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矯正歯科のトレンド ~カリエールモーション×アライナートリートメント~ #1

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プレミアム 2018年10月11日(木) 公開

矯正歯科のトレンド ~カリエールモーション×アライナートリートメント~ #1

概要

アライナーが主流の現在、従来は叢生量やセファロの上顎前歯の前後位置、Ⅱ級・Ⅲ級のミリ数を基準に診断する流れが中心でした。
しかし臼歯の近心傾斜や歯列狭窄、臼歯の近心回転などが背景にある症例では、まず臼歯位の是正を優先します。
 
▼診断の転換点
2002年の報告では、咬合時に5番と6番の隣接面接触が強いほど長期的に前歯の叢生が生じやすい示唆があります。
臼歯を咬合平面に直角へアップライトすることで、隣接面にかかる力を減らし、長期安定に寄与すると考えます。
 
▼治療戦略の選択
症例によりサジタリウスファースト、あるいはトランスファーストを選びます。
提示症例は成人女性の強い叢生で、セファロ上は前突が乏しく前後関係を維持して整列を目標とします。下顎は臼歯の近心傾斜と狭窄、上顎は臼歯の近心回転と狭窄が所見です。
 
▼症例1:成人女性・叢生
成人の拡大は歯の傾斜が生じやすいため、必要時のみスクリュー補助を検討します。本症例は7の拡大量を抑え、倒れた歯冠のみをアライナーでアップライトする計画としました。歯肉・骨量を考慮しつつ初回は約33ステージで進め、途中経過で再スキャンとリファインメントを実施します。
傾斜残存部の修正に加え、付着や歯肉高、犬歯形態の整えも行います。最終的に前歯を唇側へフレアさせず整列し、上顎は遠心回転と頬側アップライトで改善します。
 
本編では、抜歯判断の前に臼歯位へ先行アプローチする思考と、アライナーでの具体的な進め方を解説します。


こちらの動画は2018年6月21日に開催されたDoctorbook academy 1DAYセミナー「矯正歯科のスペシャリストによる1Dayセミナー ~矯正歯科のトレンド~」を映像化したものです。ぜひシリーズでご覧ください。

《第一部》
矯正歯科のトレンド カリエールシステムSAGITTAL FIRSTの優位性(螺良 典秀先生)
《第二部》
リンガル矯正や抜歯症例におけるカリエールモーションの有用性(奥田 薫之先生)
《第三部》
矯正歯科のトレンド ~カリエールモーション×アライナートリートメント~(賀久 浩生先生)

 #アライナー矯正 #臼歯アップライト #近心回転
#歯列狭窄 #抜歯判断 #ミニスクリュー #クリンチェック

講師紹介

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