実践で見る!PMTC ソフトブラシの選択と使い方、ポジション・レストの取り方について
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・下顎前歯部唇側を行うときのポジション
・ラバーカップとの動かし方の違い
・レストの置き方
【おさらい】
◆下顎前歯部唇側
・術者ポジション : 12時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行
・患者さんのお顔の向き : 正面
・開口量 : 1指分
※1指分開口していただいた時に、下顎前歯がどれくらい見えるか、口唇がどのようにかぶっているかを確認する習慣をつけましょう。
→口唇が深くかぶっていて歯が見えない=唇側にロールワッテを入れると施術しやすい
[ロールワッテの入れ方]
ロールワッテを水で濡らしてからアーチをつけ、唇側に入れる
(ロールワッテの上から排除を行うことで患者さんは痛みを感じにくくなる。)
・コントラの回転数:ラバーカップよりも少し早め
・ブラシを使用する時の注意:歯肉に当てないように気をつける
[左下3〜右下1]
・ブラシを歯面に当ててから、右下1、2の唇面に軽くレストをとる
・下顎前歯部は歯冠幅が狭いので、ブラシは下から上(歯頚部から切端方向)へ動かす
・叢生などの場合には、ブラシの角度を変えて側面にも当てる
[右下2〜3]
・レストが置きづらくなったら
①レストを小指に変え、口腔外にとる
②口唇排除をしている左手人差し指を右下小臼歯まで挿入し、その指の上にレストをとる(フィンガーオンフィンガー)
③右上2、3番あたりにレストをとる
いづれかの方法で行ってみる -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・下顎前歯部舌側を行うときのポジション
・レストの位置とソフトブラシの動かし方
【おさらい】
◆下顎前歯部舌側
※背中を丸めた覗き込み姿勢で行わずに、患者さんのポジションを調整しましょう。
①背板を起こし気味にして舌側が見えるようにする
②チェアーの高さを上げる
いづれかの方法で行う。下顎前歯が舌側傾斜している患者さんには、①をオススメします。
(本動画は①で行っています)
・術者ポジション : 12時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行もしくは起こし気味
・患者さんのお顔の向き : 正面
・開口量 : 2指分
・コントラの回転数:ラバーカップよりも少し早め
・ブラシを使用する時の注意:歯肉に当てないように気をつける
[左下3〜右下1]
・ブラシを歯面に当ててから、右下1、2の唇面に軽くレストをとる
・ブラシを歯頚部から切端まで、すくうように動かす
・コントラのブレを減らすため、左手の親指でコントラの側面に添える
[右下2〜3]
・レストが置きづらくなったら、患者さんのお顔を少し右に向けて、レストを上顎2、3あたりにとる -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上顎前歯部唇側を行うときのポジション
・患者さんの開口量
・粘膜排除のポイント
関連動画 つぎの動画も参考にしてください
【おさらい】
◆上顎前歯部唇側
・術者ポジション :10~12時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行
※横から確認する習慣をつけましょう
・患者さんのお顔の向き : 正面
・開口量 : 1指分
※お口を大きく開けてしまうと、口唇の伸びが悪くなり施術しにくくなります。
患者さんが大きく口を開けてくださった場合は「歯の外側をクリーニングするので、楽にお口を開けていただく程度で大丈夫です」とお声をかける。
・コントラの回転数:ラバーカップよりも少し早め
・ブラシを使用する時の注意:粘膜の排除の仕方、コントラをブレずに施術すること、ブラシを歯肉に当てないこと
[右上3]
・粘膜排除 : 左手の人差し指の指先を口角の内側から入れて軽く上(根尖方向)に持ち上げる -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・コントラを持つ位置
・レストをとる場所
・患者さんとの距離感
【おさらい】
◆上顎前歯部唇側
・術者ポジション :10~12時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行
・患者さんのお顔の向き : 正面
・開口量 : 1指分
・コントラの回転数:ラバーカップよりも少し早め
・ブラシを使用する時の注意:粘膜の排除の仕方、コントラをブレずに施術すること、ブラシを歯肉に当てないこと
[コントラを持つ位置]
・長く持っているとレストの位置が遠くなり、安定感が悪くなる=ブレやすくなる
・臼歯部から行っていて、前歯部にきた時には少し短めに持ち直す
[レストをとる場所]
・コントラを短めに持って、右上3番遠心にブラシを当てた状態で口腔外にレストをとる(コントラを持った手の形のまま自然に置く) : 右下3番根尖辺りの口腔外
