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精密検査 実践編 (全6回)

ポジション・レストの取り方/プローブの挿入方法、姿勢をくずさず行う精密検査のポジション・レストの取り方について

  • 01.検査を始める前に -ミラーとプローブの持ち方- 01:50

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    ・臼歯部の優しい粘膜排除のしかた
    ・基本のプローブの持ち方
    ・臼歯部のプローブの持ち方

    【おさらい】
    [ミラーの持ち方]
    ・ハンドルの真ん中に中指を添え、人差し指の根元に
     置く。クルクル回せるくらいの軽い力で持つ

    [プローブの持ち方]
    ・基本:中指の爪横をシャンクの根元に軽く添える
    ・臼歯部:指のバランスは変えずに少し長く持つ

  • 02.上顎その1 右上臼歯頬側 03:53

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    ・右上頬側7-4のプロービングのしかた
    ・計測の際の注意点について

    【おさらい】
    [ポジション]
    ・術者ポジション:10時
    ・顔面平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・手首が伸びるように患者さんとの距離をとって行う

    [プローブの持ち方]
    ・持つ指のバランスは変えず、プローブを少し長めに持つ
    ・小臼歯あたりでプローブを基本の持つ位置に変える(中指爪横がシャンクの根元)

    [レスト]
    ・薬指爪先1/3あたりで口腔外にレストを取る
    ・レストはプローブを持つ長さや患者さんの開口量などによって調整する
    ・手首が伸びて、指がバラけない所に適宜レストを移動させる

    [計測]
    ・常に根面とプローブを平行に1mm間隔で計測する(ウォーキングストローク)
    ・コルの部分もしっかり計測する

  • 03.上顎その2 上顎前歯唇側 02:28

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    ・上前歯唇側のプロービングのしかた
    ・計測の際の注意点について

    【おさらい】
    [ポジション]
    ・術者ポジション:11時、やりづらければ12時方向へ移動する
    ・顔面平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・手首が伸びるように患者さんとの距離をとって行う

    [プローブの持ち方]
    ・持つ指のバランスは変えず、基本より少し短めに持つ(中指爪横がプローブの根元)

    [口唇排除]
    ・小臼歯あたりを少し右上に引き上げて口唇を排除する
     右上1番に来たら上唇小帯を避けて口唇を排除する
     左上3番に来たら左上方向にしっかり口唇を排除する
     (左上はしっかり排除することで覗き込み姿勢を防げる)

    [レスト]
    ・指がバラけない所に適宜レストを移動させる
    ・プローブを少し短めに持つことで、隣在歯にレストが取れる

    [計測]
    ・常に根面とプローブを平行に1mm間隔で計測する
    ・歯肉が薄く痛みを感じやすいので、プロービング圧や挿入角度に気をつける

  • 04.上顎その3 左上臼歯頬側 02:28

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    ・左上臼歯のプロービングのしかた
    ・計測の際の注意点について

    【おさらい】
    [ポジション]
    ・術者ポジション:10時
    ・咬合平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:軽く右向き

    [プローブの持ち方]
    ・持つ指のバランスは変えず、基本より少し長めに持つ

    [粘膜排除]
    ・小臼歯:少し右上に引き上げて口唇を排除し直視で行う
    ・大臼歯:ミラー背面で頬を膨らませて歯をミラーに映す
    ★7番にきたら咬筋の内側をしっかり排除すると、プローブに角度をつけられるようになる
    ・頬が硬く広げにくい場合は少し閉じ気味にするとやりやすい

    [レスト]
    ・左下に口腔外レストを取る

    [計測]
    ・常に根面とプローブを平行を意識して1mm間隔で計測する
    ・歯軸に対して25〜30°までプローブを傾けて挿入し、コルの部分を測定する

  • 05.上顎その4 上顎口蓋側 06:13

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    ・上顎口蓋側のプロービングのしかた
    ・計測の際の注意点について

    【おさらい】
    ◾️共通のポイント
    [プローブの持ち方]
    ・持ち方が不自然だと指に力みが生じて、探知力が鈍くなるため
     部位によって持つ長さを変え、綺麗な把持のままで行う

    [計測]
    ・常に根面とプローブを平行を意識する
    ・根面から離さないように1mm間隔で計測する
    ・コルの部分は歯軸に対して25〜30°までプローブを傾けて挿入して測定する

