基本検査 実践編 リニューアル版 (全6回)
ポジション・レストの取り方/プローブの挿入方法、姿勢をくずさず行う基本検査のポジション・レストの取り方について
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基本検査 実践編 リニューアル版 01.右上7-4 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・プロービングを行いやすい術者ポジションと患者さんのお顔の位置
・のぞき込まず、手首に負担の少ないレストの位置
・時間短縮できる検査方法
【おさらい】
[ポジションなど]
・術者ポジション:10時(足はスピットンの方向へ)
・患者さんのお顔:顔面平面が床と平行、軽く右側へ向いていただく
・開口量:2指程度
・患者さんとの距離:肩が上がらないように拳ひとつ分のスペースを開ける
◆右上76頬側
・ミラー:基本より指1本分程度長く持ち、鏡視+排除に使用する
・プローブ:中指を滑り止めの位置に置いて持ち、薬指は中指に添える
・レスト:口腔外(右口角の少し下あたり)
◆右上54頬側
・ミラー:排除
・プローブ :レストを安定させるため少し短く持ちなおす
・レスト:口腔外(右口角の少し下あたり)
◆右上76口蓋側
・ミラー:鏡視
・プローブ :少し長めに持ちなおす
・レスト:口腔外(右口角の少し下あたり)
◆右上54口蓋側
・プローブ:レストを安定させるため少し短く持ちなおす
・レスト:右口角下あたりの口腔外
※ポジション、レストは臨機応変に行う -
基本検査 実践編 リニューアル版 02.右上3-左上3 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上顎前歯を行う時のポジションなど
・ミラーとプローブの持ち方
・ミラーでの排除と指での排除方法
・レストの位置
【おさらい】
[ポジションなど]
・術者ポジション : 11時 ・患者さんのお顔の向き : 軽く右側へ ・開口量 : 1指程度 ・ミラー:基本の持ち方より指1本分短めに持つ ・プローブ:基本の持ち方より短めに持つ
◆右上3-1唇側
・ミラー :成虫から挿入し、小臼歯あたりの唇を右斜め上に引き上げる(ミラー面を濡らしておく)
・レスト :口角の横(口腔外)中指と薬指を離さないように
※骨隆起などがあり、ミラーで排除を行いにくい場合:ミラーを左手に持ったまま、人差し指で排除する
◆左上1-3唇側
・術者ポジション:11時がやりにくければ12時へ
・レスト:プロービングを行う部位に合わせて、2〜3歯隣に置く
◆右上3-左上3口蓋側
・ポジション:11時へ
・開口量:2指程度
・ミラー :鏡視
・レスト :プロービングを行う部位に合わせて、2〜3歯隣に置く -
基本検査 実践編 リニューアル版 03.左上頬側4-7 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・プロービングを行いやすい術者ポジションと患者さんのお顔の位置
・のぞき込まず、手首に負担の少ないレストの位置
・左上7の遠心が難しい原因と対処法
【おさらい】
[ポジションなど]
・術者ポジション:12時〜1時
・患者さんのお顔:軽く右側へ向いていただく
・開口量:2指程度
◆左上45頬側
・ミラー:基本より指1本分程度長く持ち、粘膜を左上に引き上げて小臼歯が見えるようにする
・プローブ:レストを安定させるため少し短く持つ
・レスト:施術歯の2〜3歯隣
◆左上67頬側
・ポジション:10時に移動する
・ミラー:少し長く持ち鏡視で使用する
・レスト:対合歯
・左上7の遠心が難しい原因:ミラーを広げる位置が低い→ミラーをしっかり奥まで入れて、咬筋を内側から押し広げるように排除すること or 口外側から行うか、臼歯部用のプローブを使用する -
基本検査 実践編 リニューアル版 04.左下7-4 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画
・左下臼歯部のプロービング
・計測の際の注意点
・舌側計測の苦手解決法について
【おさらい】
◾️左下臼歯部頬側
[ポジション]
・術者ポジション:11時で直視で行う
やりづらければ12時方向へ移動する
・患者さんのお顔:軽く右向き
・顔面平面:床と平行
・開口量:2指程度
・チェアを低めに位置付けることで大臼歯が見やすくなる
[ミラーの使用]
・ミラーを少し長めに持ち、左上に引き上げるように頬粘膜を排除する
7番の計測が終わったら排除を緩める
・6番遠心が見づらい時はミラー視で行う
・5番あたりで頬粘膜を左下に引き下げて頬粘膜を排除する
[プローブの持ち方]
・少し長めに持つ
・5番にきたら基本の長さ(中指の爪横がシャンクの根元)に持ち替える
→このひと手間がプロービングエラーを防ぐ!
