Doctorbook academy

みんプレ限定
2025年2月5日(水) 公開

04.左下7-4



  • みんなプレミアム限定!
    動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画


    ・左下臼歯部のプロービング
    ・計測の際の注意点
    ・舌側計測の苦手解決法について

    【おさらい】
    ◾️左下臼歯部頬側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:11時で直視で行う
             やりづらければ12時方向へ移動する
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・顔面平面:床と平行
    ・開口量:2指程度
    ・チェアを低めに位置付けることで大臼歯が見やすくなる

    [ミラーの使用]
    ・ミラーを少し長めに持ち、左上に引き上げるように頬粘膜を排除する
     7番の計測が終わったら排除を緩める
    ・6番遠心が見づらい時はミラー視で行う
    ・5番あたりで頬粘膜を左下に引き下げて頬粘膜を排除する

    [プローブの持ち方]
    ・少し長めに持つ
    ・5番にきたら基本の長さ(中指の爪横がシャンクの根元)に持ち替える
     →このひと手間がプロービングエラーを防ぐ!

    [レスト]
    ・プローブを持つ長さによってレストの位置が変わる
     長めに持つ事で左下3・4番あたりにレストが取れる

    [計測]
    ・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する

    ◾️左下臼歯部舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:10時で直視で行う
    ・患者さんのお顔:正面
             舌側傾斜している場合などは少し左向きにするとやりやすい
    ・開口量:3指程度

    [舌側計測の苦手解決法]
    やりづらい理由:舌が大きい、舌側傾斜、嘔吐反射、根面露出、豊隆が大きい
    → マージンラインを見えやすくする事で解決!
     解決方法①:お顔を少し左に向ける
     解決方法②:お口を大きく開けてもらう
     解決方法③:ミラーで舌を排除

    [ミラーの使用]:ミラーで舌を排除する
    ・ミラー全体で排除するのではなく、見たい部位が見える程度に大臼歯側を排除する
    ・ミラーは少し長めに持ち、軽く排除する程度で行う
    ・舌を強く排除すると、舌に力が入り排除しにくくなるため注意する
    ・舌排除が必要なくなったらミラーを緩め、患者さんに楽に受けていただけるようにする

    [プローブの持ち方]
    ・少し長めに持つ
    ・小臼歯あたりにきたら基本の長さに持ち直す

    [レスト]
    ・正しい把持で行いやすいところにレストを取る

    [計測]
    ・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する
    ・トントントンと一定の圧、スピードが快適な施術のポイント

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