    ◾️左上大臼歯口蓋側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:9〜10時で直視で行う
    ・咬合平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:正面〜軽く左向き(マージンラインが見える位置)
    ・開口量:3指程度

    [ミラーの使用]
    ・ミラーで咬合面を映すように添えておく
    (採光や目盛を読むことができる)

    [プローブの持ち方]
    ・基本形の長さで持つ(中指爪横がシャンクの根元)

    [レスト]
    ・左下の口腔外にレストを取る


    ◾️左上小臼歯口蓋側
    [ポジション]
    ①大臼歯と同じサイドポジションで行う
    ②11〜12時のバックポジションでミラー視で行う

    [プローブの持ち方]
    ・指のバランスは変えずに基本より少し短く持つ(中指爪横がプローブの根元)
    ・バックポジションで行う場合は基本の長さで持つ


    ◾️上前歯口蓋側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:11〜12時へ移動し、ミラー視で行う

    [プローブの持ち方]
    ・基本形の長さで持つ

    [レスト]
    ・隣在歯レスト
    ★1歯行うごとにレストを少しずつ右に動かすと綺麗な把持のままプロービングができる


    ◾️右上小臼歯口蓋側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:10時へ移動し、ミラー視で行う
    ・患者さんのお顔:軽く右向き

    [レスト]
    ①隣在歯レスト
     ★指の腹でベタっと取らず、指先で軽くレストを取る
    ②隣在歯レストがやりづらければ口腔外レスト
     ・お顔にタオルあり:薬指でレストを取る
     ・お顔にタオルなし:小指の上に薬指を置くことでお顔の汚染を防ぐ

    [プローブの持ち方]
    ・隣在歯レストで行う場合は基本より少し短く持つ
    ・口腔外レストで行う場合は基本の長さで持つ


    ◾️右上大臼歯口蓋側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:10時のままミラー視で行う

    [プローブの持ち方]
    ・基本より少し長く持つ

  • 06.下顎その1 下顎舌側 04:48

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    ・下顎舌側のプロービングのしかた
    ・計測の際の注意点について

    【おさらい】
    ◾️共通のポイント
    [プローブの持ち方]
    ・持ち方が不自然だと指に力みが生じて、探知力が鈍くなるため
     部位によって持つ長さを調整し、綺麗な把持のままで行う

    [レスト]
    ・術者の手の大きさや、指の長さ、口腔内に合わせて
     プローブを持つ指のバランスが崩れないところに取る

    [計測]
    ・常に根面とプローブを平行を意識する
    ・根面から離さないように1mm間隔で計測する
    ・コルの部分は歯軸に対して25〜30°までプローブを傾けて挿入して測定する


    ◾️右下臼歯舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:12時で直視で行う
    ・咬合平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:正面〜軽く右向き(マージンラインが見える位置)
    ・開口量:2指強〜3指程度

    [ミラーの使用]
    ・舌を排除する

    [プローブの持ち方]
    ・基本形より少し長めに持つ
    ・やりづらくなってきたら基本の長さ(中指爪横がシャンクの根元)に持ち直す

    [レスト]
    ・右上の対合歯にレストを取る


    ◾️下顎前歯舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:12時で直視またはミラー視で行う
    ・咬合平面:床と平行
          舌側傾斜している場合は顎を下げるとやりやすくなる
          (背板、ヘッドレスト、顎を少し引いてもらうなどで調整する)
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・開口量:2指強〜3指程度

    [プローブの持ち方]
    ・基本の長さで持つ 

    [レスト]
    ・右上の対合歯にレストを取る
    ・左下に入りやりにくくなってきたら隣在歯レストで行う


    ◾️左下臼歯舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:11時あたりで直視で行う
    ・咬合平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・開口量:2指強〜3指程度
    ・患者さんとの距離をしっかりとって行う

    [ミラーの使用]
    ・舌で見えにくい場合はミラー面を歯に向けそっと差し込んで広げ、舌を排除する

    [プローブの持ち方]
    ・基本の長さで持つ
    ・プローブの持ちかたが崩れやすい部位
     プローブを立てすぎないように、ハンドルが第3関節にあるか確認する
    ・大臼歯にきたら少し長めに持ち直す

    [レスト]
    ・前歯部あたりに隣在歯レスト

このプログラムの受講状況
全体進捗
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試験結果

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