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【Education Library】スケーリング基本操作 前歯部編


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概要

スケーラーの基本操作について解説した動画です。
歯肉がデリケートな前歯は、歯石の付着しやすい部位でもあります。
基本操作を確認することで、患者さんに快適な施術が行えるスケーラー操作を
動画を通じて学ぶことができます。

動画内容


1.グレーシーキュレットについて
2.スケーラーの持ち方
3.スケーラーの動かし方
4.固定の取り方
5.部位ごとの操作方法

詳細


スケーリングの定義について


スケーリングとは


まず最初に「スケーリング」の定義について、スケーリングの定義は、歯肉縁上において歯の臨床的歯冠部から付着物を除去することであり、歯肉縁下においては、根面からプラークと歯石を除去することをいいます。

ルートプレーニングとは


軟化したセメント質を除去し、根面を平滑にすることをいいます。

今回の動画では、根面についた歯石やプラークを除去する内容について解説をしていきます。

1.グレーシーキュレットについて


前歯部で使用するグレーシーキュレットは1/2、3/4、5/6のスケーラーを使用します。
グレーキュレットの特徴は、刃部には先端のへ片側のみに刃がついていることです。

1−1先端部分の名称


 先端:刃部
 1番目の屈曲:第一シャンク
 2番目の屈曲:第二シャンクと呼ばれています。

2.スケーラーの持ち方


 歯石除去は技術的に歯石が取れることは大切ですが、正しい持ち方をして操作をすることも大切なポイントになります。

2−1執筆状変法


 第1指(親指)と第2指(人差し指)でスケーラーを把持します。
 第2指は指の先端から2番目の関節を曲げた状態で保つ。
 第3指を第2指の先、どう即の頸部付近におく。
 鉛筆を持つような持ち方ですが、ポイントは、第1指は、第2指と第3指の中央付近におき、
 三角形を作るように指を位置させます。
 そして、把柄部は第1指の付け根まで落とさないことがポイントです。

3.スケーラーの動かし方


 スケーラーの動かし方には3種類の動かし方があります。
 ①前腕回転運動:肘から腕を動かして操作を行う方法
 ②手指屈伸運動:指の関節運動で操作を行う方法
 ③手根関節運動:手首を視点とし、上下に動かして操作を行う方法

4.固定の取り方


4-1正しい固定の取り方


 固定は、ほとんどの場合は、第4指(薬指)で固定を行います。
 固定の位置は、施術歯、臨在歯の切縁、または咬合面におくことが一般的です。

4-2誤った固定の取り方


 固定指が横に倒れている状態での固定は、スケーラーも横に倒れてしまい、
 刃部も歯面に対しての角度が狭くなることから、
 固定指が横に倒れないようにおくことを意識してください。

4-3固定のポイント


 固定指は切縁に置き、固定指を起こすことで適正な角度を確保することができます。
 普段の臨床で、歯石が取りにくかったり、スケーラーの先端が歯にあたっていないように感じている方は、
 固定が倒れている場合もありますので、一度、固定の取り方を見直してみてください。

5.部位ごとの操作方法


 まず、持ち方、動かし方、固定の取り方を理解した上で、操作を行います。

5-1下顎前歯部


 下顎前歯に関してはほとんどの操作が12時のポジションから操作をすることができます。
 下顎前歯舌 側部分は、12時のポジションから操作を行い、左手でミラーを持ち、
 ミラーは舌の排除、鏡視、ライティングの目的があります。
 右手にスケーラーを持ち、固定を臨在歯の切縁に取り、操作を行っていきます。
 前腕回転運動または、手指屈伸運動の操作を行います。

5-2スケーラー操作の注意点


※スケーラーの挿入角度について
 グレーシーキュレットは、刃部の先端片側のみに刃がついていますので、
 挿入時は0度挿入を行い、ポケット内にスムーズに挿入しましょう。
 0度挿入を行うことで、歯肉を傷つけることなく操作をすることが可能になります。
※刃部の角度を意識する
 刃部の先端1〜2mmを歯頸部に適合させ、刃部が歯面から離れないように操作を行います。
 刃部が歯肉の方向へ向いていると、歯肉を傷つけてしまいますので、
 常に歯頸部に添わせながら操作を行います。
 そのために、把持している第1指(親指)と第2指(人差し指)を少しづつ回転させながら、
 1〜2mmのストロークで歯頸線に沿って隣接面へ移動をさせるよう操作を行います。
 歯の表面は湾曲しているので、湾曲に沿わせて操作をしていくイメージです。
 指で少しづつ回転させ、刃部が歯面から離れないように操作を行いましょう。

5-3下顎前歯唇側(右側遠心、左側近心)


 すべての操作を12時のポジションから操作をすることができますが、
 下顎前歯唇側(右側遠心、左側近心)は、余計な力をかけることなく、
 操作を行えるのが、8時のポジションです。
 通常、12時の位置からの操作では、側方圧をかけて操作を行いますが、
 8時のポジションからだと余計な力をかけることなく、操作がスムーズに行えます。
 普段、12時のポジションからの操作で、歯石の取り残しが目立つ場合は、
 8時のポジションを試してみてください。

5-4上顎前歯


 上顎の前歯は11時〜12時のポジションから操作を行います。
 操作方法は、前腕回転運動、または、手指屈伸運動の操作で行います。
 左手でミラーを持ち、口唇の排除を行います。右手でスケーラーを持ち、固定は臨在歯の切縁にとります。
 前歯口蓋側(左上)は、13時の位置から直視で 操作をすることもできますが、
 できるだけ鏡視で施術できるように練習することで姿勢を保つことが可能になります。
 拡大鏡を使用する場合は、どの部位も鏡視での施術になりますので、練習をしておくとよいでしょう。
 前歯口蓋側(右上)は、8時のポジションから操作を行います。
 右上口蓋側は、直視で施術を行うことができるが、こちらも鏡視での施術を練習するとよいでしょう。
 左手でミラーを持ち、頬粘膜を排除し、右手でスケーラーを持ち、固定は臨在歯の切縁に置いて操作を行います。

まとめ


 スケーラー操作でのポイントとして、固定を適切に取ることです。
 固定は、切縁におき、固定指を起こすことで適正な角度を確保することができます。
 スケーラーの挿入は0度挿入をおこない、ゆっくりおこして操作を行いましょう。
 スケーラーの動かし方として、刃部の先端1〜2mmを歯頸部に適合させ、
 刃部が歯面から離れないように操作を行うことで歯肉を傷つけることなく操作をすることが可能になります。



DHマネジメント協会 公式サイト

動画再生回数

1,691回

講師

  • 塚本 千草 塚本 千草 先生

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