視と採光を行う

    [プローブの持ち方]
    ・基本の長さ(中指爪横がシャンクの根元)で持つ

    [レスト]
    ・隣在歯レスト

    [計測時の注意とポイント]
    ・常に根面とプローブを平行に挿入する
    ・歯石の付着が多い部位
     測定できない場合は業務記録に記載しておき、無理に測定しない

  • 06.右下4-7 04:32

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    ・右下4-7のプロービング
    ・計測の際の注意点について

このプログラムの受講状況
全体進捗
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試験結果

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