[レスト]
・プローブを持つ長さによってレストの位置が変わる
長めに持つ事で左下3・4番あたりにレストが取れる
[計測]
・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する
◾️左下臼歯部舌側
[ポジション]
・術者ポジション:10時で直視で行う
・患者さんのお顔:正面
舌側傾斜している場合などは少し左向きにするとやりやすい
・開口量:3指程度
[舌側計測の苦手解決法]
やりづらい理由:舌が大きい、舌側傾斜、嘔吐反射、根面露出、豊隆が大きい
→ マージンラインを見えやすくする事で解決!
解決方法①:お顔を少し左に向ける
解決方法②:お口を大きく開けてもらう
解決方法③:ミラーで舌を排除
[ミラーの使用]:ミラーで舌を排除する
・ミラー全体で排除するのではなく、見たい部位が見える程度に大臼歯側を排除する
・ミラーは少し長めに持ち、軽く排除する程度で行う
・舌を強く排除すると、舌に力が入り排除しにくくなるため注意する
・舌排除が必要なくなったらミラーを緩め、患者さんに楽に受けていただけるようにする
[プローブの持ち方]
・少し長めに持つ
・小臼歯あたりにきたら基本の長さに持ち直す
[レスト]
・正しい把持で行いやすいところにレストを取る
[計測]
・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する
・トントントンと一定の圧、スピードが快適な施術のポイント -
基本検査 実践編 リニューアル版 05.左下3-右下3 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・左下3-右下3のプロービング
・計測の際の注意点
・舌側計測の苦手解決法について
【おさらい】
◾️下前歯唇側
[ポジション]
・術者ポジション:12時で直視で行う
・咬合平面:床と平行
・患者さんのお顔:軽く右向き
・開口量:2指程度
★マージンラインが覗き込まずに見えるところに位置付ける
見えない場合:背面を起こす、ヘッドレストの調整、サイドポジションへ移動
[口唇の排除]
・ミラーもしくは指で排除する
・3番の測定時は左下に引き下げると遠心が見えやすい
3番の測定が終わったら排除を少し緩める
⚠️測定に集中しすぎて歯肉にミラーが当たらないように!
[プローブの持ち方]
・基本の長さ(中指爪横がシャンクの根元)で持つ
[レスト]
★プローブを持つ中指の位置でレストの位置が変わる
綺麗な把持で楽に行えるところに取り、施術部位が変わるごとにレストも移動させる
・基本の長さで持つと2〜3歯隣に隣在歯レストが取れる
⚠️長く持ちすぎるとレストが離れてしまう
[計測時の注意とポイント]
・常に根面とプローブを平行に挿入する
★下顎2番遠心は根面溝が深く歯周病の好発部位のため見過ごさない!
・右下に来てやりづらい時
①プローブを少し短く持ち、隣在歯にレストを取る
②プローブを少し長めに持ち、開口量を小さめにして対合歯レスト
◾️下前歯舌側
[ポジション]
・術者ポジション:12時でミラー視で行う
・咬合平面:顎を少し引くとやりやすい
・患者さんのお顔:正面(マージンラインが直視で見える or ミラーに映る位置)
・開口量:2指強〜3指程度
・舌側傾斜がある時
①ユニットの背面を起こす
②ヘッドレストを上げる
③顎を少し引いてもらう
[ミラーの使用]
・短めに持ってミラー視と採光を行う
[プローブの持ち方]
・基本の長さ(中指爪横がシャンクの根元)で持つ
[レスト]
・隣在歯レスト
[計測時の注意とポイント]
・常に根面とプローブを平行に挿入する
・歯石の付着が多い部位
測定できない場合は業務記録に記載しておき、無理に測定しない -
基本検査 実践編 リニューアル版 06.右下4-7 みんプレ限定
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・右下4-7のプロービング
・計測の際の注意点について
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