インプラント周囲軟組織はどこまで分かっているのか? ~基礎研究からインプラント臨床を紐解く~ #1
概要
インプラントの長期安定のために炎症から守るためにはどうすれば良いか悩まれている先生方が多いのではないでしょうか。
この動画では、そのような悩みに長い間インプラント周囲軟組織の研究をされている熱田先生が答えてくださっています。
冒頭では、歯科領域でおこなう治療は本来あった機能を元に戻す再生治療であると述べています。
インプラントも再生治療の一つで、現在は欠損補綴として一般的な治療法となりました。
インプラント治療で懸念されるのはインプラント周囲炎で、脱落を防ぐために炎症の予防が重要です。
そのために、解剖的な軟組織の理解が大切であると熱田先生はおっしゃっています。
インプラント研究の基礎知識では、解剖組織学の概要を述べられています。
口腔粘膜の構造は非常に複雑であり、既に教科書等で学んでいる内容ではあると思いますが、復習になるのではないでしょうか。
さらに各構造の理解を深めることでインプラントの長期的な維持に必ず役立つ講義となっています。
次に、本題であるインプラントの臨床における9つの疑問についての解説です。
冒頭で話されていた内容をより深く学べ、臨床で知っておきたかった、という疑問の答えが見つかります。
インプラントと天然歯の軟組織封鎖では、それぞれを比較しながら構造や働きの違いに触れています。
インプラントの周囲組織が天然歯と似てはいるものの異なる点もあり、治療は簡単ではありません。
そんなインプラントの周囲組織はどのようにできているのかも深く知ることができます。
さらに、多くの先生が疑問に思われるインプラントへのプロービングの必要性はあるのでしょうか。
また、スティップリングは本当に健康な歯肉の指標になるのでしょうか。
その他にも歯槽上繊維装置についてやインプラント上部構造の材料や着脱の可否についても触れています。
動画の中で熱田先生には理解しやすい例えを交えながら解説していただきました。
インプラント治療の成功には、オペなどの技術力はもちろんながら周囲組織の解剖的な仕組みを理解することが大切です。
これからインプラント治療を学ぼうとしている先生や、さらに深く学ぼうとしている先生には有益な内容となっています。
インプラントの長期安定は患者さんの信頼へも繋がります。
今回の動画を見ることで、インプラント周囲軟組織も考慮した治療が自信を持って行えるようになるでしょう。
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