※患者さんのお顔の上にレストをとる時は、「お顔に軽く手を置かせていただきます」とお伝えする -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・コントラの動かし方
・レストとポジションの取り方
・切端の着色除去方法
【おさらい】
◆上顎前歯部唇側
・術者ポジション :10~12時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行
・患者さんのお顔の向き : 正面
・開口量 : 1指分
・コントラの回転数:ラバーカップよりも少し早め
・ブラシを使用する時の注意:粘膜の排除の仕方、コントラをブレずに施術すること、ブラシを歯肉に当てないこと
[コントラの動かし方]
・ブラシを歯肉に当てないように、マージンから切端に向かって動かす
・前歯部は、遠心→中央→近心と3分割でブラシの角度を変えながら行う
[レスト・ポジション・患者さんのお顔の向き・粘膜排除]
・右上3〜1 レスト : 口腔外に置いたレストが少しずつ口角の方に上がっていく
・右上1 ポジション : 10時の位置で施術しにくくなれば、11時〜12時の位置に移動する
・左上1〜3 レスト : 口腔外から隣在歯に変わる
※口腔外は小指・隣在歯は薬指でレストを行い、唾液のついた手で口腔外にレストをとらないようにする
・左上2〜3 お顔の向き : 施術部位が見えにくくなってきたら、患者さんに少し右側を向いていただくと直視で行うことができる
・左上3 粘膜排除 : 左手人差し指の指先を左口角の内側から挿入し、左上にゆっくり持ち上げて粘膜排除を行う
[切端に着色がある場合]
・切端だけを特別にブラシを当て、着色を除去する -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上顎前歯口蓋側を行うときのポジション
・患者さんの開口量
・コントラの持ち方
・レストの置き方
【おさらい】
◆上顎口蓋側
・見えにくく、苦手な方が多い部位。患者さんのポジションが大切
※本動画はミラーをつ使わずに行う方法です。
・あらかじめミラーで口蓋側を観察し、マージンの位置やステインなどの付着状態を確認してから始める
・術者ポジション : 9~10時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行(起きていると前かがみになりやすいので必ず横から見て確認する)
・患者さんのお顔の向き : 少し右向き
・開口量 : 2指分
・コントラの回転数:ラバーカップよりも少し早め
・ブラシを使用する時の注意:歯肉に当てないように気をつける
・ブラシの当て方:1歯に対し遠心・中央・近心と3分割で当てる
・コントラを持つ位置:臼歯部の時より少し短め
※コントラを長く持つと、レストが離れてブレやすくなる。短めに持ってレストは近いところに置く。
[右上3〜]
・右上3の遠心側にブラシを当て、そのままの手の形でレストをとる
※レストは小指で、口腔外に。小指は伸ばさず、コントラを持ったての形のまま指の側面をオトガイ辺りに軽く置く。
・コントラを左手でサポートしながら施術する
※コントラを片手で操作しようとするとレストに力がかかり、患者さんの負担が大きくなる。 -
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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・上顎前歯口蓋側を行うときのポジション
・レストの位置とコントラの動かし方
【おさらい】
◆上顎口蓋側
・術者ポジション : 9~10時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行(起きていると前かがみになりやすいので必ず横から見て確認する)
・患者さんのお顔の向き : 少し右向き
・開口量 : 2指分
・コントラの回転数:ラバーカップよりも少し早め
・ブラシを使用する時の注意:歯肉に当てないように気をつける
・ブラシの当て方:1歯に対し遠心・中央・近心と3分割で当てる
・コントラを持つ位置:臼歯部の時より少し短め
※コントラを長く持つと、レストが離れてブレやすくなる。短めに持ってレストは近いところに置く。
[右上3〜左上3]
・左手の親指で口唇を右上3あたりまで引き上げ排除し、右上3の唇側に軽く置く
・右上3口蓋側遠心にブラシを当てる
・コントラを持った手の形のまま、小指でオトガイ辺りにレストをとる
・左手の人差し指をコントラの側面に軽く添えてサポートする
※コントラの角に指を添えるのは難しいため、側面に添える。
・ブラシは、右手のレストを中心にすくうように動かす(マージンから切端に向けて縦にストローク)
・右上2:レストの位置は下顎角あたりに
・右上1あたりでやりずらくなってきたら、ポジションを11時に
・右上1〜左上3:レストの位置は口角あたりに
・左手の親指:施術歯の唇側に
・左手の人差し指:コントラを支え、ブラシを安定させる
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