舌接触補助床(PAP)のPAPの特徴・効果・適応症、パラトグラムによる評価の方法、問診手法、舌圧検査、PAPの実際の作り方、PAPを成功させるための医科歯科連携に関して学ぶことができます。
-
舌接触補助床 PAP(Palatal Augmentation Prosthesis)に関して舌接触補助床とは何か・適応症をどうやって見分けるかといった内容の解説をしていただきました。
はじめに舌接触補助床と深い関りのある組織である舌のはたらきについて摂食嚥下時と発話時にわけてそれぞれ解説しています。
特に嚥下時の舌のはたらきに関してはVFを用いながら解説していただいており、視覚的にも理解しやすくなっています。
その後に義歯をPAPにした状態の装置と有歯顎者におけるPAPを提示していただきPAPがどのような形態をしているのか説明していただきました。
さらにPAPの特徴に関して詳しく解説していただき、その効果に関しても昨年改定された「舌接触補助床のガイドライン」の中から重要事項を抜粋しながらPAPを使用することでどういった改善が得られる可能性があるのか詳しく解説していただきました。
ここからは基本的な適応症、非適応症に関してどういった患者に適しているのか、逆にどういった患者であればPAPを使用することができないのか説明しています。
PAP使用に関してのスクリーニング検査の手法に関してもいくつかの手法を解説していただきました。
特にパラトグラムを用いた方法ではどの音を発音させると良いのか、パラトグラムで分かり得る形態を図説していただき、覚えておくべき基本のパターンについて解説しています。咀嚼・嚥下・構音障害、VF、サルコペニア、摂食機能療法 -
パラトグラムによる舌の動きの評価方法の続きから説明していただきました。
実際にどのような材料を用いて、どのような跡が見られた場合にPAPを使用すると良いのか詳しく説明しています。
また、問診による評価の方法ではどのようなことを聴取するべきなのか、舌圧検査に関しても解説していただき、PAPが必要と考えられる舌圧に関してエビデンスをもとに解説していただきました。
舌圧が不足している患者では口腔リハビリが必要となるケースもありますが、その際舌のリハビリに使用する器具も紹介しています。ここからはPAPの基本的な作り方について実際の症例を通じて解説していただきました。
ここまで解説していただいたパラトグラムによる評価や舌圧検査の結果をもとにPAPをどうやって作るのか使用する材料やその手法について詳しく解説しています。
PAP装着前後の改善点や舌圧検査の数値を具体的に提示していただくことでPAPの効果が伝わりやすいように解説していただきました。
その後にはPAPを成功させるための医科歯科連携の重要性について説明していただき、我々歯科医師側の課題や医科歯科連携をスムーズに行うための流れに関して解説していただきました。
最後には小野先生の上梓された書籍を紹介していただいています。咀嚼・嚥下・構音障害、VF、サルコペニア、摂食機能療法舌口蓋接触様相、RSST、改定水飲みテスト、フードテスト、言語聴覚士
- このプログラムの受講状況
-
- 全体進捗
- 試験結果
-
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。