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みんプレ限定
2024年12月6日(金) 公開

06.下顎その1 下顎舌側

  • みんなプレミアム限定!
    動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画

    ・下顎舌側のプロービングのしかた
    ・計測の際の注意点について

    【おさらい】
    ◾️共通のポイント
    [プローブの持ち方]
    ・持ち方が不自然だと指に力みが生じて、探知力が鈍くなるため
     部位によって持つ長さを調整し、綺麗な把持のままで行う

    [レスト]
    ・術者の手の大きさや、指の長さ、口腔内に合わせて
     プローブを持つ指のバランスが崩れないところに取る

    [計測]
    ・常に根面とプローブを平行を意識する
    ・根面から離さないように1mm間隔で計測する
    ・コルの部分は歯軸に対して25〜30°までプローブを傾けて挿入して測定する


    ◾️右下臼歯舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:12時で直視で行う
    ・咬合平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:正面〜軽く右向き(マージンラインが見える位置)
    ・開口量:2指強〜3指程度

    [ミラーの使用]
    ・舌を排除する

    [プローブの持ち方]
    ・基本形より少し長めに持つ
    ・やりづらくなってきたら基本の長さ(中指爪横がシャンクの根元)に持ち直す

    [レスト]
    ・右上の対合歯にレストを取る


    ◾️下顎前歯舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:12時で直視またはミラー視で行う
    ・咬合平面:床と平行
          舌側傾斜している場合は顎を下げるとやりやすくなる
          (背板、ヘッドレスト、顎を少し引いてもらうなどで調整する)
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・開口量:2指強〜3指程度

    [プローブの持ち方]
    ・基本の長さで持つ 

    [レスト]
    ・右上の対合歯にレストを取る
    ・左下に入りやりにくくなってきたら隣在歯レストで行う


    ◾️左下臼歯舌側
    [ポジション]
    ・術者ポジション:11時あたりで直視で行う
    ・咬合平面:床と平行
    ・患者さんのお顔:軽く右向き
    ・開口量:2指強〜3指程度
    ・患者さんとの距離をしっかりとって行う

    [ミラーの使用]
    ・舌で見えにくい場合はミラー面を歯に向けそっと差し込んで広げ、舌を排除する

    [プローブの持ち方]
    ・基本の長さで持つ
    ・プローブの持ちかたが崩れやすい部位
     プローブを立てすぎないように、ハンドルが第3関節にあるか確認する
    ・大臼歯にきたら少し長めに持ち直す

    [レスト]
    ・前歯部あたりに隣在歯レスト

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